配信日時 2025/12/21 22:00

第829回 【経営の罠】「経費を使えば節税になる」という言葉の裏に隠された真実


〇〇〇〇さん

こんにちは、坂佐井です

年末も近づいてきましたので、今回は経費について少しお話ししたいと思います

「決算が近いから、もっと経費を使わないと損だ」 「経費で落とせば、税金が安くなるから実質タダのようなものだ」

そんな言葉を耳にすることはありませんか? あるいは、あなた自身もそう考えて、接待や備品購入を急いでいないでしょうか。

結論から申し上げます。 

「経費は打ち出の小槌ではありません。」


今日は、多くの起業家が陥りがちな「節税の落とし穴」と、手元に残すべき「キャッシュ」の本質についてお話しします。


1. 「節税」の代償は「キャッシュ」である

まず、簡単なシミュレーションで現実を見てみましょう。 (※法人税率をわかりやすく30%と仮定します)


【パターンA:無駄な経費を使わず、納税する場合】

最終利益:1,000万円

法人税(30%):300万円

手元に残る現金:700万円


【パターンB:節税のために500万円の経費を使った場合】

最終利益:500万円(1,000万 - 経費500万)

法人税(30%):150万円

手元に残る現金:350万円


いかがでしょうか。 

パターンBでは、確かに税金は150万円も減りました。

しかし、手元の現金は700万円から350万円へと、「半分以下」に減っているのです。


「税金を払いたくない」という感情に任せて経費を使い込むことは、自らの手で会社の体力を削っていることと同義なのです。


2. その経費は「投資」か、「浪費」か?

もちろん、すべての経費が悪いわけではありません。

重要なのは、その支出が「次のビジネスに活かされているか」という一点に尽きます。


意味のある経費(=投資・還元):

1.将来の利益を生むための広告宣伝費や設備投資

2.従業員のモチベーションや生産性を高めるための福利厚生

3.社会的な信頼を築くための還元活動


意味のない経費(=ただの浪費):

1.目的のない飲み歩き、見栄のための交際費

2.必要性の低い高級車のリース

「経費で落ちるから」という理由でキャバクラや高級クラブで散財しても、それはただキャッシュを失っているだけです。

そのお金があれば、新しい人材を雇えたかもしれない。

新しいサービスを開発できたかもしれない。

その機会損失こそが、経営における最大の痛手となります。


3. 経営の本質は「キャッシュを最大化すること」

納税は確かに心理的なハードルが高いものです。

しかし、「税金を払った後に残るキャッシュこそが、会社を守る武器になる」という事実に目を向けてください。

キャッシュがあれば、不況に耐えられます。 

キャッシュがあれば、攻め時の一手に大きな投資ができます。


経費を使う前に、一度自分に問いかけてみてください。 「この1円は、将来の利益に化けるだろうか?」と。

節税という目先の魔法に惑わされず、10年後も成長し続けるための「真の財務戦略」を練っていきましょう。


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