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ライターの平藤清刀です。陸自を満期除隊した即応予備自衛官で
もあります。
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上田さんの最新刊
『武器になる情報分析力』
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こんにちは、エンリケです。
上田さんの新刊が、講談社から明日出ます。
ぜひ手に取ってください。
詳細は以下でどうぞ。
中野学校成功の最大の要因は、
日本中の最優秀人材を総取りできる仕組みが
帝国陸海軍にあったため
というはなしを聞いたことがありますが、
確かにそうだと思いますね。
実に、実に興味深い話が続きます、、、
さっそくどうぞ。
エンリケ
ご意見・ご感想はコチラから
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わが国の情報史(42)
秘密戦と陸軍中野学校(その4)
陸軍中野学校の教育の特色
インテリジェンス研究家・上田篤盛(あつもり)
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□はじめに
明日(10月16日)からいよいよ拙著『未来予測入門』(講
談社現代新書)が発売となります。本書は5つの章からなり、第
1章「未来予測とは何か」、第2章「情報分析とは何か」、第3
章「未来予測のための情報分析ツール」、そして第4章から第6
章までは「未来予測ケーススタディ」です。
第3章では、未来予測のための個人モデルを紹介しています。
これは、インテリジェンス・サイクルのCIAモデルなどを基に
編み出したオリジナルであり、(1)問いの設定、(2)枠組みの設定、
(3)収集&整理、(4)現状分析&未来予測、(5)戦略判断の5つから
なります。
そして、これら各段階に対応する必要な思考法&分析手法として、
(1)問いの再設定、(2)アウトサイド・イン思考&フレームワーク
分析、(3)システム思考、(4)クロノロジー(年表)分析、(5)マト
リックス分析、(6)アナロジー思考、(7)ブレーンストーミング&
マインドマップ、(8)四つの仮説案出、(9)シナリオ・プランニン
グを特出して、それぞれを解説しています。
第4章から第6章では、それぞれ「将来有望な職種・スキルと
は」「未来のベストセラーを特定せよ」「2030年の暮らし方・
働き方を予測する」と題し、上記の9つの手法を使ったケースス
タディを試みています。
ここでは、防衛省情報分析官を退職した私が、我が子供たちに
分析手法を教えるという会話スタイルを採用しました。子供たち
の疑問や質問に対し、筆者が分析手法を伝授しながらその疑問を
解消し、答えに導いていくというものです。
実は、ここに登場する子供たちは私の実在する三人の娘をモデ
ルにしています。娘たちに父親としてどんな助言が適切か、脳漿
を絞ったといっても過言ではありません。
編集長やライターの協力を得て、これまでにない味わいの作品
に仕上がったと自負しています。お読みいただければ嬉しいです。
『未来予測入門』(講談社現代新書)
https://www.amazon.co.jp/dp/4065145805
さて、前回は陸軍中野学校の教育内容を理解するため、第1期
生の教育課目を紹介しました。今回はその続きで、教育課目から
見る教育の特色などについて考えてみたいと思います。
▼印象教育の重視
第1期生の教育課目表をざっと眺めて感じることは「1年間程
度の期間のなかで、よくもこれだけ多くの教育課目を組んでいる
な!」ということである。
筆者は陸上自衛官時代に約1年間の情報課程を履修し、また同
課程の課程主任にも就いたことがある。こうした経験から察する
に、学生は次から次へと与えられる教育課目についていくのが精
一杯で、おそらく履修した内容を定着させる余裕はなかったと思
う。いわゆる“消化不良”を起こしていたのではなかろうか?
たとえば実科では秘密通信、写真術、変装術、開緘術、開錠術
といった秘密戦遂行のための課目が組まれているが、実科に与え
られた総配当時間は118時間であったとされる(『陸軍中野学
校のすべて』の17頁掲載の1期生の教育実施予定表)。
便宜上、総配当時間を単純に5等分すれば(5課目に割る)、
各課目の授業時数は20時間強となる。これでは封書を開ける開
緘術、錠を開ける開錠術などを修得することは不可能であったろ
う。
ようするに「へえ~、こういう技術もあるんだ!」という体験
をさせることが趣旨であったと思われる。つまり、「このような
技術が必要な実際場面に出くわすかどうかはわかないが、仮に出
くわしたならば、ここでの教育を思い出し、自らの工夫と技術研
鑽で乗り越えよ!」という趣旨であったろう。
あるいは、相手側がこうした技術を持っていることを意識させ、
自らの諜報、謀略などの活動に対する防諜観念を高めさせる狙い
があったとみられる。
つまり実用性というよりも印象教育を重視したのだと思われる。
▼科学化を意識した教育
印象教育の重視とはいうものの「諜報、謀略の科学化」を目指
した中野学校ならではの教育方針を垣間見ることはできる。
特殊爆薬、偽造紙幣、秘密カメラ、盗聴用器などの教育につい
ては、当時、謀略器材の研究にあたっていた秘密戦研究所(登戸
研究所)の協力を得て実施された。
同研究所は第1次世界大戦において、航空機兵器や化学兵器
(毒ガス)という近代兵器が登場したことなどから、各国は科学・
技術を重要視した軍事的政策をとるようになった。わが国も、こ
れに後れてはならないとして触発され、1927年4月に研究所
を創設した。
つまり「諜報、謀略の科学化」の大きな目的の一つが、近代兵
器の開発と、それに対応する秘密戦士の育成というわけである。
また、一般教養基礎学においては統計学、心理学、気象学とい
った課目が教えられた。統計学に8時間、心理学に5時間が配当
された(前掲『陸軍中野学校のすべて』)。
もちろん十分な授業時数ではないが、それでも、終戦後に出光
石油に勤務した1期生の牧沢義夫氏は、中野学校の教育で実務に
役立ったのは統計学と資源調査のリサーチ法であったと語ってい
る(斉藤充功『証言 陸軍中野学校 卒業生たちの追憶』)。こ
うした課目も基礎教育としての価値は十分にあったとみられる。
筆者は退職後、情報分析官としての必要な知識、技能および資
質を養成する上で何が重要かと時々回想することがあるが、統計
学、心理学、さらには(中野学校の教育課目にはなかったが)哲
学の素養が重要であるとの考えに至った。
たとえば、ビジネスにおけるデータ分析などの本や論文などを
読んでいると「ベイズの定理(条件付き確率)」といった言葉が
よく出てくる。これは統計学を学んだ者にとっては常識であるよ
うだが、かつての私の現職時代を振り返っても、この定理が話題
になったような記憶はほとんどない。
「ベイズの定理」とは「ある事象が起こったという条件のもとで
の事象が起きる確率」のことである。たとえば最初に、(1)X国が
Y国を攻撃する(10%)、(2)X国はY国を攻撃しない(90%)
の2つの仮説とその確率を立てたとする。そののちに、Y国指導
者が「ミサイル実験は中止する」と発言したとすれば、最初の仮
説を適度に見直す必要がある。
ここでは詳しい説明は回避するが、人間はあとで生じた情報、
すなわち「ミサイル実験は中止する」を過度に重視して、最初の
事前確率(10%、90%)を無視して、最初の仮説の確率を大
幅に引き上げたり、引き下げたりする。
そうした心理的バイアスを排除して、冷静な分析を可能にする
のが「ベイズの定理」である。
現状分析や未来予測において、データやインフォメーションか
らインテリジェンスを生成するためには定量的な分析が欠かせな
い。しかし、しばしば定性的な分析にとどまることの一つの原因
としては、統計学の素養がないことがあげられよう。
中野学校において、どのような統計学の授業が行なわれたかは
定かではないが、たとえ授業時数が不十分であったとしても、か
かる課目の重要性をしっかりと認識していた点については、情報
教育に対する視野の広さを感じるし、今日の情報教育を実施する
うえでの大いなる参考になる。
▼ユニークな教育で危機回避能力の向上
1期生の術課においては、自動車学校、通信学校、工兵学校、
飛行学校などへ行って、無線の操作、自動車や飛行機の操縦練習
などを行なったようである。もちろん、わずかな教育時間で飛行
機が自由自在に操縦できるなどありえないことであるが、これら
は、何らかの想定外の事態が発生した場合の危機回避法の修得が
狙いであったのであろう。
さらにユニークな教育として今も語り伝えられているのが、甲
賀流忍術14世名人の藤田西湖氏による忍術教育である。この教
育は今日もさまざまな形で、おもしろおかしく取り上げられ、し
かも脚色されている。このことが、中野卒業生が“スーパー忍者”
であったかのような誤情報の伝播原因ともなっている。
忍術教育には8時間(3回)の授業時数が配当され、藤田によ
る講義と実演のみであり、学生の実習はなかったようである。藤
田は節(ふし)を抜いたタケをもって水中にもぐりひそむ法、腕
や足の関節をはずしてワナを抜ける法、音をたてずに歩いたり階
段を上がったりする法、壁や天井をはい回る術などを、みずから
実践してみせてくれたという(畠山清行『秘録陸軍中野学校』)。
忍術といえば、いかさま“インチキ手品”のようにも受け捉ら
れかねないが、捏造的な実演が展示されたわけでもない。藤田は
「犬の鳴き声をするとメス犬が吠える」と言って、犬の鳴き声を
実演したが、なかなか思うような状況にはならなかったようである。
藤田によれば次のように忍術と情報活動との関係を説明している。
「忍術は常にいつの時代においても行なわれており、忍術という
ものの行なわれない時は一日としてない、ことに現代のごとく生
存競争の活舞台が層一層の激甚を加える時、人事百般、あらゆる
ことに、あらゆる機会においてこの忍術は行なわれ、忍術の行な
われない社会はない。
ただ忍術という名前において行なわれないだけである。忍術と
いうものはかつての軍事偵察、今日でいう間諜の術=スパイ術で
ある。このスパイ、間諜というものは、いつの時代においても盛
んに活躍していたもので、今日支那事変や大東亜戦争が起こると、
世界各国の種々なる間諜、スパイが一層活躍しているのである」
(藤田西湖『忍術からスパイ戦争』。現代仮名遣いに改め)
忍者は飛鳥時代にすでに発祥したといわれ、中野学校の精神教
育の理想像とされた楠木正成も忍者のルーツである。忍者は時代
を問わずずっと“日陰者”として主君に誠を誓い、主君の窮地を
しばしば救った。そうした忍者に関する講義を通じて、学生に危
機を回避するうえでの伝統的な知恵を授けると同時に、国家に対
する愛国心を涵養する狙いがあったのであろう。
「諜者は死なず」という短句が象徴するとおり、「秘密戦士は任
務完遂するまで、たとえ捕虜になろうとも、片眼、片腕、片脚を
失っても情報伝達のために帰ってこい、死んではならない」と教
育された。自動車学校などにおける操縦訓練や忍術教育は、この
ような秘密戦士の特性に鑑みた危機回避法や生存自活法が狙いで
あったといえるだろう。
さらにユニークな教育としては、前科十何犯かという有名な掏
摸(すり)を招いての実演や、偽編術(ぎへんじゅつ、変装術の
ことをこう呼んだ)の講師としてめったにお目にかかれないよう
な絶世の美人になりきった新派の元女形も登場したようである。
これらも、実際の掏摸や元女形から情報の窃取や変装の技術を
学ぶというよりも、情報や諜報活動上の保全の重要性、あるいは
先入観で物事を見たりすることの危険性、平素の観察力のいいか
げんさ、などを感覚・知覚的に理解させる印象教育が狙いであっ
たであろう。
中野学校の前身である後方勤務要員養成所の所長、秋草俊は
「万物これ悉(ことごと)く我が師なり」を教育哲理としていた
ようである。「秘密戦士にとって役立つと思えば、教育は形式に
とらわれるべきではない。学生が自由な発想で秘密戦士にとって
何が必要であるかの答え見つけ出すことが重要なのだ。教官はそ
の手伝いをしているに過ぎないのだ」というような、当時の秋草
の語り口さえ想像できる。
▼自主と創意工夫を重視
教育内容の主軸となる諜報、謀略、防諜、宣伝については、中
野学校職員による諸外国の実例についての講義が主体であったよ
うであるが、これに加えて参謀本部の謀略課(第8課)などから
部外講師が私服に着替えて来校して、授業を行なっていたようで
ある。
1期生の日下部一郎氏の著書『陸軍中野学校 実録』には以下
の件がある。
「講義もまた型破りであった。教科書がない。教材がない。も
ちろん、一貫した教育方針や指導基準があるわけではなかった。
講義は、各教官の思いどおりに、自由な形で行われた。
わが国の戦国時代や、中国の戦史や、日清、日露その他の戦史
の中から、秘密戦に関する記録を収集したり、海外武官による各
国の視察報告をまとめたりして、教材をしだいに作っていく状態
であった。」
つまり、当初の教育は手探り状態であり、それゆえに型にはま
らない、自由発想と創意工夫が重んじられたとみられる。また教
官は学生と一体となって秘密戦という未開拓の分野を共同研究し
たようである。教官は学生と共に考え、教え合うことで成長する
のである。
1期生は借家居住といういわゆる寺子屋式のなかで共同生活を
した。また教育管理はおおらかであり、余暇には外出時間の制限
もなかったという。こうした自由闊達の雰囲気のなかで、学生は
自主自律の精神を陶冶したのであろう。
話は脇道にそれるが、筆者が所属した陸上自衛隊調査学校や
同小平学校では学生に対して「24:00帰校」というルールと
いうものがあった。夜中の12時までに学校の警衛所を通過して
帰校しなければならないとうものである(現在、存続しているか
どうかわからない)。
すでに就寝している学生もいるし、どやどやと音を立てて学生
舎に帰ってきても困る、外出している学生自身も明日の授業に差
し障りがあるという、学校上層部の判断であったように思う。
時代やおかれた環境が違うといえばそれまでであるが、自律心
という点ではまことに情けないといわざるを得ない。
▼明石大佐を模範とする理想像の追求
前出の日下部は、「学生たちにもっとも深い感銘を与えたのは、
日露戦争における明石元二郎大佐の活躍であった」として、以下
のように述べる。
「中野学校の錬成要綱の一つに、『外なる天業恢弘(てんぎょう
かいこう、筆者注:天皇の事業を世に推しひろめるという意味)
の範を明石大佐にとる』という言葉があった。中野学校の目的は、
単なる秘密戦士の養成ではなく、神の意志に基づいて、世界人類
の平和を確立するという大きいものであり、そしてその模範とす
べきは明石大佐である、という意味だ。実際に、明石大佐の報告
書と『革命のしおり』という標題のつけられた大佐の諜報活動記
録は教材に用いられ、それによって、学生たちは大いに鍛えぬか
れたのである。以下略)」
つまり、教科書や教材が不十分であって教育方針も固まらない
なかで、教育の理想像とされたのが、日露戦争の明石大佐であっ
た。明石大佐の活躍については、本シリーズ「わが国の情報史」
では、たびたび触れているが、ここでもう一度簡単におさらいを
しておこう。
明石大佐は、1904年の日露戦争の開戦前から駐露公使館付
武官をつとめ、開戦とともにスウェーデンのストックホルムに根
拠を移し、欧州各地に縦横に動き回り、対ロシア政治工作に従事
した。
上述の報告書とは、明石大佐が帰国して1906年に参謀本部
に出された『明石復命書』のことであり、明石自身がこれに『落
花流水』と題をつけたとされている。また『革命のしおり』とは、
この報告書を参謀本部の倉庫から探し出し、秋草、福本、伊藤の
三教官が徹夜で謄写版刷りの教材にまとめあげたものとされる。
今日『落花流水』は一般書籍にも収録されている。この記述内
容から、公刊資料を活用しての任国の政治情勢、民情、敵対勢力
や友好勢力に関わる分析手法、現地における協力者との接触要領、
革命・扇動の準備工作や留意点などの教育が中野学校で行なわれ
たとみられる。
1940年10月の乙I長(2期生)の卒業式には東条英機陸
軍大臣が出席し、席上、首席学生は明石大佐の政治謀略について
講演した。つまり明石謀略は学生の必須の自主命題とされ、教育
課目の内外において自学研鑽が重ねられたとみられる。
また教官は、明石大佐の活躍を称賛する一方で、その活躍がこ
のほか世の中に語られていない状況を次のように示唆したようで
ある。
「明石大佐のような日露戦争の最大功労者であっても、その帰
国を迎えた者は、人目をはばかってカーキ色の軍服をさけ、私服
に二重まわし姿の児玉源太郎将軍ただ一人であった。この報告書
に至ってはホコリをかぶり、眠り続けている。それでも明石大佐
は駐露武官である。ましてや秘密戦士の功績は語ることもできな
ければ、敵国に捕えられれば銃殺や絞首刑は免れない。それでも
貴様らは耐えられる。耐えられなければ遠慮なく辞職を申して出
てもらいたい」(筆者が畠山『秘録陸軍中野学校』から要点を抽
出して作文)
このように明石謀略は秘密戦の知識・技能の教育にとどまらず、
秘密戦士の道を説く精神教育としても恰好の題材となったのであ
る。
現在となっては、明石がレーニンと直接に会ったという事実は
ないとされ、明石謀略によって帝政ロシア内で大衆を動員して革
命扇動を起こさせた、などについても疑義が呈されている。
しかし当時は、ドイツ皇帝ウィルヘルム2世が「明石1人で、
大山大将の満州軍25万人に匹敵する成果を挙げ、第一次世界大
戦では、明石の手法をまねて、ついに帝政ロシアを崩壊させた」
などのことが事実として語り継がれており、学生たちにとって明
石大佐は紛れもなくヒーローであったのである。
(次回に続く)
(うえだあつもり)
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【著者紹介】
上田篤盛(うえだ・あつもり)
1960年広島県生まれ。元防衛省情報分析官。防衛大学校(国際関係
論)卒業後、1984年に陸上自衛隊に入隊。87年に陸上自衛隊調査
学校の語学課程に入校以降、情報関係職に従事。92年から95年に
かけて在バングラデシュ日本国大使館において警備官として勤務
し、危機管理、邦人安全対策などを担当。帰国後、調査学校教官
をへて戦略情報課程および総合情報課程を履修。その後、防衛省
情報分析官および陸上自衛隊情報教官などとして勤務。2015年定
年退官。現在、軍事アナリストとしてメルマガ「軍事情報」に連
載中。著書に『中国軍事用語事典(共著)』(蒼蒼社、2006年11
月)、『中国の軍事力 2020年の将来予測(共著)』(蒼蒼社、
2008年9月)、『戦略的インテリジェンス入門―分析手法の手引
き』(並木書房、2016年1月)、『中国が仕掛けるインテリジェ
ンス戦争―国家戦略に基づく分析』(並木書房、2016年4月)、
『中国戦略“悪”の教科書―兵法三十六計で読み解く対日工作』
(並木書房、2016年10月)、『情報戦と女性スパイ─インテリジ
ェンス秘史』(並木書房、2018年4月)、『武器になる情報分析
力─インテリジェンス実践マニュアル』(並木書房、2019年6月)
など。
ブログ:「インテリジェンスの匠」
http://Atsumori.shop
『情報戦と女性スパイ─インテリジェンス秘史』
※女性という斬り口から描き出す世界情報史
『中国戦略“悪”の教科書―兵法三十六計で読み解く対日工作』
※兵法をインテリジェンスに活かす
『中国が仕掛けるインテリジェンス戦争』
※インテリジェンス戦争に負けない心構えを築く
『戦略的インテリジェンス入門』
※キーワードは「成果を出す、一般国民、教科書」
PS
弊マガジンへのご意見、投稿は、投稿者氏名等の個人情報を伏せ
たうえで、メルマガ誌上及びメールマガジン「軍事情報」が主催
運営するインターネット上のサービス(携帯サイトを含む)で紹
介させて頂くことがございます。あらかじめご了承ください。
PPS
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記事の著作権はメールマガジン「軍事情報」発行人に帰属します。
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そして、メルマガを作る機会を与えてくれた祖国に、心から感謝
しています。ありがとうございました。
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