こんにちは、エンリケです。
残暑厳しきとはいえ、
虫の音を感じる季節となりました。
いかがお過ごしですか?
さて、軍事オタクとか軍事マニアと聞けば
基地祭や駐屯地祭、各種自衛隊イベントにたくさん出
向き、兵器の仕組みやスペックにやたら詳しいだけの
社会性のない視野の狭い人々、という印象を持つ人が
多いでしょう。
いっぽう、
耳学問でしか軍事を学ばず、戦史や軍事思想方面の知
識をひけらかす人ほど、兵器の仕組みやスペックに疎く、
現実の軍事が理解できないものです。
オタクは嫌われ、耳学問びとは嘲弄される。
それが現実のミリタリー業界を覆っている空気と
感じます。
このメルマガを読んでいる人は、
両者のいずれでもない人が多い気がします。
どちらでもないと言えば、
一見何か良いように見えますが、
実はそうではありません。
軍事をめぐる知識は不足し、
かといって戦史や軍事思想に対する透徹した
視座を持っているわけでもない。
ただ、主権者たる国民の一人として、
妥当な安保や国防軍事への関心・視座を常時持ち
続けていたい。
というのがホンネでしょう。
その種の人にとって
一番ネックとなるのが、
「兵器の技術」への理解です。
一国の軍事力を構成する兵器や装備は、
全て「技術」から成り立っています。
兵器技術への理解⇒兵器への理解⇒軍事への理解
ということです。
軍事力云々を口にするなら、
「兵器の技術」への最低レベルの理解は
持っておかなきゃいけません。
この種の知識を妥当に持っておくと、
わが国世論操作でよくみられる
・意図的に嘘を交えた解説
・ねつ造
・数字のウソ、誤り
・メカニズム解説のウソ
といった目に見えない敵に対処できるわけです。
とはいえ専門家レベルになる必要もなく、
一般向け兵器技術教養本を読んで「ああなるほど」と
うなづく程度でいいんです。
ここで重要なのが、
「誰が書いた本か?」
です。
すごく大切で、
ここですべての8割が決まります。
私が思うに
・ホンネを書ける
・実務経験を持つ
・素人向けにことばを作った経験を持つ
・兵器運用の実際を知っている
といった条件をクリアできる著者でないと、
一般向け兵器技術の教養書として読み甲斐が
ない気がします。
挙げてはみたものの、
こんな条件をクリアできる人っているのでしょうか?
・・・・
いるんです。
市川文一(いちかわ・ふみかず)
1961年長野県生まれ。1983年防衛大学校卒業(27期)、陸上自
衛隊に入隊。武器学校幹部上級課程を修了後、武器科職種の幹
部として、第10武器隊、武器学校などで勤務。幹部学校指揮
幕僚課程を修了後、陸上幕僚監部人事部補任課人事第一班、陸
上幕僚監部防衛部防衛課防衛班などで勤務。2002年1等陸佐。
第13後方支援隊長、統合幕僚監部人事室長、装備施設本部武器
課長、陸上幕僚監部武器化学課長、東北方面後方支援隊長、愛
知地方協力本部長を歴任。2015年陸将補。陸上自衛隊武器学校
長を最後に2017年8月退官。退官後インターネットテレビ「チャ
ンネルくらら」の「桜林美佐の国防ニュース最前線」、TBSテレ
ビ「報道特集」などに出演のほか、メルマガ「軍事情報」で連
載。防衛政策や軍事技術に関する情報、知識を広く国民に普及
する活動を展開中。著書に『猫でもわかる防衛論』(大陽出版)
がある
毎週水曜日に配信中の連載
『防衛予算から読み解く日本の防衛力』の著者
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エンリケ
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