〇〇〇〇さん
こんにちは、坂佐井です。



私は起業するなら、好きなこと、やりたいことで起業を薦めています。



それはなぜかというのが、今日のお話しです。



もともと私は、会社に仕事そのものが、会社の指示で配属されて、その仕事をこなしていました。



それが好きなことかというと、会社の指示だから仕方なく仕事をしていたという方が正しいと思います。



役職があがると、重要な会議にも参加できるようになりました。



やっとそこで、自分の意見や考えを述べられる機会があり、期待して参加しましたが、ことごとく却下されました。



それも納得のいく却下なら仕方ありませんが、現状を変えたくないという上司たちの圧力で、却下されるという誠に納得しがたい理由がほとんどでした。



自分の考えややり方で働けないなら、会社を辞めて起業しようと思ったのも、理由の一つです。



だから起業したなら、自分のやりたいこと、好きなことで起業をしようと決めたのが、背景にあります。



しかしそんな私も、起業の落とし穴ではありませんが、好きなことで起業するはずが、儲かりそうなものに手を出して、失敗しました（笑）



楽して儲けようと思ったことが原因です。



儲からないと、好きなことではないので、すぐやめてしまうんですね。



起業は、一時的に儲かればいいという問題ではありません。



継続していかないと、生活できません。



そこで好きではないことで、起業することは、続かないという理由で、改めて自分のやりたいことを模索しました。



しかしやりたいことといっても、ニーズがなければ、そもそも買ってくれる人がいません。



そこでまたも、やりたいことから外れて、ニーズのあるものを探し始めます。



ネット社会になれば、オンラインで教育を受けることもあるだろうと例えばオンラインで学べるコースやトレーニングを始めたとしても、自分にそのスキルや人脈がなければ、できません。



さらにそのニーズに対して、本当にその必要性があって、自分が本気で取り組めるものかといえば、そこまでの思いがなければ、やはり続けていくことはできません。



今でいえば、間違いなく、健康・フィットネス: 健康的な生活を送るために、フィットネスやウェルネスに関する製品やサービスに対する需要が増加するでしょうし、環境に配慮した製品やサービスへの需要が高まっています。


また、テクノロジーの進歩により、デジタル製品やサービスへの需要が高まっています。



例えば、人工知能、ビッグデータ、クラウドコンピューティングなどが挙げられますし、これは、人々がより持続可能な生活を送ることを望むようになってきているためです。



ニーズのあるものは世の中たくさんありますが、そのニーズに対して、果たしてそれは自分がすべきものなのか、という思いやも志がなければ、立ち上げようと思うまでにいかないのです。



儲かるものやニーズから入るというのは、一見セオリーのように見えても、自分にとって、持続可能なビジネスモデルかどうかは、考える必要があります。



そこで私はやりたいことや好きなことで、人の役に立てることを考えるに至りました（笑）



起業というのは、ニーズがなければとか、儲からなければとか、ありますが、それよりも大事なのは続けていくことができるのかだと思います。



続けていくことができるのかという視点は本当に重要です。



それは好きなことというだけでなく、商品設計やサービスの形態などのビジネスモデル全てにおいてです。



あなたの商品が一般に低単価なものであっても、あなたがその低単価なものを売り続けることで生活ができなければ、その単価でサービスを提供しても、生きていけなければ、やってはいけません。


たくさんサービスを作っても、雇用できなければ回せないのであれば、やってはいけません。



自分がやりたいことで、尚且つ、社会が必要と思うニーズがあって、生活できることが条件です。



つまりそれだけ起業するということは、ハードルが高いもので、簡単に始められるものではないんですね。



だから私は、どうせ起業するなら、好きなことで起業しましょうと言っています。



好きなことややりたいことでなければ、そもそも起業する必要はないということです。



儲かるものやニーズのあるもので、好きなことでなければ、儲かるものやそのニーズに応える商品を販売している会社に入った方がいいです。



つまり、好きなことややりたいことでなければ、何も大変な起業をしないで、会社員でいいのはないでしょうかというのが、私の結論です（笑）



会社員の方が安定しますし、頑張って出世すれば、収入も起業するよりも、儲かります。



起業というのは、私の考えですが、働き方を変えたいとか、自由に自分の考えで、好きな時間に働いて、好きな人と仕事してという環境を変えるには、とてもいいと思います。



お金儲けしようとか、考えると、会社員以上に働いたり、嫌なお客にも買ってもらったり、そしてその責任は、全て自分で負わなければなりません。



その責任を好きなことではない事業に、継続的にできるでしょうか？



私は、バーチャルオフィスがやりたかったわけではないですが、バーチャルオフィスという商品設計でいくなら、持続した事業ができると判断しました。



その中で、コミュニティを作って、昔自分が感じた会社員としての働き方で悩む人に対して、起業という手段を考えられる環境を作りました。



その人たちが、自分のやりたいことで起業する姿を見るのが、私のやりがいになっているんです。



そして、その仲間たちと、楽しく地元で仕事したり、遊んだり、飲んで情報共有したりする時間を過ごせるというのが、私の好きなことなんです。



お金を儲けたいとかというよりは、私は自由な生活を求めました。



通勤時間に電車に乗らない環境や、嫌いな人と仕事をしないとか、９時－５時という決まった時間で働かないとか、環境を重視して今の働き方を実現しました。



この環境は会社員ではできません。



出来ないから起業したのです。



でも初めからその環境が作れたわけではありません。



その環境にするのに、６年かかっています。



６年かけて、徐々に自分のやりたい環境を築くことができたのです。



なので私も最初からやりたいことで起業できたわけではありません。



やりたいことに行きつくのに、回り道はあります。



やりたいことがお金にならないということもありますよね。



私の場合でいえば、みんなとお酒を飲んで楽しい交流会をしたい。



しかし交流会だけで生活できるまでのお金は稼げないので、バーチャルオフィスを運営しながら、その中で「まちbizバー」という自分のやりたいことをしています。



「まちbizバー」では事業にならないけど、バーチャルオフィスというニーズのある事業をしながら、その中でやりたいことが実現できているのです（笑）



実はそれは大きなヒントだと思います。



あなたのやりたいことが事業にならなければ、ニーズのあるものの事業の中で、好きなことができれば、事業は持続化するのではないでしょうか！



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