〇〇〇〇さん
こんにちは、坂佐井です。



ビジネスも、多種多様な時代になり、昔のように、ただ作れば売れた時代ではなくなりました。



また品質の良いものを作れば売れる時代でもなく、顧客のニーズをリサーチして販売しても、なかなか売れない時代となっております。



それほど今の市場は単純ではないということですね。



良いことをサービスにしていても、他でネットでただで提供している人がいたり、価格競争に巻き込まれたり、次から次へと新しい商品やサービスが生まれたりと、ビジネスは弱肉強食の世界です。



でもそんな時代であっても、商品やサービスを提供して、売上を作り、生きていかなければなりません。



自分の商品やサービスを選んでもらわなければなりません。



さて、どうやってあなたの商品やサービスを選んでもらいましょうか？



今日はそんなお話しになります。



商品やサービスを買ってもらうには、お客様側に、メリットを伝えなければなりません。



簡単に言ってしまえば、購入したい商品やサービスが、価格以上に価値を感じられるかどうかだと思います。



便利な機能やサービスがあって、更に安い商品やサービスを提供できれば、購入してもらえるでしょう。



しかし、今の時代は、商品やサービスはたくさんありますし、世の中にない商品を探すことの方が難しいくらい、市場が飽和状態なのが、今の時代です。



自分が作った商品やサービスの機能性や付加価値で、差別化が出来ない場合は、値段を安くして販売するしかありません。



どこよりも、安ければ、買ってもらうことはできるかもしれません。



しかし値段を下げてしまうと、利益が減りますよね。



一生懸命販売しても、今まで1000円の利益が確保できていたのに、価格を下げてしまったばかりに、利益が500円になってしまったら、販売する数も、単純に見ても、倍は売らないとなりません。



大企業ならその体力はあるかもしれませんが、個人でやっていたら、倍を売る体力がありません。



手間や時間が純粋に倍になるわけです。



それなのに、利益は変わりません。



私は個人や小規模事業主が、値段を下げてしまう戦略は、やってはいけない戦略だと思っています。



一時的に売れても、ライバル企業がまた値段を下げてくれば、どんどん価格競争に巻き込まれていき、利益を出すことが出来なくなっていくからです。



それよりも、価値を高めて、値段を上げてでも買ってくれるような市場を見つけていくことが大事です。



値段を上げてでも買ってくれる市場など、あるのでしょうか？



それが表題の話しにも繋がっていくんです。



商品を買ってくれる理由には、様々ありますが、実は「信用」で買ってくれるという方法があります。



むしろ今の時代は情報過多になっていて、何を信じればいいのかわからない時代でもあります。



おいしい話しに乗ってしまい、騙されたなんてことがないように、「信用」がとても大事になってきてるのです。



その信用の作り方は色々とあります。



一番わかりやすいのが、継続です。



何十年と続いてる企業は、続けてきた実績を信用にすることができます。



始めたばかりの税理士さんと、20年近く事業している税理士さんを単純に比べるなら、長く続けている税理士さんの方が安心しますよね。



まちbizが運営しているＮＰＯ法人協同労働協会ＯＩＣＨＩは、設立して11年になりますが、継続して活動してきた実績を買われて、日本法令出版社から、本の執筆の依頼が入りました。



また、8年続けて、会員数も増えているまちなかbizあおばも、青葉区から、その8年の年月と実績を買われて、来年から青葉区の起業支援事業をお願いされることになりました。



このようなことは長いこと続けてきたことによる「信用」でビジネスに繋がった事例になります。



しかしこの「信用」は長く継続した結果なので、始めたばかりやこれからの人には参考になりませんね。



ではどうやって、信用をつけることが出来るのでしょうか？



それは、地域や身近なところで、コツコツと商品やサービスを知ってもらう活動をすることです。



しかも、信用もないときに、売り込んではいけません。



まずは信用を作るために、協力者や応援者を集めるような活動をするのです。



商品やサービスについて、無料で体験や試供品などを渡して、使ってもらって意見をもらったり、逆に販売していくための相談をしたりして、逆にどうしたら売れるのかを一緒に考えてもらうんです。



交流会はそういう活用の仕方を考えるといいと思います。



その中で、あなたの商品とコラボして企画してくれる人が現れるかもしれませんし、指摘した部分を修正したら、買ってもらえるかもしれません。



あなたの人柄で、紹介してくれたり、口コミをしてくれる人が現れるかもしれません。



そのようにまず、信頼関係を築いていき、応援してくれる人や協力してくれる人が、現れたら、少しずつ売れていくようになります。



その信用がつけば、同じ商品やサービスを他で買うことはないでしょう。



なぜなら、あなただから買うという購入心理になるからです。



そこは値段が安いからとかではなく、あなたの信用で買ってもらえるようになるので、価格競争に巻き込まれることもありません。



横浜信用金庫さんは、今、まちbizだから信用して取引してくれる動きをしてくれています。



これは画期的なことなんです。



普通、一団体に横浜信用金庫全体で、サポートしてくれることはありません。



そもそもバーチャルオフィスは、実態がないため口座開設や融資の受け入れが難しい。



その中で、まちbizが信用してもらえたのは、長年続けてきた実績もあると思いますが、運営体制にあると思います。



まちbizは、面談して、様々な身分を証明するような書類を頂かないと入会できないシステムになっています。


銀行にしてみれば、そのようにしっかり面談して、書類を提出させているという体制にまず、信用してくれたのだと思っています。



入会させたいからといって、入会基準を下げてしまうと、会員は増えるかもしれませんが、逆に失うのが信用です。


ぜひみなさんも、信用を得るにはどうしたらいいのか！信用はどうすると失ってしまうのかを考えるといいと思いますよ。



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皆さんから頂ける感想が、私の情報発信のモチベーションです（笑）



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