〇〇〇〇さん

こんにちは、坂佐井です。

地域で活動していると、しばしば行政から指摘を受けることがあります。

先日も食品衛生課から電話がかかってきました。

「活動エリアを青葉区全体ではなく、たまプラーザエリアに絞ってください」

理由を尋ねると、「営業目的にあたるから」とのこと。


……え？大人500円で22名ですよ？子どもはその3倍もくるんです。子どもは無料ですよ、無料！！

どう計算しても利益なんて出ません。

むしろ、材料費と手間で赤字です。

こどもたちに少しでも温かい食卓と地域のつながりを感じてもらおうと、みんながボランティアで汗をかいてる活動なんです。


「リスクを取るのが嫌なんだろうな」と思いながら、

つい口がすべって言ってしまいました。

「行政こそリスクを取って応援する側になってほしいですよ」と。

担当の方は電話越しに少し沈黙してから、

「それさえクリアすれば応援できますので…」と丁寧に返してくれました。

——うん、やっぱり“応援します”の一言が、先に欲しかったなぁ。


最近は「こども食堂がお金を取ってるけど、営業じゃないのか」というクレームも入るそうです。

でもね、そんなの電卓を叩くまでもなくわかる話です。

500円×大人22名＝1万1千円。

食材費、会場費、光熱費……。

どこに利益があるのか、むしろ私が聞きたい（笑）。


それでも、行政は「クレームがあるから」と慎重になる。

その気持ちもわかります。けれど、

地域の現場は“思い”で動いています。

数字や規則より、人と人の信頼で成り立っている世界なんです。


私はこうも思うんです。

行政って、そもそも税収で給料をもらっているわけですよね。

だったら、そもそも営利活動をもっと応援したっていい。


地域の商いが元気にならなければ税収は増えず、結局、あなたたちの給料だって上がらないんだから。

非営利ばかりを応援していても、地域のエネルギーは循環しません。


“応援される側”から“応援する側”へ。

行政が少し勇気を出してくれたら、地域はもっと豊かに、もっと面白くなる。


——私たちまちbizは、挑戦する人を応援し、地域に新しい風を起こしていきます。

行政にも、そして地域のみなさんにも、「応援する勇気」を一緒に持ってもらえたら嬉しいです。

リスクを恐れず、思いをもって動く人が報われる社会を、ここから一歩ずつつくっていきましょう。



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