配信日時 2023/05/22 22:00

第536回 創業者には原体験がある


〇〇〇〇さん
こんにちは、坂佐井です。



起業する人には、起業する理由があります。



その理由が商品になったり、サービスになったりすることが多いです。



もし起業したいと思っている人がいましたら、自分の原体験を元にサービス化を考えるといいと思いますよ。



私も原体験から、まちbizを始めました。



会社員時代に、会社に依存した働き方に不安を感じて、起業を志しました。



会社には感謝していましたが、その会社も自分がずっと働き続けられるかは、わかりません。



終身雇用が絶対だった時代では、会社も社員を守り、社員も愛社精神をもって、家族的経営の中で、安心して働くことができました。



しかし日本が国際化して、グローバルスタンダードになると、日本的な経営から、欧州的手法の経営に変わっていきました。



それにより、仕事よりも年功序列を守ってきた雇用のスタイルが、追い抜き自由の弱肉強食の仕事ができる人が出世できるスタイルに変わったんですね。



それがいいのか悪いのか、今になってみると、分かりませんが、仕事ができる人とできない人の競争原理が働くことによって、それまでの日本の家族的経営は崩壊しました。



会社も愛社精神があるだけでは、守ることもできず、終身雇用をする企業がどんどん減っていきました。



それにより、昔の大企業に勤めれば一生安定して働けるという終身雇用神話はなくなりました。



つまり会社に依存して働くことができなくなったのです。



それによって、会社員でもリストラや将来を不安に思う人が増えてきたんです。



私は会社の中で社長を目指していましたが、あるマネジメントの考え方で、会社とぶつかり、「辞めろ」と言われたのです。



当時の私は独立するだけの人も物も金もなく、会社に謝って働くことになるのですが、このときに自分の判断と関係なく、会社を辞めさせられることもあることを実感しました。



そこで、自立した自分になるために起業を志すのですが、結局私は、この原体験がもとで、まちbizを始めることになったのです。



会社員で、リストラや不安を抱える人たちに、自立して起業をする起業支援センターまちなかbizあおばを開業します。



昔の自分が不安に思いながら会社員をしていた時に、あったらいいのになあと思う拠点が、まちbizです。



まさに自分の原体験から、昔の自分を救うために、作ったサービスがまちbizなのです。



それは私だけでなく、少なからず創業者には自分の原体験がもとになって、始めた人も多いです。



起業を考える人は、現状の自分の環境を変えたくて、始める人も多いんです。



そのときのお客様は、昔の自分です。



昔の自分をどういう商品やサービスがあれば、よかったのかを考えると、起業ネタは見つかります。



私はそうして、まちbizを始めました(笑)



昔の自分のことだから、同じように悩んでいる人がいたら、その人に寄り添うように、共感して話しをすることができますよね。



また悩んでいる人も、共感してくれる人だったら、安心してその人に、お願いしたいと思うでしょう。



創業者の原体験には、私のような体験ではないにしても、それに近い原体験を持っているものです。



その原体験で作るサービスは、自分のやりがいになるはずです。



「やりがい」とは、仕事をすることで精神的に満たされる価値観や理由がある状態を指します。



 具体的には、成長意欲のほか、達成感や充実感などの手応え、悔しさをバネにする熱意など、人によってさまざまです。



そしてやりがいになることで、自分の好きな事業になっていくのです。



私がいつも言っている「好きなことで起業しよう」とは、やりがいになる仕事のことです。



そしてそのやりがいは、昔の悩んでいた自分を救うためになることを考えるといいと思います。



もしこれから起業するのであれば、今悩んでいることですよね。



今充実した生き方が出来ていないのであれば、それを救える事業を考えることです。



自分を救うためには、真剣に考えますよね。



そのための努力だったら、できるでしょう。



自分のことですからね。



そのサービスを考えて、実際に自分が救われたなら、自分と同じような人に、そのサービスを提供するのです。



そのサービスで、人を救う事業ができたら、嬉しいですよね。



それがやりがいになって、自分の好きな事業になっていきます。



そしてそのためなら、多少の努力も受けることもできるし、エネルギーもかけることができます。



私も6年かかりましたが、自分を救うために、自分の事業を考えて、今があります。



やりがいはありますし、仕事も充実しています。



会員さんが事業を成功すれば、自分のことのように嬉しいし、会員さんの幸せが、私の幸せにつながっていきます。



あなたにも創業者としての原体験があると思います。



今、事業が上手くいっていない人や、これから起業する人は、それを今一度考えてみてはどうでしょうか?



またそんな、自分の原体験から事業モデルを考えて発表するイベントが、OICHIビジネスアワードです。



どのような事業を発表されるのかは、ぜひ、みなさんの目で見てくださいね。



心よりお待ちしております。


今日ご案内したイベントになります。
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■■【第11回OICHIビジネスアワード&ビジネス交歓会のご案内】■■ 
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【開催日】2023年6月3日土曜日開催
【時 間】14:00~19:00 受付開始(13時15分)
【場 所】横浜市歴史博物館【2階 館内・講堂】
【住 所】横浜市都筑区中川中央1-18-1
【アクセス】横浜市営地下鉄センター北駅下車 徒歩5分
【定 員】100名
※満席になり次第受付終了にさせていただきます


【参加費】 会員 4,000円(飲食付き)
     一般 5,000円(飲食付き)
     協賛 20,000円(飲食付き2名)
     ※協賛企業様には、当日のPR、チラシ配布、まちbiz全会員にメール広告、地域情報誌platama掲載させていただきます。


◆ビジネスアワードお申し込みはこちら⇒ https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=ctJqODpwhw
 

主催:NPO法人協同労働協会OICHI
協賛:株式会社ココラボ 江森克治様
   日経管財株式会社 大川日出幸様
   クリーンクリエイターズラボ 栢森聡様
   Win Grace 勝又恵子様
   宮﨑雅大税理士事務所 宮崎雅大様
   有限会社サクセスオート湘南 丹野快一様
   たまプラーザBizCivic法律事務所 木村俊樹様
   株式会社FCTGファイナンシャルプランナーズ 土屋ごう様
   城南信用金庫様
   株式会社エリアプロジェクト 小杉駿介様
   横浜信用金庫様

   ※5月20日時点 協賛随時募集中

協力:NPO法人横浜スタンダード協議会
   有限会社人事・労務

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第1部:ビジネスプラン発表会 180分 
    14時00分~17時00分
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発表者 上村 志津
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【タイトル】

ドバイをはじめとした世界のあちこちに、小さな感動と笑顔を増やす商品を届ける卸業

【事業内容】

自分が海外に住んでいた頃、日本食ブームのおかげでアジア系食材を扱う店はいくつかあるものの、ちょっとしたものが手に入らないという、買い物への小さなストレスが常にありました。
海外のそういったお店では、大手のブランドが売り場の大半を占めるなか、ローカルブランドを中心に、丁寧に作られた素敵な商品をお届けすることで、あのストレスを少しずつでも減らせるお手伝いがしたい。
商品の仕入れに関わるのは優秀で経験豊富な男性が多い中、海外に住んでいた消費者として、また主婦として、男性とは違った目線で消費者に寄り添い、買った人もその周りの人も「わぁ、これいいね!どこで買ったの?」そんな声が聞こえてくるような、小さな感動と笑顔を増やす活動をします。


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発表者 洞澤 葉子
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【タイトル】

仕事を面白がる大人のための、人材不足解消支援/人材育成プログラム事業

【内容】

個人事業主として約5年ほど続けてきたWEB制作の事業から、中小企業の深刻な人材不足問題を知り、WEB制作の知識を活かした採用支援を提供します。また、時代的にはネット環境の充実に伴い、在宅ワークを含む多様な働き方ができるようになったが、実際はスキル不足のためなかなか仕事を取れないフリーランス事業者が多い。
そういった事業者に、実際に仕事をしながらスキルアップするための育成プログラムを提供し、人々が仕事を通して自信をつけて、社会の中で存在価値を見出し、人生が豊かになるような活動をします。


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発表者 広瀬 治代
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【タイトル】

教えない音楽教室

【内容】

時代の流れとともに、子供達を取り巻く社会や環境は常に変化している近年。
コロナをきっかけに他人との接触を避ける技術が一気に進みましたが、人として生きていくには人間らしい能力を大切にして、他者と共存する力をつけなければないないと改めて思いました。
社会や環境が変化して、予測が難しくなる時代になっても、自らが考えて判断して行動できる「生きる力」を音楽を通して未就学児からシニア、障害のある方に届けたいです。
だからこそ「教える」指導から脱却して、子供達の可能性を信じ、自らの意思で学び進めていける環境(第3の居場所)を音楽をツールとして提供します。
一人一人の人生を豊かにするだけでなく、幸せな社会を創造していく場所を作ります。

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発表者 木村 紘大
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【タイトル】

人にも自然環境にも優しいライフスタイルの循環、計り売りショップ事業

【内容】

今世界中で問題となっている「海洋プラスチック」問題。
世界の海に流入しているプラスチックゴミは、合計で1億5,000万トン、年間で800万トンものプラスチックゴミが流入していると言われています。
そのプラスチックゴミの多くは「使い捨てプラスチック」
ゴミを生み出す根本見直すために、人にも自然環境にもこだわった商品で、地域に計り売り(ゼロウェイスト)というお買い物の選択を作っていく。



<審査委員> 
   
委員長  矢萩大輔 (社会保険労務士:有限会社人事・労務 代表取締役)
委 員  柴田仁夫(岐阜大学社会システム経営学環准教授 中小企業診断士)
委 員  関口昌幸(横浜市政策局共創推進室共創推進課 明日をひらくYOKOHAMAセンター)
委 員  林康明(城南信用金庫 企業経営サポート部 副部長)
委 員  丹野快一(有限会社サクセスオート湘南取締役社長)

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第2部:立食形式のビジネス交歓会 110分  
    17時10分~19時00分
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横浜市関係者・経営者・ 起業家・起業 希望
者など多くの方が集まり、おつまみやお酒を
頂きながら交流を楽しみます。 


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本メルマガを読まれて「面白い!」と思われた方は、是非ともこちらから感想をお送りください。⇒info@oichi.org

皆さんから頂ける感想が、私の情報発信のモチベーションです(笑)


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◆自立・起業のお役立ち情報◆

No 32ライブ(まちbiz):起業直後の失敗と気づき

動画はこちら⇒ https://www.youtube.com/watch?v=tEgF8BqPp9s


生々しい話を明るく語り合います。
起業や新しい働きかたをスタートした。
その直後にくる苦労、失敗の話。

・人が集まらない
・必要とされていない
・好きなこと VS 出来ること
・家族や仲間
・お客さんとの人間関係
・孤独と健康
・資金繰りなど
・他

過去10年の反省を踏まえた「今」をトークします。

失敗から得た気づき、
忘れていたこともあったので、
ChatGPT(AIツール)先生と
セルフトークをして振り返ってみた。

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●日本法令出版

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労働者協同組合の設立を思い立ってから設立1年後の総会を開催するまで、一連の流れがこの1冊ですべてわかる。

目次

STEP0 「協同労働」という働き方について知ろう
STEP1 働く目的と仲間を見つけよう
STEP2 働く目的を事業計画に起こそう
STEP3 事業をスタートしよう
STEP4 労働者協同組合を設立しよう
STEP5 事業計画の再点検をしよう
STEP6 1年の締めくくりをしよう

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●電子書籍「地域密着型」起業のすすめ

2011年1月28日設立のNPO法人協同労働協会OICHIは
2021年1月28日で丸10年を迎えることとなりました。

10年続けてきたから見える景色があります。
起業してから地道にコミュニティを作り、少しずつ大きくしていくために
何を考えて、何をしてきたのかをお恥ずかしながら、電子書籍にしましたので
興味のある方はぜひ読んでみてください。

なぜ、スキルもが栗面なかったのに起業できたのか?
なぜ、地域でビジネスをするのか?

もう満員電車に乗りたくないと思ったあの時、
資金も資格もコネがなくても、起業を成功させた自分の体験をもとに
「地域密着型」起業のすすめのポイントを紹介します!!


第1章:依存から自立
第2章:志の必要性
第3章:志とビジョンからアイディアを考える
第4章:商品設計の考え方
第5章:収支計画と行動計画
第6章:起業を失敗する人、成功する人
第7章:「まちなかbizあおば」の活用事例
第8章:運は変わるのではなく、変えるもの


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これから、自分のやりたいこと、好きなことで起業したい方はぜひ読んでね!!



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目指すための7つのステップ 



第1回 志とビジョンの作り方

 1.生きがいと社会貢献を大切にしながら、ボランティアではなく利益を出す起業とは?
 2. なぜ、志が必要なのか?
 3. ビジョンと志の違いとは?

第2回 顧客獲得のコンセプト

 1. なぜ、マーケティングが必要か?
 2. マーケティングの考え方の大原則とは?
 3. 狙うべき顧客の、しっくりくる決め方とは?

第3回 選ばれる理由の作り方

 1. 成功するための、ポジショニングの決め方とは?
 2. ポジショニングを決める前にしなければいけないこととは?
 3. オンリーワンビジネスとは?

第4回 商品設計の考え方

 1. なぜお客様は商品やサービスを買うのか?
 2. 商品・サービスを買う前の顧客心理とは?
 3. 商品設計の考え方とは?

第5回 事業計画の作り方

 1. 事業計画の役割とは?
 2. 目標とすべき売り上げと経費の考え方とは?
 3. 売れるまでには時間がかかる

第6回 0から起業する行動とは

 1. 0から起業の難しさ
 2. それでも起業を目指す人のために
 3. ダブルワークというこれからの働き方

第7回 ダブルワークで自立を考える

 1.お金を稼ぐ喜びを知ろう
 2.自宅で稼げる仕組みを持とう
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