〇〇〇〇さん
こんにちは、坂佐井です。



マネーロンダリングの問題で、口座開設の審査が厳しくなっているのはご存知でしょうか？



そもそもマネーロンダリングとは何かということを先に説明します。



マネーロンダリングとは、麻薬取引や犯罪で取得した不正資金など、違法な手段で入手したお金を、架空口座や他人名義口座などを利用して転々と移転することで出所を分からなくして、正当な手段で得たお金と見せかけること。



英語表記「money laundering」で、日本語では「資金洗浄」といいます。



口座を転々とするうちに、汚れたお金（マネー）が洗濯（ロンダリング）されてしまう意味で用いられています。



銀行は、そのようなことに口座を万一作ってしまうと、一兆円規模の制裁金を支払うことになってしまうのです。



そのような理由から、安易に口座を開設することが難しくなっているんですね。



口座開設の審査は、日本はまだまだ世界と比べると、甘いそうです。



厳しくなったなあと思いましたが、世界と比較するとまだまだ甘いんですね。



ということは、口座開設も更に審査が厳しくなっていくんでしょうね。



口座開設の審査は、当たり前ですが、どれだけ信用を作れるかです。



法人も合同会社や一般社団法人よりは、株式会社の方が信用が高いですし、創業時よりも、創業10年続いている企業の方が信用があります。



事務所もバーチャルオフィスよりは事務所があった方が信用があります。



どうしても、バーチャルオフィスは信用が低いと見なされてしまうのです。



理由は、そこで働いているわけではなく、実態がないからです。



口座開設だけでなく、融資もそうです。



バーチャルオフィスだと、口座があっても、融資審査も厳しくなるんですね。



銀行の立場で考えれば、一兆円規模の制裁を科せられては審査も慎重になるのは当然です。



そこで銀行は、実態を経営者の事務所と自宅を調査して、直接訪問します。



バーチャルオフィスは当然そこにいるわけがないので、自ずと審査対象から外れていくんです。



私は、まちなかbizあおばを作ってから、年々審査が厳しくなっていく銀行との口座開設や融資問題に、時間と労力を費やしてきました。



銀行の立場も分かりますが、そうはいっても銀行も口座を開設してもらわなければ、事業として死活問題になります。



そこで、私は銀行と信用取引の話しをしました。



マネーロンダリングを恐れるのもいいですが、そもそもマネーロンダリングをされる口座開設をされる確率はそもそも低い。



マネーロンダリングを恐れるあまり、本来全く問題のない顧客まで、取り逃がしている可能性だって大いにあります。



ましてや、まちなかbizあおばに入会する人が、テロリストに加担している可能性なんて、ほぼありません。



そこで、まちなかbizあおばの信用を持って、他のバーチャルオフィスとは違う審査を出来るように交渉を続けました。



そもそもバーチャルオフィスの問題は、ネットで簡単に登録できてしまうことにあります。



合同会社と株式会社の信用の違いは、資金や時間の負担の割合にあります。



設立するのに大変な法人ほど、信用がつくように、まちなかbizあおばは他のバーチャルオフィスと違って、面談があり、揃える書類も、印鑑登録証明書や身分証のコピー、実印での契約締結などをして、入会にハードルを用意しています。



正直、ここまで契約に負担をかけているバーチャルオフィスはあまりありません。



そこの価値を銀行に理解してもらうことで、信用を作っていきました。



また、まちなかbizあおばはみどりもつづきもそうですが、地域ビジネスを主体にしており、ほぼ同エリアに住んでいる人が多い。



地域ビジネスをしている人は、そこに住んでもいるので、悪いことは出来ないんです（笑）



何か信用を失うことをしてしまったら、そこで住めなくなってしまうからです。



私は地域ビジネスの信用と、まちなかbizあおばの面談による審査を、銀行に話して、信用を作っていきました。



さらに銀行に対しても、地銀や信金は、そもそも地域密着を理念にしています。



地域密着とは、地域で信頼関係を築くことで、関係性を強固なものにしていくわけで、それを通り一辺倒に、同じ審査をしていたら、地域密着の意味がありません。



バーチャルオフィスで判断するのではなく、地域密着で築き上げた信用で、個々に判断してもらうことも、しつこく伝えました。



そのおかげで、まちbizは地域の銀行と繋がりを作ることができました。



まちbizでは、バーチャルオフィスが理由で、審査が通らないということはありません。



口座開設や融資相談は受けられますので、ご安心してくださいね。



もちろん、個人の審査はありますが・・・



まちbizバーには銀行の支店長も参加してくれますし、ある信金さんは、信金全域で、まちbizをサポートしてくれています。



信金にとっても、まちbizを窓口にすることができれば、創業支援もやりやすくなります。



今後は、提案なども聞いてくれることになり、まちbizと信金のコラボサービスなども考えられるようになりました。



これも長い年月をかけて信頼関係を築いてきたからこそ、画期的なコラボに発展することができたのです。



そんなバーチャルオフィスはありません（笑）



そしてそれは、会員の皆様が、これまでの銀行取引の中で、信用を作ってくれたおかげでもあります。



会員の皆様には感謝しかございません。



これからも、まちbizをよろしくお願い致します。



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