〇〇〇〇さん
こんばんは、坂佐井です。
西欧の神話・歴史・宗教まとめ読み
紀元前60年 カエサル、ポンペイウス、クラッススによる三頭政治が始まる
紀元前58年 カエサルがガリア遠征を開始する
紀元前49年 カエサルが軍を率いてルビコン川を渡り、ローマに進撃する
紀元前48年 ファルサロスの戦いで、カエサルがポンペイウスを破る。
=カエサルとクレオパトラ=
ポンペイウスの死から4日目に、カエサルはエジプトの首都、アレクサンドリアに到着した。
当時の人口は50万、当時の西側世界では、ローマに次ぐ大都市であった。
カエサルがアレクサンドリアを訪れたときは、クレオパトラと弟のプトレマイオス十三世で共同統治する決まりであったが、ポンペイウスを殺した宰相ポティノスによって、後継者争いが繰り広げられていた。
ポティノスは、クレオパトラが邪魔だったのだ。
それは思いの通りにならなかったのが理由だろう。
彼はていよくクレオパトラを追放すると、プトレマイオス十三世を思いのままに操って、政治を動かした。
そんなときにカエサルはやってきた・・・
伝説では、クレオパトラは見つからないように、丸い絨毯にくるまれて、カエサルの宿舎に忍び込んだと言われている(笑)
そのとき、クレオパトラのあまりの美しさにカエサルは、据膳くわぬは男の恥と、考えたかは分からないが、クレオパトラの魅力にはまってしまった。
しかし、実際には政治的な面で、彼女と手を組んだ方がよいと冷静に考えていたようである。
さて、カエサルがクレオパトラを支持したことが知れると、宰相ポティノスは、エジプト軍にカエサルを殺害するよう指示した。
このエジプト軍との戦いは、なんとローマ軍の一部も反旗を翻したことからカエサルは大苦戦となってしまう。
おそらく、クレオパトラを支持することが理由であろう。
絶体絶命の状態ではあったが、泳いでファロス島へ逃れると、そこでローマの援軍と合流すると、形成は逆転した。わずか一日で2万人以上の敵軍兵士を殺害したのである。
その中にはプトレマイオス十三世も含まれていた・・
エジプトは通常ならローマの属州になるはずなのだが、クレオパトラに遠慮したのか、そうしなかった。
それほど二人の仲は、互いに利用しあう関係ではなくなり、男女の関係に発展していた。
そして、二人の間に男の子が生まれた。
カエサルが唯一残した子供であり、名をカエサリオンという。
カエサルは、自分に弓引く者や、謀反を鎮圧することに、全力を注いだ。
小アジアのゼラで行われた決戦では、カエサルの圧勝に終わった。
このときローマの友人に送った報告の手紙に、これまた有名な「来た、見た、勝った」の三語が含まれている。
紀元前45年、ついにカエサルはローマに凱旋した。クレオパトラを連れて・・・
=カエサルの改革=
カエサルはポンペイウスの追討中に2回独裁官に任ぜられ、紀元前46年には、三度目の、翌年には四度目の執政官にも選任されていた
スペインの勝利後には、終身の独裁官に任ぜ
られ、事実上は独裁政となっていた。
しかし、それは当然と言えば当然である。
カエサルの功績は、きわめて短い期間に、重要な事業をいくつか、なしとげているからだ
まず、属州の市民に、ローマ市民権を与えた
また、ローマ市民を属州に送り込んで、殖民市を作らせた。
そうすることにより、投票権をもつローマ市民が増えるし、引退する兵士の失業対策にもなった。
この結果、国庫から穀物の無料配給をうけていた首都無産者の数は、32万から15万人に減少したという。
しかしなんといっても、ヨーロッパの歴史のうえに長く残る文化的事業は暦の改革でしょう。
すでにエジプトでは、1太陽年は365.25日というほぼ正確な暦で、構成されていた。
0.25日を切り捨て、365日で1年としていたのである。
カエサルは、月ごとに31日と30日を割り振り暦を現在の形に変化させた。
しかしこれだと366日になってしまうので、2月から1日差し引いて29日にし、さらにカエサルは、閏年を4年に一度入れることで、正確に365.25日を再現したのである。
因みに2月から1日引いたのは、当時は2月が年末だったからである。
普通に年末から1日引いたということになる。
そして自分が生まれた7月を、カエサルのファーストネーム「ユリウス」に変えたのである。
因みに英語ではジュライと読む。
自分の名前をカレンダーの月に入れるなんて、とんでもないお人ですな、逆にそれだけすごい人だということでもある(笑)
現在はグレゴリオ暦が使われていて、1太陽年が365.2422日で計算されている。
ユリウス暦でも1000年に8日の誤差を生じるため、それをきわめて細かい規定で誤差を調節したのが、グレゴリオ暦とユリウス暦の違いである。
「次回予告」
さて、次回第9話は、「カエサルの終焉」をお送りします。
彼がなぜ絶頂のときに、暗殺されなければならなかったのか、その理由に迫ります・・・次回をお楽しみに~
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