〇〇〇〇さん
こんにちは、坂佐井です。
事業が拡大していくと、広がった先まで、経営者の思いがどこまで届いているのか、不安になるときがあります。
ビジネスの発展段階によって、違う悩みが発生します。
特に事業が自分だけでなく、従業員や協力者が増えてくると、組織マネジメントが大事になってくるわけです。
それは会社内部だけでなく、まちbizのように会員組織においても、同じことが言えます。
私の師匠である江森社長からは、その悩みの答えは「教育」で解決すると教えてくれました。
なかなかこの「教育」に時間を割いている経営者は少ない。
特に中小規模の事業者では、日々の仕事をこなすだけで、社員に教育している時間がありません。
しかし江森社長は、その「教育」こそが、大事だと言います。
そしてその教育は机の前に座って学校の授業のようなことでなく、日々顔を合わせる中で、伝えていくことだけでも、かなり解消されるという。
確かに、いつもくだらない話しばかりしていて、根幹になる話しをすることって、意外としません(というかしろって話ですが(笑))
まちbizが少しずつ発展してきた経緯があります。
あおばの会員が470というと羨ましがられる評価を頂くのですが、最初から470だったわけではありません。
みどりとつづきと3エリアあることもそうですが、最初から3エリアあったわけではありません。
ここまでには、苦労があり、そしてその苦労は、段階によって続いています。
今も楽しい時間はたくさんありますが、ふと一人になると、猛烈な不安に襲われることも実はあるんですよ(笑)
それは、NPO法人を設立したときも、まちなかbizあおばを開業したときも、みどりやつづきと姉妹店をオープンしたときもです。
その都度、苦労や悩みは違いますが、どこまで進んでも、完全に気が晴れるということはありません。
そのときに、思うのが、ビジネスアワードを初めて開催したときのことなんです。
ビジネスアワードは、審査委員をおいて、事業プレゼンの発表を作るまちbizの一大イベントですが、そんなプレゼン大会をたかがNPO法人1団体がするなんて、基本はあり得ないことです。
事業プレゼン発表会は、基本は行政などが、開催する規模のイベントですが、それを設立まもないNPO法人が1団体で開催するという暴挙にでたのです(笑)
しかし、それをやる必要があったのです。
やらなければいけないという使命感みたいなものが、当時私の中に芽生えたのです。
ビジネスアワードを最初に開催した年は2011年でした。
2011年という年は、NPO法人協同労働協会OICHIの設立した年でもあり、東日本大震災が起きた年でした。
当時は、その震災被害の大きさに、イベントは全て中止になり、自粛モードになっていました。
そのときに、自粛をしなかったのが、OICHIでした。
卒業の謝恩会やフェスなどのお祝いムードいっぱいのイベントは、自粛するのは当然ですが、なぜ経済活動のためのイベントまで自粛する必要があるのでしょうか?
震災の復興には経済活動は必須です。
それなのに、学ぶためのセミナーや異業種交流会などまでが、自粛する流れになっていました。
「経済活動を止めてはいけない」
OICHIは震災が起きた今こそ、経済活動を止めずに、みんなで集まって知恵を出し合うべきだという結論に至り、ビジネス活動を止めなかったのです。
電車が半分しか走ってなくても、電気が半分消えていても、利用できる施設で集まって、活動を続けました。
その中で生まれたのが、OICHIビジネスアワードビジネスアワードです。
OICHIビジネスアワードは、発表者の斬新な起業アイディアをみんなで聞いて、元気になろうということで始めました。
参加者には、発表者を応援し、応援すれば応援されるという仲間意識を持つことも、目的にしたのです。
しかし、初めての企画であり、発表者を用意することや審査委員を用意することも大変な中で、どうやって参加者を集めるかが課題でした。
今でこそ、会員3エリアで700人いる中でしたら、参加者も集めやすいかもしれませんが、当時のOICHIは40くらいしか会員もいません。
外部から集めなければならないし、しかも設立して間もないNPO法人の認知度はまだ低く、人を応援するために参加するメリットもない。
発表者と審査委員は揃えることができたものの、参加者が集められませんでした。
開催1週間前で申し込みが20名。
これでは発表者に申し訳ないし、恥をかかせてしまうと、このときの不安と焦りは今でも忘れません。
当時の私はけっこう人を頼って、集客をお願いしました。
あてにしていた人にお願いをしましたが、そこからの申し込みはなく、人をあてにしてはいけないと思ったことも、このときの経験が大きいです。
私は残り一週間、ありとあらゆる交流会やイベントに参加して、ビジネスアワードを宣伝しました。
そのおかげで、そこから60名まで集めることができ、何とか開催にこぎつけることができました。
それが第1回OICHIビジネスアワードの開催の顛末です(笑)
以降、今年で11回目になりますが、私は悩んだときに、第1回目の開催の苦労を思うことで、気持ちを落ち着かせることができるようになりました。
第1回目の開催をしたときの、不安に比べたら、今はだいぶ楽に感じられるようになりました。
認知もなく、会員もいない、思いだけで乗り越えたのが、第1回目のアワードです。
みなさんも、そんな大変な思いをしながらも、続けているOICHIビジネスアワードに、ぜひ参加してくださいね。
特に会員の方には、見に来てほしいと思います。
それはなぜかという話しは次回にします。
OICHIビジネスアワードには、当時副題がついていました。
それが、「夢の持てる国 日本の復活」です
それはまた次回にお話ししますね。
今日ご案内したイベントになります。
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■■【第11回OICHIビジネスアワード&ビジネス交歓会のご案内】■■
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【開催日】2023年6月3日土曜日開催
【時 間】14:00~19:00 受付開始(13時15分)
【場 所】横浜市歴史博物館【2階 館内・講堂】
【住 所】横浜市都筑区中川中央1-18-1
【アクセス】横浜市営地下鉄センター北駅下車 徒歩5分
【定 員】100名
※満席になり次第受付終了にさせていただきます
【参加費】 会員 4,000円(飲食付き)
一般 5,000円(飲食付き)
協賛 20,000円(飲食付き2名)
※協賛企業様には、当日のPR、チラシ配布、まちbiz全会員にメール広告、地域情報誌platama掲載させていただきます。
◆ビジネスアワードお申し込みはこちら⇒
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=ctJqODpwhw
主催:NPO法人協同労働協会OICHI
協賛:株式会社ココラボ 江森克治様
日経管財株式会社 大川日出幸様
クリーンクリエイターズラボ 栢森聡様
Win Grace 勝又恵子様
宮﨑雅大税理士事務所 宮崎雅大様
有限会社サクセスオート湘南 丹野快一様
たまプラーザBizCivic法律事務所 木村俊樹様
株式会社FCTGファイナンシャルプランナーズ 土屋ごう様
城南信用金庫様
株式会社エリアプロジェクト 小杉駿介様
横浜信用金庫様
※4月28日時点 協賛随時募集中
協力:NPO法人横浜スタンダード協議会
有限会社人事・労務
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第1部:ビジネスプラン発表会 180分
14時00分~17時00分
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発表者 上村 志津
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【タイトル】
ドバイをはじめとした世界のあちこちに、小さな感動と笑顔を増やす商品を届ける卸業
【事業内容】
自分が海外に住んでいた頃、日本食ブームのおかげでアジア系食材を扱う店はいくつかあるものの、ちょっとしたものが手に入らないという、買い物への小さなストレスが常にありました。
海外のそういったお店では、大手のブランドが売り場の大半を占めるなか、ローカルブランドを中心に、丁寧に作られた素敵な商品をお届けすることで、あのストレスを少しずつでも減らせるお手伝いがしたい。
商品の仕入れに関わるのは優秀で経験豊富な男性が多い中、海外に住んでいた消費者として、また主婦として、男性とは違った目線で消費者に寄り添い、買った人もその周りの人も「わぁ、これいいね!どこで買ったの?」そんな声が聞こえてくるような、小さな感動と笑顔を増やす活動をします。
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発表者 洞澤 葉子
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【タイトル】
仕事を面白がる大人のための、人材不足解消支援/人材育成プログラム事業
【内容】
個人事業主として約5年ほど続けてきたWEB制作の事業から、中小企業の深刻な人材不足問題を知り、WEB制作の知識を活かした採用支援を提供します。また、時代的にはネット環境の充実に伴い、在宅ワークを含む多様な働き方ができるようになったが、実際はスキル不足のためなかなか仕事を取れないフリーランス事業者が多い。
そういった事業者に、実際に仕事をしながらスキルアップするための育成プログラムを提供し、人々が仕事を通して自信をつけて、社会の中で存在価値を見出し、人生が豊かになるような活動をします。
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発表者 広瀬 治代
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【タイトル】
教えない音楽教室
【内容】
時代の流れとともに、子供達を取り巻く社会や環境は常に変化している近年。
コロナをきっかけに他人との接触を避ける技術が一気に進みましたが、人として生きていくには人間らしい能力を大切にして、他者と共存する力をつけなければないないと改めて思いました。
社会や環境が変化して、予測が難しくなる時代になっても、自らが考えて判断して行動できる「生きる力」を音楽を通して未就学児からシニア、障害のある方に届けたいです。
だからこそ「教える」指導から脱却して、子供達の可能性を信じ、自らの意思で学び進めていける環境(第3の居場所)を音楽をツールとして提供します。
一人一人の人生を豊かにするだけでなく、幸せな社会を創造していく場所を作ります。
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発表者 木村 紘大
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【タイトル】
人にも自然環境にも優しいライフスタイルの循環、計り売りショップ事業
【内容】
今世界中で問題となっている「海洋プラスチック」問題。
世界の海に流入しているプラスチックゴミは、合計で1億5,000万トン、年間で800万トンものプラスチックゴミが流入していると言われています。
そのプラスチックゴミの多くは「使い捨てプラスチック」
ゴミを生み出す根本見直すために、人にも自然環境にもこだわった商品で、地域に計り売り(ゼロウェイスト)というお買い物の選択を作っていく。
<審査委員>
委員長 江森克治(株式会社ココラボ 代表取締役)
委 員 矢萩大輔 (社会保険労務士:有限会社人事・労務 代表取締役)
委 員 柴田仁夫(岐阜大学社会システム経営学環准教授 中小企業診断士)
委 員 関口昌幸(横浜市政策局共創推進室共創推進課 明日をひらくYOKOHAMAセンター)
委 員 林康明(城南信用金庫 企業経営サポート部 副部長)
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第2部:立食形式のビジネス交歓会 110分
17時10分~19時00分
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横浜市関係者・経営者・ 起業家・起業 希望
者など多くの方が集まり、おつまみやお酒を
頂きながら交流を楽しみます。
◆ビジネスアワードお申し込みはこちら⇒
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=ctJqODpwhw
本メルマガを読まれて「面白い!」と思われた方は、是非ともこちらから感想をお送りください。⇒
info@oichi.org
皆さんから頂ける感想が、私の情報発信のモチベーションです(笑)
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◆自立・起業のお役立ち情報◆
No 32ライブ(まちbiz):起業直後の失敗と気づき
動画はこちら⇒
https://www.youtube.com/watch?v=tEgF8BqPp9s
生々しい話を明るく語り合います。
起業や新しい働きかたをスタートした。
その直後にくる苦労、失敗の話。
・人が集まらない
・必要とされていない
・好きなこと VS 出来ること
・家族や仲間
・お客さんとの人間関係
・孤独と健康
・資金繰りなど
・他
過去10年の反省を踏まえた「今」をトークします。
失敗から得た気づき、
忘れていたこともあったので、
ChatGPT(AIツール)先生と
セルフトークをして振り返ってみた。
まちなかbizあおばYouTubeチャンネルぜひ登録(無料)をお願いします!!
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●日本法令出版
▽労働者協同組合の設立・運営がまるごとわかる本
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労働者協同組合の設立を思い立ってから設立1年後の総会を開催するまで、一連の流れがこの1冊ですべてわかる。
目次
STEP0 「協同労働」という働き方について知ろう
STEP1 働く目的と仲間を見つけよう
STEP2 働く目的を事業計画に起こそう
STEP3 事業をスタートしよう
STEP4 労働者協同組合を設立しよう
STEP5 事業計画の再点検をしよう
STEP6 1年の締めくくりをしよう
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●電子書籍「地域密着型」起業のすすめ
2011年1月28日設立のNPO法人協同労働協会OICHIは
2021年1月28日で丸10年を迎えることとなりました。
10年続けてきたから見える景色があります。
起業してから地道にコミュニティを作り、少しずつ大きくしていくために
何を考えて、何をしてきたのかをお恥ずかしながら、電子書籍にしましたので
興味のある方はぜひ読んでみてください。
なぜ、スキルもが栗面なかったのに起業できたのか?
なぜ、地域でビジネスをするのか?
もう満員電車に乗りたくないと思ったあの時、
資金も資格もコネがなくても、起業を成功させた自分の体験をもとに
「地域密着型」起業のすすめのポイントを紹介します!!
第1章:依存から自立
第2章:志の必要性
第3章:志とビジョンからアイディアを考える
第4章:商品設計の考え方
第5章:収支計画と行動計画
第6章:起業を失敗する人、成功する人
第7章:「まちなかbizあおば」の活用事例
第8章:運は変わるのではなく、変えるもの
電子書籍販売サイト⇒
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これから、自分のやりたいこと、好きなことで起業したい方はぜひ読んでね!!
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【まちなかbizあおば入会に興味ある方】
まちなかbizあおばサイト
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https://machibiz.net/
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【メールセミナー】副業しながら起業を
目指すための7つのステップ
第1回 志とビジョンの作り方
1.生きがいと社会貢献を大切にしながら、ボランティアではなく利益を出す起業とは?
2. なぜ、志が必要なのか?
3. ビジョンと志の違いとは?
第2回 顧客獲得のコンセプト
1. なぜ、マーケティングが必要か?
2. マーケティングの考え方の大原則とは?
3. 狙うべき顧客の、しっくりくる決め方とは?
第3回 選ばれる理由の作り方
1. 成功するための、ポジショニングの決め方とは?
2. ポジショニングを決める前にしなければいけないこととは?
3. オンリーワンビジネスとは?
第4回 商品設計の考え方
1. なぜお客様は商品やサービスを買うのか?
2. 商品・サービスを買う前の顧客心理とは?
3. 商品設計の考え方とは?
第5回 事業計画の作り方
1. 事業計画の役割とは?
2. 目標とすべき売り上げと経費の考え方とは?
3. 売れるまでには時間がかかる
第6回 0から起業する行動とは
1. 0から起業の難しさ
2. それでも起業を目指す人のために
3. ダブルワークというこれからの働き方
第7回 ダブルワークで自立を考える
1.お金を稼ぐ喜びを知ろう
2.自宅で稼げる仕組みを持とう
3.お金は出来ないことに投資する
【無料メールセミナー】
副業しながら起業を目指すための7つのステップ
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みなさん、社会の役に立つことを実践して、それをビジネスにしていきましょう。
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イベント・セミナー情報は火曜日・神話・歴史などの号外版は木曜日に配信予定です。
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NPO法人協同労働協会OICHIサイト
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https://oichi.org/
起業支援センターまちなかbizあおば
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