〇〇〇〇さん
こんばんは、坂佐井です。
☆西欧の神話・歴史・宗教まとめ読み~ギリシャ神話2
知性の神プロメテウスとパンドラの箱
ライブ動画はこちら⇒
https://www.youtube.com/watch?v=kfkEYgnZLWw
第1話 人間の味方!?知性の神プロメテウス
さて、前回はオリンポス12神の誕生までの話しをした。
今回は、プロメテウスとエピメテウスの、2人の兄弟の話しをする。
よく本の目次を見ると、前書きにプロローグ、後書きにエピローグとかあると思うが、プロとは「前の」という意味があり、エピは「後の」という意味があるのだ。
まさにプロメテウスは「前の」で、メテウスは「考える」という意味なので前もって考えるというのが、プロメテウスで、後で考えるのがエピメテウスというわけである。
プロメテウスは、知性の神であり、名前の通り、先見の明もある。
そのため、大神ゼウスに対して、少し挑戦的なところがあった。
彼はあるとき、ゼウスの知恵を試そうとして肉のほうに、胃袋をかぶせてまずそうにしておき、骨のほうは逆に、脂肉でくるんでおいしそうに見せておいた。
そして、ゼウスに選ばせたのである。
大神ゼウスは、まんまと騙されて、骨のほうを取ったのである。
一説には、わざと騙されたふりをしていたという話しもあるが真相はいかに(笑)
まあ何にしても、全能の神ゼウスに対して、こんな悪戯をするなんて他の神では考えられなかったし、ただですむはずがない。
そもそも、ゼウスの知恵を試そうとすることじたい、アウトである。
プロメテウスは、ゼウスに反逆する唯一の神だったと言ってもいいだろう。
その最も有名な反逆は、神々のすみかから、火を盗んで、人間たちに与えたことだ。
火の使用は、人間たちには与えぬほうがいいと、ゼウスは考えていたのだ。
プロメテウスが人間にもたらせたのは、火だけではなく、数を数えることや
文字を書くことなども含め、プロメテウスが伝えてくれた知恵が、たくさんあった。
まさに人間はプロメテウスさまさまなのである(笑)
第2話 パンドラの箱
ゼウスは人間たちが、あまりに賢くなるのを、好まなかった。
そこで、ひとつ、懲らしめる意味で、パンドラという女性を、地上の人間たちに、贈ったのである。
プロメテウスは、ゼウスの贈り物には、気をつけていたのだが、このパンドラはゼウスの指示で、弟のエピメテウスの家に行ったのである。
エピメテウスは、後で考える人なのでとりあえず、家に入れてしまい、女性の魅力にはまって、結ばれてしまい、おまけに、パンドラが持ってきていた箱を開けてしまったのである。
まさに、ゼウスの思惑どおり・・・
パンドラは、ゼウスにその箱は開けてはならないと言われていたのだが、そう言われるとつい開けてしまいたくなるのが、人間の心情である。
箱を開けたのは、パンドラだったと言われている。
いけないと思ったのもつかの間…もやもやと怪しい形のものが、立ち昇り、病気、悪意、戦争、暴力、浮気、離婚、嫉妬、犯罪などのありとあらゆる災害が飛び散ったのである。
かろうじて壷の底に、取り留めたのが、希望であった。
だから人間は、頼りない希望ではあるが、それがあるから生きていけるのだ。
このパンドラの箱は、有名な話しで、知っている人も多いのではないだろうか!!
しかし、ギリシャ神話でいうなら、女性が誕生したとたんに、この世の悪が始まったと言っているようなものとも読めないだろうか。
別に私が言っているのではない(笑)
第3話 プロメテウスだけが知っていたゼウスの弱味
さて、人間に対して、災害をふりまいても、肝心なプロメテウスは、痛くもかゆくもなかった。
そんなプロメテウスに対して、ついにゼウスが制裁をすることになる。
プロメテウスはことあるごとに、それらしいことを、ゼウスに言っており、その不安があって、プロメテウスに手を出せなかったのである。
しかし、さすがに堪忍袋の緒が切れて、制裁することを決めたのである。
プロメテウスは捕えられ、この世の果てまで連れていかれ、はりつけにされると、腹に杭を突き通され、そこに鷲を止めて、プロメテウスの肝臓をついばむという、まことに残酷な刑に処したのである。
プロメテウスは不死の神であるから、翌日には新しい肝臓が育つ。
するとそれをまた鷲がついばむという、永遠の苦しみを、味あわなければ、ならなかったのである。
この地獄の苦行に、耐えかねたプロメテウスは、ゼウスに弱味を教えるので許して欲しいと、願い出た。
それにゼウスは応じた。
その内容とは、ゼウスがテティスという少女を見初める。
その少女との間にもし子供が生まれるようなことがあれば、その子は父ゼウス以上に、全知全能の神となり、ゼウスを追い払うというものだった。
前もって考えるプロメテウスだからこそ、予知できたことである。
ゼウスは、自分も父クロノスから、今の地位を奪った経験がある。
また、思い当たることもあるようで、さすがに浮気者のゼウスも、テティスをあきらめ、プロメテウスを、鎖から解き放った。
テティスは結局、人間であるペーレウスのもとに、嫁ぐことになる。
そしてなんと、この二人の間の子供が、トロイア戦争の英雄アキレウスなのである。
半分人間の血でも、アキレウスのような子が生まれるのだから、これがゼウスとの子であれば、確かにゼウスを超えるかもしれない。
さて、そのアキレウスが生まれる前に、テティスとペーレウスの結婚式がおこなわれたのだが、この式で、あのトロイア戦争のきっかけが、生まれてしまう事柄がおきるのである。
そのお話しは、トロイア戦争編のときにさせていただこう。
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玉那覇さんと神話・歴史に学ぶこれからの生き方ライブ配信をしています
ギリシャ神話2 人間の味方プロメテウス、パンドラの箱
・人類に火を与えたプロメテウス
・災いをもたらした人類最初の女性パンドラの箱
・そして希望だけが残ったという話
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僕らはギリシャ神話から何を学び、
どのように今に活かすか、一緒に考えていきましょう♪
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