〇〇〇〇さん
こんにちは、坂佐井です。



昨年、日本法令出版社から、新しく設立される「労働者協同組合法人」の解説本を執筆してほしいと、依頼されました。



お恥ずかしい話し、日本法令出版社を知らなかった私は、自費出版か何かの営業だと思い、断っていました。



しかし、会員の社労士さんから、日本法令は法律業なら誰もが知っている有名な出版社だということを知り、話しを聞くことにしました（笑）



実はNPO法人協同労働協会OICHIの設立背景には、もし11年前に「労働者協同組合法人」が施行されていたら、労働者協同久実居合法人で設立を考えていました。



残念ながら11年前には、できるという噂はありましたが、結局施行されることなく、NPO法人で設立した経緯があったんです。



そして11年の年月が経ち、ついに労働者協同組合法人が施行されるといいうことで、その解説本を執筆したほしいと依頼が来たのは、縁を感じました。



もちろん自費出版のようなものではなく、日本法令出版と契約して、本を出版するというものです。



執筆を快諾しいたのが、昨年の3月でした。



当然、乗り越える壁は大きく、本当に本を執筆できるのかという不安はありました。



まず、まだ執筆を依頼受けたのは施工まであり、その法人については条例があるだけでしたし、そもそも設立した事例もありません。



簡単に手を出すと、もし誤った記述をしてしまった場合の責任は大きい。



そこで、まちなかbizあおばの中で、法律に詳しい人間を集めて、プロジェクトでのぞむことにしたのです。



日頃からお世話になっていて、スタンダードプラン会員の弁護士・社労士を中心に、章立てやストーリーが描ける人間やイラストレーターなどにお願いをして、協同で執筆することにしました。



これも、協同労働です（笑）



こうした人脈がすぐ作れるのも、まちなかbizあおばの大きなメリットなんですね。



法人の設立なので、弁護士や社労士だけでは事足りず、税理士や司法書士さんにもアドバイスを頂きながら、執筆を開始しました。（税理士も司法書士も会員です）



ストーリーは、OICHIやまちbizをモデルに考えてもらいました。



労働者協同組合法人とは、どんな法人なのかと言いますと、簡単に言えば、関わる人が出資して、運営して、対価を得るという仕組みです。



原則、働く人間は平等に出資もするという考え方なので、全員が経営者でもあり労働者でもあるという、新しい働き方が実現できるのです。



例えば、今までの会社なら、上司がいて社長がいて、トップダウンで組織が動きます。



組織が円滑に回っていいればいいですが、上司から無理難題を言いつけられたり、パワハラ行為などで、ストレスを抱えてしまうなんてこともありますよね。



労働者協同組合法人には、上下関係の組織ではないため、全員が経営者でもあるので、その可能性が低いのです。



また、他の法人では経営者が労災などの保険に入ることはできませんでしたが、経営者でも、社会保障を受けられる仕組みがあるのも画期的です。



反面デメリットもあります。



出資が原則となっていることや、平等で運営することで、果たして組織が機能するのかという点です。



組織をみんなで運営するというのは、理想的でいいのですが、現実的に平等の中でも、誰かが責任を持たなければ、実際には動いいていかないのではないかという問題があるんです。



事実、経営者だけを集めて組織を作っても、その組織の中で８割は依存するという話しもあります。



株式会社・合同会社・社団法人と既存の法人の中で、平等で運営するという形に近いのが、NPO法人です。



NPO法人も決議は、総会で決めることになっており、会員には１票の権利が平等に与えられています。



しかしそのNPO法人も、私の経験では、理事長の私が決断して組織を動かしています（笑）



なかなか難しいもんだけではあるのですが、それでも今は、パワハラやセクハラなどの組織の中で、働きにくくなる問題もあるのも事実です。



そこで期待されているが、この労働者協同組合法人なんですね。



おかげさまで、依頼を受けてから1年10か月かかって、ついに販売までたどり着くことができました。



本の内容は、労働者協同組合法人の解説なので、OICHIやまちbizの話しがメインではありません（笑）



ただ、会員の方には、労働者協同組合法人の設立ストーリーは、OICHIやまちbizがモデルになっていますし、架空キャラも実際の会員さんですので、想像すながら読んでもらうのも楽しいかもしれませんね。



もちろん、NPO法人協同労働協会ＯＩＣＨＩの話しや、まちbizで労働者協同組合法人に近い組織で動いている「丘のよこはま土産」や「ＡＯＢup」などの事例も掲載しています。



メインは労働者協同組合法人の解説ではありますが、随所にまちbizやOICHIの話しも随所に盛り込まれていますので、それを踏まえて購入して頂けるのでしたら、嬉しいです。



そして何よりも、新しい法人の解説本を出版するということは、その先駆けとしての役割を果たすことになり、全国に知れ渡っていく可能性があります。



労働者協同組合法人設立の相談や問い合わせなども、全国からくる可能性もあります。



既に、鳥取県庁からは、本を購入した上で、オンラインで相談依頼が入っています。



その意味ではNPO法人協同労働協会ＯＩＣＨＩを通じて、まちbizも全国に認知されていく可能性も高くなります。



本の出版を通じて、会員さんの満足度を上げることが出来たらとも思っています。



10年の月日が経ち、改めてこの法人の解説本の執筆依頼が入ったのは考え深い思いがあります。



ＯＩＣＨＩの設立経緯も元にして作っている部分もありますので、ぜ手に取って頂ければと思います。



そしてプロジェクトの中枢に携わって頂きました、小嶋社会保険労務士、木村弁護士、中小企業診断士の藤村希さん、イラストデザインの山本弥生さん、その他ご協力を頂きました皆様に感謝申し上げます！！



下記より、本の購入ができます。



▽労働者協同組合の設立・運営がまるごとわかる本 単行本 – 2022/11/19販売開始
　⇒　https://amzn.to/3DH1vMm




本メルマガを読まれて「面白い！」と
思われた方は、是非ともこちらから感想を
お送りください。⇒info@oichi.org

皆さんから頂ける感想が、私の情報発信の
モチベーションです（笑）

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