配信日時 2019/09/09 08:00

【桜林美佐の美佐日記(42)】結論、動物の力は偉大!

こんにちは、エンリケです。

どうなることか
ハラハラしましたw
ホッとしましたw

さっそくご覧ください。

エンリケ




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桜林美佐の「美佐日記」(42)

結論、動物の力は偉大!

桜林美佐(防衛問題研究家)
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おはようございます。桜林です。「男もすなる日記といふものを、
女もしてみむとてするなり」の『土佐日記』ならぬ『美佐日記』
は今回で42回目です。

また嬉しい感想を頂きました!「今回も痛快!日本が思うほど、
アメリカは日本に肩入れしていないかも?ということをマスコミ
はあまり言わないし、多くの日本人はけっこう『安心』して守っ
てくれると思っているのでは?」

楽観論を言うなかれ、アメリカはそんなにウエットじゃないとの
ご指摘頂き、本当に同感です。ありがとうございました!

これに関係なさそうでありそうな話なのですが、最近とっても気
に入っている米国ドラマがあります。

それは『Designated Survivor』で、邦題は『サバイバー・宿命の
大統領』です。私は出演している女優のマギーQの大ファンでし
て、内容もろくに確認せずに観始めましたが、内容的には「これ
こそ求めていた物語!」くらいに好みにはまりました。

『24』でお馴染みのキーファー・サザーランドが、思いがけず
大統領に就任してしまい、その後、彼のキャラクターによって様
々な問題を解決していくのですが、米国内視聴者の反応はあまり
良くなかったのでしょうか、シーズン3で終了してしまいました。

なぜこのドラマがこんなに短命だったのか、いまだに理解できま
せん。どうか騙されたと思ってぜひ最初から観て頂きたいと思い
ます。米国にとって日本や韓国で起きていることなどいかに小さ
いか納得できると思います。

ところで、ここ数日、一昨年に他界した父親のことを思い出して
います。いえ、感傷に浸っているわけではないのです。ちょうど
同じ70歳半ばくらいのとある日本の最高峰の大学教授と交流す
ることになり、やり取りをするたびに思い出すのです。

 理由が分かりました。共通点があります。まず、メールの文章
が拙劣で誤字脱字が多く言葉遣いが無礼。相手が小娘だからなの
か?(※小娘→私のこと)。

次に、その延長ですが、日本語が通じているのかどうか不明。さ
らに、金銭感覚がおかしい。お金は他人に支援してもらうものだ
という感覚。出してもらっているのに節約という観念がない。し
かし、私自身そんな父親に学費も工面してもらっていた(正確に
は別の人のお金だったが)ので、立場的には頭が上がらないわけ
です。
 
過去を見渡すと周囲に似たようなタイプの人たちが次々に頭に思
い浮かびます。東大卒の塾の先生、制作プロデューサー・・・な
どなど。

 これまで、食べさせてもらったり、様々なサポートをして下さ
った方々ですので、とても感謝しています(絶対にこれを読んで
いないと思いますが)。

 しかし!この人たちには最大にして共通の特徴があるのです。
そう、皆「左翼」か「左翼崩れ」だということです。

 日本語がおかしいのは、かつて「全共闘用語」などと言ってわ
ざと独自の言葉使いをしたり、大和言葉の破壊にいそしんでいた
からなのかもしれません。

 最も驚かされるのは、思考過程で、たとえば「慰安婦」=「日本
軍が悪いことをした」とか、「自衛官が工作して海外派遣(派兵)
を実現した」とか、「米兵は乱暴者ばかり」とか、凡そインテリ
とは思えないめちゃくちゃなことを平気で言うところです。

伝聞も含めた昔の記憶と、印象を根拠にした自論にこだわり、時
代が変わっていることを直視していないのです。

 まあ、この手の、いわゆる全共闘世代がどうしょうもない話は
今さらここで言うまでもなく、話し始めればキリがないのですが、
この同類の人々と顔を合わせずに生きていくことが難しいという
ことがむしろ問題です。まして義理もあるからややこしい。

 もちろん、人間同士のお付き合いは思想信条に関係にかかわら
ず、真心のふれあいだと思っていますが、得てしてこういう人た
ちは、何を言っても暖簾に腕押しで、こちらが懸命に分かりやす
い日本語で説明しようとしても「なんでそんなにムキになるの?
よく分からないよ」などと本人の言う通り本当によく分かってい
ないので、タチが悪いのです。

頭が悪いわけじゃないんだから説明すれば理解するだろうと言葉
を駆使し、時間と労力を使ったこっちが虚(むな)しくなること
請け合いです。もはや会話は天気の話くらいにとどめるしかあり
ません。

 そういえば、かつて左右を代表する大学教授と私とで、北海道
で領土問題に関する討論会をした時のこと。終了後、2人の先生
が控室でも大激論を始めました。

みんな居たたまれない様子でしたが、私はその時、飼い猫の病気
で頭がいっぱいで、口論を遮り「猫が病気なのでお先に失礼しま
す」と申し出たところ、その途端に話題がそれぞれの愛犬との歩
みと別れの物語に切り替わり、一同、目を潤わせて語り合うこと
になったのでした。さっきまで机を叩かんばかりの状態だったの
に・・・。

結論、動物の力は偉大!

<おしらせ>
YouTubeチャンネルくららで毎週土曜にアップしている「国防ニ
ュース最前線」、今週は伊藤俊幸・元海将に解説して頂きます。

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(つづく)



(さくらばやし・みさ)



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【著者紹介】
桜林美佐(さくらばやし・みさ)
昭和45年、東京生まれ。日本大学芸術学部卒。フリーアナウンサー、
ディレクターとしてテレビ番組を制作。その後、国防問題などを
中心に取材・執筆。著書に『奇跡の船「宗谷」─昭和を走り続け
た海の守り神』『海をひらく─知られざる掃海部隊』『誰も語ら
なかった防衛産業[改訂版]』『武器輸出だけでは防衛産業は守
れない』『防衛産業と自衛隊』(いずれも並木書房)、『終わら
ないラブレター─祖父母たちが語る「もうひとつの戦争体験」』
(PHP研究所)、『日本に自衛隊がいてよかった』(産経新聞出
版)、『ありがとう、金剛丸─星になった小さな自衛隊員』(ワ
ニブックス)。月刊「テーミス」に『自衛隊密着ルポ』を連載。


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(代表・エンリケ航海王子)
 
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