配信日時 2019/07/19 20:00

【二つの愛国心─アメリカで母国を取り戻した日本人大尉(16)】「娑婆よ、さらば」 加藤喬

ライターの平藤清刀です。陸自を満期除隊した即応予備自衛官
でもあります。
お仕事の依頼など、問い合わせは以下よりお気軽にどうぞ
 
E-mail hirafuji@mbr.nifty.com
WEB http://wos.cool.coocan.jp
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こんにちは。エンリケです。

加藤さんが翻訳した武器本シリーズ最新刊が出ました。
今回はMP5です。

「MP5サブマシンガン」
L.トンプソン (著), 床井 雅美 (監訳), 加藤 喬 (翻訳)
発売日: 2019/2/5
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※大好評発売中


加藤さんの手になる書き下ろしノンフィクション
『二つの愛国心─アメリカで母国を取り戻した日本人大尉─』
の第十六話です。

新隊員教育の様子が実にリアルです。

さっそくどうぞ。


エンリケ


追伸
ご意見ご質問はこちらから
https://okigunnji.com/url/7/


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『二つの愛国心─アメリカで母国を取り戻した日本人大尉』(16)
 
「娑婆よ、さらば」

Takashi Kato

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□はじめに

 書下ろしノンフィクション『二つの愛国心──アメリカで母国
を取り戻した日本人大尉』の16回目です。「国とは?」「祖国
とは?」「愛国心とは?」など日本人の帰属感を問う作品です。
 
 学生時代、わたしは心を燃え立たせるゴールを見つけることが
できず、日本人としてのアイデンティティも誇りも身につけるこ
とがありませんでした。そんな「しらけ世代の若者」に進むべき
道を示し、勢いを与えたのはアメリカで出逢った恩師、友人、そ
して US ARMY。なにより、戦後日本の残滓である空想的平和主義
のまどろみから叩き起こしてくれたのは、日常のいたるところに
ある銃と、アメリカ人に成りきろうとする過程で芽生えた日本へ
の祖国愛だったのです。
 
 最終的に「紙の本」として出版することを目指していますので、
ご意見、ご感想をお聞かせいただければ大いに助かります。また、
当連載を本にしてくれる出版社を探しています。


□今週の「トランプ・ツイッター」7月10日付

 一見上品で節度ある外交の舞台裏では、力で現状を変更したり、
国際ルールを無視したり、自国民の人権を蹂躙したりする国が
蠢(うごめ)いています。地域の安定や安全保障の妨げとなる厄
介な存在とは言え、これらの要注意国と武力衝突だけは避けたい。
それが関係各国の本音。そこで考え出されたのが、独裁政権をな
だめすかして「国際社会」の仲間入りを促す作戦。アメリカをは
じめとする主要国は、たとえば、中国と北朝鮮が欧米の価値観に
転換することを期待し、融和政策や戦略的忍耐を重ねてきました。
「独裁者と言えども平和を愛し、公正と信義を重んじるものだ」
という性善説に基づいた苦肉の策でしたが、欧米の譲歩に次ぐ譲
歩は体よく利用され、中国はアメリカの覇権に挑む軍事大国とな
り、北朝鮮も核保有国の座を手に入れました。

 イランの核兵器開発を阻止するため、オバマ政権下の2015
年に締結されたイラン核合意もやはりユートピア主義の産物。高
濃縮ウランの製造中止、遠心分離機の削減、国際原子力機関の査
察受け入れの見返りとして、イランは石油収益金や凍結資産15
00億ドルを回復し、同国に科されていたその他の経済制裁も段
階的に解除されました。経済復興にともないイランは軍備を増強。
また「イスラエルを地図上から消し去る」という国是に従い、同
国に対するテロに潤沢な資金を提供したとされています。医療な
ど平和目的の核開発能力は維持することが許されていたため、査
察の目を盗んで核兵器に転用可能なウランやプルトニウムの製造
を続けていた疑いも指摘されています。
 
 トランプ大統領がこのタイミングでイラン核合意からの単独離
脱を決め、制裁再開に踏み切ったのは、散々な結果に終わった中
国や北朝鮮に対する弱腰外交の轍を踏むことを恐れたからです。
「独裁者が理解するのは経済制裁と砲艦外交のみ」という性悪説
に基づいた判断だと言えます。来年の大統領選を睨み「アメリカ
を再び強国にした強い指導者」を印象付ける狙いもありましょうが、
イランに核兵器を持たせまいとする米国の強固な意思を感じます。
北朝鮮に対するけん制の意味合いもあるでしょう。
 
 日米安全保障体制を不公平と断じた発言では、日本のマスコミ
に「安全保障の素人」「補佐官らの専門的助言軽視」「外交の常
識欠如」などと叩かれているトランプ氏。しかしこの人、いつ、
どこで、どんな種類の圧力を、どのぐらいかければ相手が折れる
かを的確に見抜いています。正道を意に介さないワイルドカード
大統領を見くびるべきではない。わたしはそう思います。
 
 本日のトランプ・ツイッター、キーワードは sanction。「制
裁」を意味します。
 
Iran has long been secretly “enriching,” in total 
violation of the terrible 150 Billion Dollar deal made by 
John Kerry and the Obama Administration. Remember, that 
deal was to expire in a short number of years. Sanctions 
will soon be increased, substantially!

「イランは秘密裏に『濃縮』をずっと続けてきた。これはオバマ
政権下、ジョン・ケリー(国務長官)が結んだ1500億ドルと
いう(我々にとって)最悪の取り引きをも完全に無視したものだ。
イラン合意はどの道あと数年で失効することになっていた。経済
制裁は近く大幅に強化される」
 
 
 
「二つの愛国心─アメリカで母国を取り戻した日本人大尉」(16)

(前号までのあらすじ)
 オーロラの舞うアラスカで、わたしは少尉任官という目標に生
きがいを見出した。ところが妻には将来設計が欠けていた。2年
間東京で暮らしたことで都会生活に魅入られたのか、最果てのフ
ェアバンクスが肌に合わないようでもあった。エリザベスとの結
婚生活は急激に冷え込み、わたしは別離を予感した。
 正規陸軍での夏季訓練が目前に迫ったある日、恩師クレイチー
は「日本人が自然に持つ多視点の世界観をアラスカ大で教える」
という選択肢を示唆した。


▼娑婆よ、さらば


薄っすらと青みが差し始めた空に、1本の飛行機雲が伸びていく。
遙かな高みを行く旅客機に「外の世界」を感じる。数週間前に消
滅した自由を反芻すると、ここ以外ならどこでも良いから・・・
いや、違う。母の元に駆け戻りたい気持ちに駆られた。父でも妻
でもでもなく、母。窮地に陥ったとき、人が本能的に求める避難
場所が母胎なのか。

「ここ」とはワシントン州ルイス陸軍基地。1987年7月、私
は予備役士官訓練部隊(ROTC)の基礎訓練キャンプにいた。
これまでの2年間で学んできたリーダーシップと兵士技能を、本
物の軍隊でもう1度叩き込まれる。士官適正に欠ける者をふるい
落とす選抜審査の意味合いもある。

夜明け前、兵隊食堂の外で列を作り朝食を待つ間も、無言で不動
の姿勢をとる「休めの姿勢」(パレード・レスト)が課された。
前が空いて進むときは、「気をつけの姿勢」に戻ってから行進、
そして再びパレード・レスト。起きている時間はすべて、一挙一
動を軍規どおり行なうことが義務づけられている。

平屋の食堂はドアから窓枠まですべて木製。外も室内も磨きあげ
られ、周囲にはゴミひとつ落ちていない。潔癖症の教頭が仕切る、
ひと時代前の日本の小学校を彷彿とさせるが、何もかもアーミー・
グリーンに塗られている点が異なる。ペンキが欠け落ちている箇
所は、何10回となく上塗りされた層が露出し地層のようだ。第
2次世界大戦当時、いやそれ以前の建物かも知れない。

連日の睡眠不足で数人のカデットが食堂の壁に寄りかかり、うた
た寝を始める。
「カデット、オレの壁から離れろ!」
白いユニフォームの男が食堂から飛び出してきて一喝する。襟に
は一等軍曹の階級章。メス・サージャント (炊事下士官) は「カ
デット」を不自然に誇張して発音する。士官候補生は2等兵以下
だと断言しているのだ。古参軍曹とは言え、コックにまで命令さ
れる惨めさに暗澹たる気持ちになる。

朝食のあとは中隊全員が集まる朝の整列。総勢200人ほどの士
官候補生から選ばれた1人がカデット中隊長として朝礼台に立つ。
その日の訓練内容や行軍順序、道順、輸送トラックの有無などを
説明する。言い淀んだり内容に間違えがあったりすると、ドリル・
サージャント(訓練下士官)らが容赦なく指摘、修正する。言葉
を失いその場に立ち尽くす仲間をすでに何人か見た。今朝も同じ
だ。痛いほどの沈黙のなか、明日は我が身と不安を募らす何
100もの眼が、苦しげなカデット中隊長に注がれた。無作為抽
出なのか何らかの基準があるのか分からなかったが、自分が選ば
れないことをひたすら願う。

張り詰めた静寂を破ったのは練兵場から響いてきたラッパ。国旗
掲揚時刻だ。金縛りが解けた中隊長が素早く号令する。
「カンパニー、アテンション! (中隊、気をつけ!) 」
200人余の軍靴が「カッ」と乾いた音を立て兵舎と兵舎の谷間
に響く。わたしの身体も反射的に動く。

「プリゼント・アームズ! (敬礼!) 」
彼女の声と同時に、ドリル・サージャント(訓練下士官)もカデ
ットも、そして少し遠くで整列の様子を見守っていた「本物」の
中隊長も国旗掲揚塔に向かい挙手の礼をした。

数百の個体が一糸乱れず動く様子には、本能に訴える美しさがあ
る。切れのある動きと鳴り渡る靴音。秩序ある集団が醸す、同調
演技の魅力とでも言おうか。自分がその一部であれば、個人を超
えたチームに属する安心と矜持、つまり帰属感も感じる。古今東
西、軍隊を束ねてきたのはこういう儀式とアイデンティティだ。

思えば奇妙な話である。日本は家庭にはじまり学校から社会まで、
全体の和を重んじる国柄。その単一民族国家で、同一言葉を話し、
文化を共有する同世代の同胞と、わたしは連帯感が持てなかった。
日本人という誇りは意識したこともなかった。皮肉にも個人を最
優先する米国で、わたしは遅まきながら全体の中の自分を知った。

軍隊という組織は、娑婆の人間を兵士に作りかえる術を知り抜い
ている。もっとも効果的なのは、睡眠時間を削ることだ。人間、
寝る時間を奪われると良くも悪くも本性が出る。指揮官の資質に
欠ける者はすぐ見分けがつく。極限環境のなかで、数人のカデッ
トが私に生涯忘れ得ない印象を残した。最初に目に浮かぶのはホ
ウリアナポリス。レバノンから逃れてきた移民だ。体格は華奢だ
が、彫りの深い顔立ちで眼光はするどい。頭の回転が断トツに速
く、ドリル・サージャント(訓練下士官)らの質問に真っ先に手
を挙げるのはこの男だ。大半の米国人カデットにはないハングリ
ー精神を感じた。

野戦訓練の前後から、ホウリアナポリスの挙動が目に見えて変っ
ていくのに気がついた。誰よりも早く手を挙げる果敢さが失せ、
笑顔が次に消えた。どこかしら上の空という様子がつづき、しだ
いに仲間と交わらなくなった。食事もポツンと独りでとりはじめ、
そして・・・顔から表情が抜け落ちた。そんなある朝、彼の姿が
ベッドになかった。朝の整列に遅れれば小隊全員が懲罰を食う。
軍服に着替えブーツの紐を結ぶや、全員で兵舎内を探し回ったが
見つからない。整列まであと30秒。もはやこれまでと駆け出す
と、上品なスーツに洒落たネクタイ姿のホウリアナポリスがそこ
にいた。殺風景な駐屯地に忽然と現れた伊達男。しかし瞳に浮か
ぶのは知力ではなく子供の無邪気さ。目の前の異様なコントラス
トに、一同、言葉を失った。

「ボク、ウチにかえる」
やって来たドリル・サージャントに開口一番そう言った。異変を
見抜いた軍曹らは、即座に彼をどこかへ連れて行った。残りのカ
デットを前に、アシスタント・ドリル・サージャント(副訓練下
士官)が「フォール・イン(整列)」の号令をかけた。しかし、
いつもの迫力に欠ける。彼も呆気にとられていたのだ。我々がホ
ウリアナポリスを見たのはこれが最後だった。

このエピソードには続きがある。実を言えば、心理状態に変調を
きたして脱落したのは、ホウリアナポリスが2人目だったのだ。
短期間に2人のカデットが類似の症状で訓練キャンプを去った。
それも同じ小隊のメンバーとくれば、訓練に行き過ぎがあったの
ではないかという疑いが生まれる。案の定、彼らの両親が上院議
員に働きかけ連邦議会による調査が始まるとの噂がひろまった。
いつ議員らが事情聴取にやって来るのか? 我々のドリル・サー
ジャント(訓練下士官)はどうなるのか? 訓練は中断するのか? 
カデットたちの会話は、連日この話題で持ちきりだった。

「みんな、ちょっと集まってくれないか?」
小柄なカデットが備品入れの上に立って呼びかける。ジョーンズ
は幼年学校、つまり全寮制ミリタリー・スクールの出身。軍隊を
天与の持ち場と心得ている。敬礼に切れがあり、号令のかけ方や
行進の身のこなしも場慣れしていた。射撃やランドナビゲーショ
ンのエキスパートで、兵士の基本技能では一目置かれる存在だっ
た。

夕食後、手紙を書いたり本を読んだりすることが許される貴重な
時間だったが、カデットたちは彼の周りに集まった。ブーツにブ
ラシをかけながら聞き入る者もいた。
「知っての通り、議会調査があるらしい。我々のドリル・サージ
ャントと陸軍を守らなくてはならない」
「守る?」
誰かが聞いた。
「ホウリアナポリスたちは、訓練前からちょっと変だったことに
するのだ」
「事情聴取でウソを言えと?」
もう1人が問いただす。
「陸軍が我々の助けを必要としている!」
 その時だ。
「ジョーンズ、誰もお前の助けなど必要としていない」
軍靴の響きがゆっくり階段を上がってきた。まず丸つば帽が見え、
次いでミラー1等軍曹の長身が現れた。引き締まった肢体が軍服
の上からでも分かる。100メートル走で人類初の9秒8をマー
クし「褐色の弾丸」と呼ばれたカール・ルイスを彷彿とさせる。

「ジョーンズ、そして皆もよく聞け。お前たちは将来、兵たちの
上に立とうという者だ。兵の命を預かるオフィーサー(士官)の
言葉は絶対に真実でなければならない。1度でも嘘をつけば部下
の信頼は失われる。指揮官失格だ。肝に銘じておくことだ」

それだけ言うと、ベテラン下士官は踵を返して階下に消えた。肩
を落とした幼年学校出身カデットは自分のベッドに座り込み、も
う何も言わなかった。


(つづく)


加藤喬(たかし)



●著者略歴
 
加藤喬(かとう・たかし)
元米陸軍大尉。都立新宿高校卒業後、1979年に渡米。アラスカ
州立大学フェアバンクス校他で学ぶ。88年空挺学校を卒業。
91年湾岸戦争「砂漠の嵐」作戦に参加。米国防総省外国語学校
日本語学部准教授(2014年7月退官)。
著訳書に第3回開高健賞奨励賞受賞作の『LT―ある“日本
製”米軍将校の青春』(TBSブリタニカ)、『名誉除隊』
『加藤大尉の英語ブートキャンプ』『レックス 戦場をかける
犬』『チューズデーに逢うまで』『ガントリビア99─知られざ
る銃器と弾薬』『M16ライフル』『AK―47ライフル』
『MP5サブマシンガン』『ミニミ機関銃(近刊)』(いずれも
並木書房)がある。 
 
 
追記
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『チューズデーに逢うまで』関係の夕刊フジ
電子版記事(桜林美佐氏):
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150617/plt1506170830002-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150624/plt1506240830003-n1.htm
 
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http://www.amazon.co.jp/dp/489063309X 
 
『レックス 戦場をかける犬』の書評です
http://honz.jp/33320

オランダの「介護犬」を扱ったテレビコマーシャル。
チューズデー同様、戦場で心の傷を負った兵士を助ける様子が
見事に描かれています。
ナレーションは「介護犬は目が見えない人々だけではなく、
見すぎてしまった兵士たちも助けているのです」
http://www.youtube.com/watch?v=cziqmGdN4n8&feature=share
 
 
 
きょうの記事への感想はこちらから
 ⇒ https://okigunnji.com/url/7/
 
 
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日本語でも英語でも、日常使う言葉の他に様々な専門用語があ
ります。
軍事用語もそのひとつ。例えば、軍事知識のない日本人が自衛
隊のブリーフィングに出たとしましょう。「我が部隊は1300時
に米軍と超越交代 (passage of lines) を行う」とか「我が
ほう戦車部隊は射撃後、超信地旋回 (pivot turn) を行って離
脱する」と言われても意味が判然としないでしょう。
 
 同様に軍隊英語では「もう一度言ってください」は
 "Repeat" ではなく "Say again" です。なぜなら前者は
砲兵隊に「再砲撃」を要請するときに使う言葉だからです。
 
 兵科によっても言葉が変ってきます。陸軍や空軍では建物の
「階」は日常会話と同じく "floor"ですが、海軍では船にちな
んで "deck"と呼びます。 また軍隊で 「食堂」は "mess 
hall"、「トイレ」は "latrine"、「野営・キャンプする」は 
"to bivouac" と表現します。
 
 『軍隊式英会話』ではこのような単語や表現を取りあげ、
軍事用語理解の一助になることを目指しています。
 
加藤 喬
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PS
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せたうえで、メルマガ誌上及びメールマガジン「軍事情報」が
主催運営するインターネット上のサービス(携帯サイトを含む)
で紹介させて頂くことがございます。あらかじめご了承くださ
い。


最後まで読んでくださったあなたに、心から感謝しています。
マガジン作りにご協力いただいた各位に、心から感謝しています。
そして、メルマガを作る機会を与えてくれた祖国に、心から感謝
しています。ありがとうございました。

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(代表・エンリケ航海王子)

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