〇〇〇〇さん
こんにちは、坂佐井です。



起業には段階があります。



起業１年目と１０年では、進む目的も違うし、悩む内容も違います。



私も起業したての頃は、全部自分でやっていたし、自分のことしか考えられませんでした。



最初はとにかく、売り上げを上げるために、会員集客に特化します



徐々に、会員も増え、売り上げも増えると、一人ではできなくなり、人にお願いするようになりました。



会員数も増えて、管理が多様になると、会員や売り上げだけではなく、それを維持することも必要になります。



さらに理念やビジョンも、個人の思いから、関わる人たちにも共有できる理念やビジョンに変化していきました。



大体の流れは同じかもしれませんが、その人のタイミングや人物金の状態などによっては、いきなり従業員を抱えてスタートする人もいます。



なので、一概に同じ流れではないかもしれませんが、どの起業家にも言えるのは、事業が進むにつれて、やり方も悩みも変わっていきます。



私は、サラリーマンとして働く生き方が合わなかったので、起業したため、自分の事業に雇用する考え方がありません。



自分が嫌でやめた雇用という形態を、自分が事業するときに、自分が嫌だと思った雇用をするというのに違和感があるんです。



なので、経営者の雇用の悩みについては、私は答えられません（笑）



そうはいっても、一人ではできないので、役員だったり、業務委託でお願いしたり、別エリアには協同運営する法人があります。



その中では、雇用の悩みに似たようなケースはあると思います。



そしていつかは、雇用するのを避けていても、避けられないケースになるかもしれません。



そのときはいつまでも自分の固執した考えは、変えなければならなくなるかもしれませんね。



さて、起業して事業をすると、事業は生き物ですから、時間の経過や売上の規模によって、進め方や悩みは違います。



ではその、常に内容が違う、進め方や悩みをどう対応するのかというと、それが事業計画書なんです。



事業計画書は、当初５年の進め方や課題に対する対処を数字と文書で作るんです。



この事業計画書を作らないで始めている人が多いのは、少し懸念しています。



ＮＰＯ法人協同労働協会ＯＩＣＨＩの協同起業塾では、簡単に言えば、この事業計画書を作成していきます。



塾長の江森さんは、計画書もなく事業をはじめて、うまくいかないと悩むのは当然と話しています。



もちろん事業計画書だけで、すべて悩みが完結するわけではないし、作らなくても順調に事業している人もいるでしょう。



事業計画書とは、自分の理念となぜこの事業をするのかという動機から作成します。



そしてその事業が成功するのは、こうした課題に、こうしたサービスで、解決できるという根拠を作成します。



最終的には、この事業の１年目は、これくらいの売り上げを目指し、２年目は人を雇い、３年目は事業規模を２倍にして、店舗を持つ。



そのように、事業の段階を計画して、それを記載するんです。



まちなかbizあおばも、５年で会員３００社の事業計画書を作成し、見事５年目に会員を３００社にしました。



そのように計画すると、事前にぶつかる課題や悩むポイントもわかります。



はじめは、会社員として働きながら空いてる時間で副業で始め、３年目で目標の売上を達成したら、副業を本業にする。



そのようなことも、計画を作ると見えてきます。



私も、週末起業という形からスタートしました。



いきなり会社をやめないで、平日の夜と週末を活動領域にして、始めました。



週末起業を本業にしたのは、収入が会社員の収入と同じくらいが見えてきたときに、会社員をやめて、独立しました、



当時の悩みは、自分の生活がちゃんと成り立つのかどうかでした。



ただそれは今でも悩むことはありますが、占める割合は下がりました（笑）



今は、ただただ、「まちbiz」というものが、自分のものではなく、みんなのものにしていくために、どうすればそうなるのかで、悩んでいます！



協同起業塾の江森さんは、事業は自分のものじゃないと言います。



事業をはじめたら、一人でやっていても関わる人がいる、サービスを受けたお客さんがいる。



その人たちのために、始めたら、自分の都合でやめてはいけないと、毎回話すんです。



あなたを頼りにしてくれる人に責任を感じるかどうか？



責任を感じたら、あなたの都合でやめてはいけません。



私もそう思います。



まちbizは、もう私の都合でやめるわけにはいかないんです。



それはなぜかといえば、まちbizは、自分だけのものじゃないからです。



それは、私の事業だけでなく、みなさんの事業も同じです。



起業すると、悩む段階は違います。



自分の都合でやめてはいけません。



やめないようにするには、起業の段階で起きることを、事業計画書を作ることで、事前に課題や悩みややるべきことも分かるんです。



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