配信日時 2023/06/15 22:00

【号外版】西欧の神話・歴史・宗教まとめ読み総括


〇〇〇〇さん
こんばんは、坂佐井です。



☆西欧の神話・歴史・宗教まとめ読み
 =総まとめ~カエサルに学んだこと~=


 
ここまで旧約聖書からギリシャ神話、ローマ帝国の滅亡まで、長期に渡り、お付き合いをいただきまして、ありがとうございました。

 

長期に渡ってお伝えしてきたことは、みなさまの考え方や生き方に、多少でも影響を与えられればと思い、一生懸命に発行してきました。

 

もともとイタリアに興味があった自分ですが、イタリア各地にある古代遺跡を見るたびに、深い関心を覚えるようになりました。

 

そして古代遺跡にまつわるローマ帝国の歴史と、大聖堂や鐘楼といった各地に必ずあるカトリック教会。この2つの遺跡・建物がどうして、混在しているのか、そこが興味の始まりでした。

 

古代ローマ帝国とキリスト教、それにローマが大きく影響を受けたギリシャへと興味が発展していったのです。

 

そしてそれを一つにまとめてみたら、分かりやすい西欧の歴史が浮かび上がるのではないかと思いこの「西欧の歴史・神話・宗教まとめ読み」を連載したわけです!!

 

ギリシャ神話と旧約聖書は多神教のギリシャ神話、一神教の旧約聖書のお話しからスタートしました。



旧約聖書にはアダムとイブのエデンの園や、ノアの箱舟、アブラハムやダビデ、ソロモンと、何となく聞いたことくらいはある話しが多い。



ギリシャ神話もパンドラの箱やトロイの木馬など、聞いたことのある人は聞いている人も多いでしょう。



そんな日本人でもわかりやすい神話から話しを進めてみました。



また、トロイア戦争のような実際にあった出来事もありますが、物語の要素が強い。それも太い構成で、まさに読み応えのある名作については比較的詳しく述べさせていただきました。

 

キリスト教は、イエスの体を張ったインスピレーションが、心に残ります。
イエスを信仰の対象としてではなく、一人の人物として伝えたくて、歴史の中に登場させました。

 

そしてローマ帝国という、とてつもない大きな帝国の繰り広げられた様々な人間模様は、現代の世にも学べる歴史です。

 

どうしてローマ帝国は繁栄し、あれだけ長く歴史を刻めたのか!?
なぜキリスト教は、世界的規模にまで発展し、尚今でも信仰されているのか!?


 
それにはそれなりの理由があり、それが現代を生きる上でも、学ぶことのできる重要な要素がたくさんつまっていると、思ったのです。

 

例えをあげますと、カエサルという人物がいます。彼は2000年以上も昔の人ですが、彼から学ぶべきこともまた、たくさんあります。

 

人の上に立つ者に必要なことは、お金でも強さでもなく、人気だった。
彼は市民から絶大な人気があったのです(笑)

 

カエサルにはそれしかありませんでしたが、自分に足りないものは、持っている人物と手を組み、そうして、政治を動かしたのです・・・

 

人の上に立つ人間でも、全てを兼ね備えた人などいない・・・
それをカエサルは知っていた。自分という人間を知っていたのです。

 

またカエサルは、共和制という政治システムじたいに将来的な不安を抱き、これを変えようと努力します。

 

共和制とは、1人の権力者が独裁するシステムとは違い、元老院を中心にみんなで、話し合って政治を進めていくものでした。

 

一見良さそうなシステムに感じますが、カエサルの時代には、大きな問題となっていたのです。

 

その理由は、元老院が私利私欲で動く集団と化し、市民のことなど考えない腐敗したものになっていたからです。

 

それを聞いて、日本の国会を思い浮かべた人はいませんか(笑)

 

それを強力な指導力で、ローマをまとめる力のある1人のリーダーが、必要だということに、カエサルは気づきます。

 

しかもそのリーダーは、権力により、全てを牛耳るような、独裁者ではなく、相手を許し、相手の考え方や文化や宗教を認める「寛容」の精神で推し進める。
そんなリーダーが必要だと考え、そしてそれを自らが実行したのです。

 

当時は負ければ奴隷になるか、殺されるかしかなかった時代です。

 

それをカエサルは、負けた相手を許し、文化も言葉も生活習慣も変えないで、それでいてローマの恩恵を受けられるようにしたのです。

 

当然喜んでローマのために、尽くそうとします。
ローマが大きくなっていく所以であります・・・

 

今でいうフランスやスペインなどの広大な土地は、カエサルがそこに住むたくさんの部族を平定し、結果ヨーロッパが誕生したと言っても過言ではないでしょう。

 

今の経営者や政治家の中にも、人の上に立ったときから、自分の考えを推し進め、考えが合わないと、組織から外したり、考えを改めさせ、枠にはめるやり方が好きな人はいますよね。

 

そういう人こそ、カエサルに学ぶべきなのではないかと思います。

 

カエサルは、自分の考えに忠実に生きていました。
そしてそれは、みんなもそうあってほしいと、考えていました。
だから、「相手を許す」んです。
相手の考えを認める。そうやってローマは大きくなっていったんですね。

 

この「相手を許す」というのは、キリスト教にも同じような考えがあります。

 

「自らの過ちを、悔い改めるなら、罪は赦される」
これがキリスト教の根本の考えです。



そしてローマ帝国同様に、どんな民族でも信仰を許されたのです。


 
人の失敗をとがめずに、いい面を積極的に認めよう。
これが「寛容」なんです。

 

この結果、ローマ帝国は繁栄を広げていくのです。

 

遠い昔のことではありますが、今でも学び取る教訓があります。
「西欧の神話・歴史・宗教まとめ読み」をそんな気持ちで、お伝えさせてもらったんですが、皆様には、伝わりましたでしょうか!!



ホントに、ホントに、長い間ありがとうございました!!




さて次回は、西欧の神話・歴史・宗教まとめ読みの総括をさせて頂きます。
お楽しみに~



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