配信日時 2019/10/28 11:50

【日本軍はこんな兵器で戦った】こんな内容です

----------------------------------

おはようございます、エンリケです。

荒木肇さんの新刊
『日本軍はこんな兵器で戦った─国産小火器の開発と用兵思想』を

4日間限定で著者サインが
手に入るのは
10月30日(水)までの予定です
↓↓↓
http://okigunnji.com/url/57/
※上記申込フォームはすべて SSL 暗号化通信セキュリティー対応。 

----------------------------------

この本を書いた荒木さんのことはすでに毎週の連載で
ご存じでしょうが、あらためてご紹介します。


荒木  肇(あらき・はじめ)

1951年東京生まれ。横浜国立大学教育学部卒業、同大学院修士課
程修了。専攻は日本近代教育史。日露戦後の社会と教育改革、大
正期の学校教育と陸海軍教育、主に陸軍と学校、社会との関係の
研究を行なう。2001年には陸上幕僚長感謝状を受ける。年間を通
して、自衛隊部隊、機関、学校などで講演、講話を行なっている。

著書に『教育改革Q&A(共著)』(パテント社)、『静かに語
れ歴史教育』『日本人はどのようにして軍隊をつくったのか-安
全保障と技術の近代史』(出窓社)、『現代(いま)がわかる-
学習版現代用語の基礎知識(共著)』(自由国民社)、『自衛隊
という学校』『続自衛隊という学校』『子どもに嫌われる先生』
『指揮官は語る』『自衛隊就職ガイド』『学校で教えない自衛隊』
『学校で教えない日本陸軍と自衛隊』『東日本大震災と自衛隊─
自衛隊は、なぜ頑張れたか?』『あなたの習った日本史はもう古
い!』『脚気と軍隊─陸海軍医団の対立』(並木書房)がある。


先生の本業は教師です。
本業の余暇を使って軍事研究を続けてこられた、
在野の軍事研究者です。

書かれる読みものの面白いこと、
該博で有機的な「使える軍事知識」には圧倒的なものがあります。

こんかいは、
この新刊本の内容をご案内します


-----------------------
目 次


はじめに 1


第1章 幕末・維新の小銃 15

画期的な雷管式ゲベール銃/前装式滑腔銃の限界/施条(ライフ
リング)の発見/球形から椎の実型の弾丸へ/長州藩に「ミニエ
ー銃」を売った英国商人グラバー/福澤諭吉の「雷銃操法」/銃
隊操練はまず姿勢の矯正から/銃を持って行動するのは特異技能
だった/エンピール銃(エンフィールド・ライフル)/ミニエー
銃の射撃訓練/連発式の後装ライフル「スペンサー銃」/余剰武
器の購入/ボルトアクションの登場─プロイセンのドライゼ銃/
フランスのシャスポー・ライフル/金属製薬莢の登場


第2章 日本兵は国産小銃で戦った 49

村田銃 49

西南戦争─弾薬の消耗と銃器の損傷/フランス製シャスポー銃の
改造/最初の国産小銃「十三年式村田銃」/日本兵に合うよう軽
量化された「十八年式村田銃」/近代国民国家と村田銃/複雑な
小銃の設計/無煙火薬の誕生/小口径連発小銃の採用/短期間で
開発された「二十二年式村田連発銃」/村田連発銃の複雑な装填
システム

有坂「三十年式歩兵銃」75

日露戦争を戦い抜いた「三十年式歩兵銃」/三十年式は「不殺銃」
という批判/欠かせない小銃の手入れ/銃剣と着剣時の全長/白
兵戦のために長くしたという嘘

三八式歩兵銃 88

日本軍の兵器は後れていたか?/大東亜戦争を戦い抜いた名銃
「三八式歩兵銃」/弾倉の改良/ボルト・アクションの操作と連
発/外貨を稼いだ三八式歩兵銃/諸外国にも送られた三八式歩兵
銃/蛋形弾から尖頭弾へ

日本騎兵─三八式・四四式騎銃 106

軍馬と騎乗する軍人/三八式騎銃/四四式騎銃/素晴らしい銃と
騎兵の黄昏

九九式小銃 116

六・五ミリから七・七ミリ口径へ/強い反動に悩んだ九九式小銃/
互換性のない同口径弾/戦時生産品


第3章 戦場の主役となった機関銃 127

空冷ホチキス機関砲と三八式機関銃 127

空冷式か水冷式か?/うまく動かなかった水冷「馬式機関砲」/
空冷「保式機関砲」の採用/機関砲の初陣─日露戦争南山の戦い/
射撃姿勢が高かった悲劇/三八式機関銃

三年式重機関銃の開発 138

機関銃は戦場で頼りになった/大きく外観も変わった三年式/連
発できる狙撃銃/「貧国弱兵」/輸出もされた機関銃

独自性が光る十一年式軽機関銃 151

携帯容易な軽い機関銃/ドイツ軍も大急ぎで軽機関銃を開発/第
一次世界大戦から日本陸軍は何を学んだか?/日露射撃成績の比
は四一九対一〇三七/浸透戦術と分隊戦闘という新しい流れ/十
一年式軽機関銃の最初の教育は「故障排除」/同じように混乱し
た列国

傑作といわれた九六式軽機関銃 167

軽機関銃の完成品「チェコ製ZB30」/軽機関銃が火力戦闘の中
心になる/新しい『歩兵操典草案』/九六式軽機関銃の特徴/射
撃と弾薬運搬

活躍した九二式重機関銃 181

機関銃と専用実包を同時に開発/弾薬の互換性がなかった/都会
師団の兵士は弱兵か?/戦場の九二式重機関銃

七・七ミリの九九式軽機関銃 190

軽機関銃手はエリートだった/拡大する支那事変と国力を超えた
動員/「国防の台所観」/開戦一年半後の実態/戦う日本兵の実
像/硫黄島の戦い(一九四五年二月~三月)/沖縄の戦い(一九
四五年三月~六月)


第4章 不足する国産軍用拳銃 207

戦闘のわき役 207

熊本城の焼け跡から出土した拳銃/拳銃の基礎知識/日本陸海軍
が採用した「S&W拳銃」

騎兵装備用の国産第一号拳銃 214

無煙火薬を使ったリボルバー「二六年式拳銃」/口径九ミリの実
包/兵器工業の端境期

輸出を考えた拳銃 220

将校は自前で拳銃を用意した/自動拳銃の仕組み/南部がつくっ
た軍用自動拳銃/南部式自動拳銃の構造と特徴/南部の願い/南
部式大型拳銃実包の評価/七ミリ実包の南部式小型拳銃

十四年式・九四式拳銃 230

リボルバーかセミ・オートか?/大きかった十四年式拳銃/打撃
力不足の弾薬/拳銃は主武装ではなかった/米軍に酷評された
「九四式拳銃」/廉価な国産拳銃開発の内幕/優れた九四式拳銃
のメカニズム/偏見に満ちた米軍の悪評価/足りない国産拳銃


第5章 手榴弾・擲弾筒 244

十年式擲弾筒と手榴弾 244

ドイツに宣戦布告/陸軍技術本部と陸軍科学研究所の発足/陸軍
技術本部の兵器研究方針/日露戦争型手榴弾/手榴弾の使い方と
教育法/擲弾銃の挫折/十年式擲弾筒と十年式手榴弾/十年式擲
弾筒の発射の手順と運搬

小さな迫撃砲「八九式重擲弾筒」259

曲射歩兵砲を小型化せよ/八八式榴弾を撃つ八九式重擲弾筒/八
九式重擲弾筒の要目/八九式重擲弾筒のつるべ撃ち/戦場の八九
式重擲弾筒


おわりに 268
主な参考・引用文献 272
資料 陸上自衛隊駐屯地資料館 275

----------------------

こう書くと、骨ばかりで身のない焼き魚のようでなんとも味気な
いですw、特に本作ではそう感じさせられます。

なんといっても、
本文につまっている有機的な知識の数々が
反映されませんからね。

でも目次だから仕方ありません、、、


細かい事実技術の詳細をなぜここまで書いているのだろう?
疑問に思う人もいるかもしれません。

例えば弾薬の詳細が事細かに書かれているところがあります。
なぜここまで細かい内容が歴史よみものにいるんだろう?
と思いますが、これを誰が使っていたんだろうか?
と視座を変えると疑問は氷塊するんです。


実際に武器を使う兵士たちが何に困ったのか?
どこに頼もしさを覚えたのか?
どこが良かったのか?
どこが悪かったのか?
を正確に把握・想像すること、しようとする姿勢。

これがあって初めてその後の武器兵器技術が進歩・進化した核に
あるものがつかめるんですね。

現場で実際に武器を使った人が気になること困る事は、
むかしが舞台のばあい、話を直接聞けませんよね。
だから、自分の側で、当時の様相を当時の人に寄り添って
理解・把握・創造する姿勢が不可欠なんです。

そのとき、
こうゆう細かい技術の知識がないと、
当時の様相の理解・把握・想像が妥当にできないんです。


言葉を変えると、武器技術の細かい知識・事実・常識の積み重ね
により、その武器が歴史のなかでどういう位置にあったか?
の座標が打てるようになるんですね。

それにより、歴史の歩みの中で、ある武器が、なにをきっかけに
どのように変わり、どこがどのように進化したのか?が見えるよ
うになる、という事でもあります。


科学的な姿勢とは、こういうことかもしれません。


歴史に残された小さな現実事実を発掘発見することの積み重ねか
らしか、この姿勢は生まれないでしょうし、培われることもない
のかもしれません。

古今東西、陸の軍事技術、兵器、戦術、戦争、国防理解のすべて
はそこから始まるのではないか?

とさえ思いました、、、



今回は申し訳ないのですが、

受付期間がすごく短いです

2019年10月27日20時~2019年10月30日23時締切。(水曜日)

受付期間が3日ほどしかないので、
申込みは今すぐどうぞ。

-----------------------------------------------------------
『日本軍はこんな兵器で戦った─国産小火器の開発と用兵思想』
  荒木肇(著)

  著者サイン本 数量限定⇒残り 31冊

    帝国陸軍の小火器がいかに開発され、いかに使われたか?
   を詳細に解説。わが小火器開発・生産・進化のものがたり

     近代日本の工業技術の歩みもあわせてたどれ、
      先人の苦闘の歴史を知り、
       いまに感謝できる素材を提供してくれる本

      将校、国際政治研究者、軍事ファン、物書き、
        歴史の先生は必読


●帝国陸軍はいかに小火器を開発し、生産し、いかに使っていた
 のか?小火器をどう見ていたのか?の実相を正確に把握できま
 す。
 
●小火器の解説を通じて見えてくるのは、国の工業力、技術力、
 国民の知的能力、軍の兵站能力といった「国防力」なんです。
 帝国陸軍の小火器解説を通して、当時のわが国の姿が浮かび
 上がってきます。
 
●陸幕長表彰を受けた経験も持ち、「荒木先生の本だから信用で
 きます」とまでいわせる、長きにわたる在野での軍事研究の経
 歴が、信頼できるディテールの表現を可能にしました。

●信頼できる著者の手にかかると、兵器の仕組みやスペック、
 軍制史といったつかみどころのないテーマも面白い読み物と
 化します。まさに陸軍小火器史の名に値する内容といってよ
 いでしょう。

●陸自には兵器や武器を展示している資料館が各地の駐屯地に
 あります。本著巻末には全国各地の資料館のガイドがあり、
 想像以上に使えます。次の休みは本著片手に、あの駐屯地資料
 館に行ってはいかがでしょう?

●「なぜ?」 陸軍はこの小火器を開発したのか?
 「どのように?」 陸軍はこの小火器を生産したのか?
 「どれだけ?」 陸軍はこの小火器を生産したのか?
 「何のために?」 陸軍はこの小火器に着目したのか?

  という疑問に応えてくれます。

●巻末の「参考文献」が充実しており、良きブックガイドとして、
 次のステップに向かうあなたの最適のナビゲーターになるでし
 ょう。軍事技術の分野でこの種の「信頼できる「ブックリスト」
 が手に入る機会はそんなに多くありません。


 
▼この本を読みたい方は、コチラからお申込み下さい

 → http://okigunnji.com/url/57/
 
※上記申込フォームはすべて SSL 暗号化通信セキュリティー対応。 
 
 
■このメルマガ読者限定の特別予約参加価格 1760円(税込) 
 
■2019年10月27日20時~2019年10月30日23時締切。(日曜日) 
 
 
特典1:何冊でも送料無料
 
特典2:著者直筆のサイン本(貴重です)
 
特典3:振込手数料は無料(同封の振込用紙でカンタン後払い)
 
特典4:サイン本頒布は数量限定
 
特典5:予約した方にのみ、荒木さんの既刊本を優先ご紹介


--------------------------------------------------------------- 

知り合いやご友人へのプレゼントにも最適です。
ご参加お待ちしています!




↓↓↓
http://okigunnji.com/url/57/
※上記申込フォームはすべて SSL 暗号化通信セキュリティー対応。 
※残り3日です


エンリケ


追伸


↓ ↓ ↓
http://okigunnji.com/url/57/
※上記申込フォームはすべて SSL 暗号化通信セキュリティー対応。 
※あと3日