配信日時 2018/11/19 08:00

【桜林美佐の美佐日記(3)】「オープンマインド」で美味しくいただく

こんにちは、エンリケです。

食当たりの経験ないんです。
けっこうヤバそうなもの食べてきてはいるんですが・・・
気付いてないだけなのでしょうか?(笑)

さっそくどうぞ。


エンリケ


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桜林美佐の「美佐日記」(3)

「オープンマインド」で美味しくいただく

桜林美佐(防衛問題研究家)
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おはようございます、桜林です。

なみいる先生方の連載の中で、どうでもいい身辺雑記をスタート
させ今回で3回目です。前回の、任侠と防衛産業との関係につい
て読者のShunさんからメッセージをいただきました。防衛産業に
ついて書いた拙著をすべて読んで下さっているとのこと、心より
感謝申し上げます!

 さて、最近多くの変化がありましたが、その一つに「机を置く
場所を得て机を購入」→「家でずっと仕事ができるようになった」
ということがあります。私は長い間、とっても狭い部屋で暮らし
ていて、ベッドの半分が資料置き場、残りの半分で寝て、起きた
らそこにPCを置き、地べたに座って打つという、ああ・・こん
な私を読者の皆さんに見られたくないという姿でした。

幸いにも当時は近所に執筆作業に最適な、電源も使える喫茶店が
あり、毎日通って本当にお世話になりました。何の予告もなしに
行かなくなりましたが、私は元気にやっています!

今は喫茶店に行かなくなったことで、まず、喫茶店代が浮きます
し、そこで手を出していたパンやケーキを食べなくなったことも
画期的です(その代わりポテチ、お煎餅は欠かせなくなってしま
いましたが)。実は、福岡暮らしを始める3か月ほど前から小麦
製品を絶つ「グルテンフリー」を始めていたこともあり、口から
入れる物の質も変化しました。

とんこつラーメンやうどんの本場である福岡に来たのに、食べら
れない? そんなの気の毒!九州に来た意味がないくらいに言わ
れますが、ご安心下さい、まったく厳格ではないグルテンフリー
ですので、ほどよく食べています(笑)。

ただ、数か月は極力小麦を避けるようにしていたら、身体が欲し
なくなっていることも事実です。その割には替え玉はしています
が・・・。ともあれ、もともと子供の頃から朝から1日ずっとパ
ン、または麺類で炭水化物ばかり、明らかに摂取しすぎだろう!
ということで、鍼灸院の先生に勧められトライしたのがグルテン
フリーです。

グルテンフリーを実践しているテニスプレイヤーのノバク・ジョ
コビッチ選手の本も何度も読みました。これは食事に関する本と
いうより、「口に入れる物との向き合い方」を教えてくれた、私
にとって非常に価値の高い1冊です。

 その中で印象的なのが「オープンマインドであれ」という言葉
です。口に入れる物を本当に大事にするためにも、ネガティブな
情報を遮断して食べることが何より重要だというのです。なので、
テレビもメールも止めて食事に集中するようになりました。

 そこで、わが家では1つのルールを定めています。それは「ケ
ーキをもらったらありがたくいただくべし!」というもの(決め
るほどのことではありませんが)。小麦だけどオープンマインド
で口にすればいいだろうという理屈を打ち立てたのです。という
のは、引っ越した当初、皆さんからケーキをいただくことが重な
り、最初は戸惑いましたが、これが美味しかったことったら!

 以来、「今日は誰かケーキを持ってきてくれないかなー」とい
うことで、誰かがケーキを持って来た時のために寝るまで気を抜
けない毎日です。

 そんなある日のこと、ピンポーンと呼び鈴が鳴り「きたーっ」
と飛んで行くと、そこには近所の自衛官の奥さんが。手にはケー
キ・・・ではなく何やらナマモノが・・・。それは、演習場から
戻ったご主人が買ってきてくれた「鳥刺し」でした。

 そもそも40年以上は菓子パンなどをメインに生きてきたため
胃腸が鍛えられていない私には一抹の不安もありましたが、食べ
慣れない鳥刺しと、同時にもらった自然薯(じねんじょ)を生で
食べたのでした。

 すると、その夜からどんどんお腹が膨れ上がり、とにかく苦し
い状態が5日ほど続いた後、1週間も経ってから下痢や嘔吐、体
中の痛みなどに襲われ、とにかくずっと具合が悪い。風邪なのか、
それとも、この辺りは古戦場だったからお祓いでもしたほうがい
いのではないかと周囲に心配されましたが、あとで分かったのは、
鳥刺しを食べた奥さんや関係者の何人もの方が病院に担ぎ込まれ
たということで、原因はやはり・・・。

 何日も経ってから発症するので人それぞれ時間差があり気づき
にくいのですが、間違いなさそうです・・・。ただし、焼酎を大
量に飲みながら食べた人はセーフだったのだとか(あくまで個人
の感想ですよ!)。いずれにせよ、いくらグルテンフリーで健康
になっても、デンジャラスなものを摂取すればたちまち台無しに
なってしまうということを体験することになりました。とほほで
すね・・・。
 
今回は、演習場のお土産が「あたった」ということで、演習場か
らの流れ弾に「あたらないようにご注意!」と終わらせようと思
っていたところ、なんと、饗庭野(あえばの)演習場(滋賀県)
で迫撃砲弾が国道に落ち民間車両に被害が出たというニュースが
入り、洒落にならなくなってしまいました。なんてことでしょう。
本当に皆さんご注意下さい!



(つづく)



□おしらせ

 さまざまなゲストを迎え、日本の国防に役に立つお話を聞く
YouTubeのチャンネルくらら『国防ニュース最前線』を毎週土曜日
の夜にアップデートしています。

11月10日の配信は、防衛計画の大綱見直しや中期防衛力整備
計画の策定を前に、用田和仁元西部方面総監から緊急メッセージ
です。

http://www.chclara.com



(さくらばやし・みさ)



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【著者紹介】
桜林美佐(さくらばやし・みさ)
昭和45年、東京生まれ。日本大学芸術学部卒。フリーアナウンサー、
ディレクターとしてテレビ番組を制作。その後、国防問題などを
中心に取材・執筆。著書に『奇跡の船「宗谷」─昭和を走り続け
た海の守り神』『海をひらく─知られざる掃海部隊』『誰も語ら
なかった防衛産業[改訂版]』『武器輸出だけでは防衛産業は守
れない』『防衛産業と自衛隊』(いずれも並木書房)、『終わら
ないラブレター─祖父母たちが語る「もうひとつの戦争体験」』
(PHP研究所)、『日本に自衛隊がいてよかった』(産経新聞出
版)、『ありがとう、金剛丸─星になった小さな自衛隊員』(ワ
ニブックス)。月刊「テーミス」に『自衛隊密着ルポ』を連載。


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(代表・エンリケ航海王子)
 
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