こんばんは、エンリケです。
入間と調布、どちらを選ぶ?
調布を選んだ渡邉さんのラグビー愛に、
胸が熱くなりました。
きょうは、
平成30年西日本豪雨災害派遣の第六話です。
さっそくどうぞ
エンリケ
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『ライター・渡邉陽子のコラム (206)
― 平成30年西日本豪雨災害派遣(6)―
渡邉陽子
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〇〇さま
こんばんは。渡邉陽子です。先週末はラグビーの日本vsニュージー
ランドの試合観戦に行ってきました。いつもは神宮球場の隣にある
秩父宮ラグビー場での観戦なのですが、今回は初めて調布の味の素
スタジアム。試合結果はオールブラックスの快勝でしたが、それで
も前回の試合で1ケタしか得点できなかったことを考えれば、日本
も力をつけたと思います。なんといっても前回のW杯であの南アフ
リカに勝利しているんですから! ちなみに試合の日は入間の航空
祭だったのですが、ラグビーを取りました。今週、何か月も前から
楽しみにしていたNHK音楽祭と取材がかぶりチケットをどぶに捨て
ることになったので(買い手も貰い手もいないというクラシックの
不人気さ!)、ラグビーは譲れませんでした。
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■平成30年西日本豪雨災害派遣(6)
7師団への質問に回答してもらった司令部総務課総括班長の野田哲
也3等陸佐は、今回の災害派遣には7師団から派遣された入浴及び
給水両部隊を第7師団司令部として側面から補佐する立場で参加し
ました。
野田3佐自身は、第11普通科連隊に所属していた際の2000年の有
珠山噴火、11連隊第3普通科中隊長の際の東日本大震災に次ぎ、
今回が3度目の災害派遣でした(その後、北海道胆振東部地震の災
害派遣にも参加)。なお、2016年5~12月は南スーダン派遣施設
隊の第10次要員として海外派遣も経験しています。今回の災害派
遣について、野田3佐の目から見た現地の様子や7師団の支援活動
について話してもらいました。
「愛媛県の宇和島市や西予市の河川の氾濫や傾斜地の土砂崩壊によ
る被害状況は、テレビの映像で見るものよりはるかに凄惨で、目の
前の現実が言葉にならなかったというのが最初の正直な印象です。
電線に引っかかった漂流物、建物の1階部分が水没したり押し潰さ
れたりしている家屋、土砂で流された大型バス、道路脇や広場に積
まれた瓦礫の山等、被害の甚大さを印象付ける光景が一面に広がっ
ていました。東日本大震災の際も感じたことですが、やはり自然の
力の強大さを痛感しました。一瞬にして形あるものを破壊し、人々
に絶望感を与える自然の猛威を改めて感じると同時に、自分達に何
ができるのだろうかと思わず自問自答したことを記憶しています」
「北国からやって来た部隊の上に例年にない猛暑ということもあり、
給水支援隊、入浴支援隊の両隊長とも隊員達の健康管理やモチベ―
ジョンの維持に気を使っているのが伝わってきました。隊員達は地
域の方々からいただく『ありがとう』『お疲れ様です』の言葉に元
気や勇気をもらい、自らを奮い立たせていた感覚もあったことでし
ょう。地域の方々とは日が経つにつれて顔見知りになったり談笑し
たりと、コミュニケーションの機会も増えていきました。われわれ
が北海道から来たことを知った方々からねぎらいや激励の言葉をか
けていただいたり、地元名産のみかんを頂戴したりすると、やはり
うれしかったですね。入浴所に来てくれた子ども達が、お礼の手紙
や絵を持ってきてくれたのにも癒されました。そういった経験から、
現地に出発する際に第7師団長(前田忠男陸将)が要望された『地
域の方々の目線に立った活動』はきわめて重要なことなのだと再認
識しました。自分達から地域に方々の中に入ってコミュニケーショ
ンを図り、さまざまな情報に耳を傾けるといった姿勢が大切なのだ
と感じています」
(以下次号)
(わたなべ・ようこ)
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□著者略歴
渡邉陽子(わたなべ・ようこ)
神奈川県出身。大学卒業後、IT企業、編集プロダクション勤
務を経て2001年よりフリーランス。2003年から月刊
『セキュリタリアン』『MAMOR』などに寄稿。
現在は自衛隊関連の情報誌などで記事を発表。メルマガ「軍事
情報」で自衛隊関連の記事を配信中。
2016年6月、デビュー作
『オリンピックと自衛隊 1964-2020』
http://okigunnji.com/url/101/
を刊行。
PS
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等の個人情報を伏せたうえで、メルマガ誌上
及びメールマガジン「軍事情報」が主催運営
するインターネット上のサービス(携帯サイ
トを含む)で紹介させて頂くことがございま
す。あらかじめご了承ください。
最後まで読んでくださったあなたに、心から感謝しています。
マガジン作りにご協力いただいた各位に、心から感謝しています。
そして、メルマガを作る機会を与えてくれた祖国に、心から感謝
しています。ありがとうございました。
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