〇〇〇〇さん
こんばんは、坂佐井です。



玉那覇さんと聖書のライブ配信をしています
[神話×働き方] 入門2 ノアの箱舟
⇒https://www.youtube.com/watch?v=Ok3LTOQYzPU

[神話×生き方] 入門2 ノアの箱舟
神話・歴史に学ぶこれから生き方ライブ。
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人生１００年時代、どのように生きるか、働くか、次のステージの向かうヒントを神話、歴史、宗教から探っていきます。
さて、では本編にいきます。



西欧の神話・歴史・宗教まとめ読み



まずは、みなさん、思い切り深呼吸でもしてください（笑）
　


神話とか、昔のことを知るのは、なんか難しくて、疲れそうだなあとか、思わないだろか



しまいには、面倒くさくなって、途中で投げ出してしまう…

　

私も、神話や古典を読むときは、難解で頭が痛くなるようなことが、たくさんあった。



なんで、こんなに難しく、表現するんだろうとか…感じていた。



ある程度、年を重ねると、神話とか、歴史とか、宗教とか、少しは知っておきたいと思い簡単に理解できる本を探したりもしたが、なかなかないもんで、苦労した記憶がある。



でも、そう思っている人って、たくさんいるんじゃないかなあ。


　
そこで、自分の経験をもとに、少しでも分かりやすく、神話や歴史や聖書などを知っていただこうと思って、こんなことを企画したのである（笑）



今回は、ギリシャ神話だ。



「ギリシャ神話創世記編」　
～第1話～　オリンポスの神々たち



ギリシャ神話は、古事記などのように、時系列順に、過去から未来へと、順序立てられたものではなく、発生の異なる物語が、融合されて出来たものだから、統一感はない。

　

極端な言い方でいえば、どこからどこまでが本当のギリシャ神話なのか、断定しにくいところもある。



複雑多岐であり、何が最初に作られ、どうやって今の形に整えられたのか、とにかく、そんなギリシャ神話を、あえて、無理やりに、時系列で紹介していこうというのが、今回の目的だ。



しかも、やさしく、誰でもわかるように…



なので、ギリシャ神話に詳しい人には、物足りないと思うだろうし、首を傾げるような、解釈もあるかもしれないが、私なりの解釈という部分で、ご理解していただければと思う（笑）もちろん、ご意見は伺いますよ～



さて、前置きが長くなってしまったが、物語に入りたいと思う。



神話や聖書というのは、おおむね、最初はおもしろくない。



ギリシャ神話も、まず初めにカオス（混沌）があり、これも闇とか暗いとか、眠りのようなドローンとした状態とでもいうのだろうかそこから胸の広い女神、ガイア（大地）が生まれた。



そして、光と闇、天空と海が生まれ、さらにガイア（大地）はウラノス（天空）と交わってティタン族という５人の男神と６人の女神を生み、最後に、クロノスを生んだ。


　
こんな話しから始まるのだが、あんまりおもしろくはない。



こんなもんかと、聞き流す程度でよい。



聖書も天地創造から入るし、古事記も、国産みから始まる。だいたい神話はどれも似たような始まりではある。



クロノスは、世界の支配権を得たものの、予言により、子供に権力を奪われることを知らされ、妻のレアとの間に生まれた子供（ポセイドン・ヘラ・ハデスなど）を、次々と飲み込んでしまったのである。


　
なんとまあ、むちゃくちゃな…レアは、子供を飲み込まれてしまった行為が、おもしろいはずはなく、ゼウスを身籠ったときには、クレタ島へ行って、こっそり産んで、ひそかに育てたのである。

　

そして、予言のとおり、このゼウスが成長して、父クロノスに薬草を飲ませて、兄姉たちを吐き出させ、オリンポスの山に立てこもり、父クロノスに、戦いを挑んで、10年かけて倒したのである。

　

こうしてゼウスは、世界の支配権を握ることになり、ゼウスが地上を、兄のポセイドンが海を、ハデスが冥府を担当することになった



しかもくじ引きでこれが決った（笑）



姉のヘラは、ゼウスの妻となって、女神の最高位になった。


　
オリンポスの十二神は、ゼウス、ポセイドン、アレス、ヘパイストス、アポロン、ヘルメスが男神。ヘラ、デメテル、ヘスティア、アテネ、アルテミス、アフロディテが女神。

　

この中にハデスがいないのは、冥界の支配者なので、オリンポス神からははずれている。

　

この、十二神の中で覚えておいて欲しいのは、まず、大神ゼウス、そして妻のヘラ。海神ポセイドンと竪琴を引いているので有名な、太陽の神アポロン。



そして、知恵と芸術の女神アテネと、美と愛をつかさどる女神アフロディテ。

　

これぐらいを覚えていれば、問題ないだろう


　
ギリシャ神話の神というのは、キリスト教やイスラム教という一神教の神と明らかに違う



何が違うかというと、ユダヤ教もそうだが、一神教の神は、全てにおいて、神の言葉が絶対であり、間違いはない。

　

大神ゼウスをはじめとするオリンポスの神々は、間違いを起こしたりするのだ（笑）

　

例えば、大神ゼウスは、最高の神であるが、女好きであり、ときおり、その浮気が原因で妻のヘラと騒動を起こしたりする。



いろんな女神と交わるものだから、子だくさんになってしまうのだ。

　

神様なのに、浮気するって・・・

　

そういう、人間らしく描かれているのも特徴である。
だから、神々の話しといっても、人間らしい神様なので、物語も堅苦しさがなくそのユーモアさが、ギリシャ神話の人気の秘密であることは、間違いないだろう。



このゼウスたちが、地上を支配し、人間たちをどうしようか、考えては、ときには、見守ったり、ときには罰を与えたりするのだ。

　

そして、ゼウスは絶対であった。神の中の神であり、彼に逆らえる神はいない。



逆らうなんて、ありえないことである。



しかし、そんなありえないことをしてしまう者がいた。



その名は知性の神、プロメテウス。プロメテウスの話しは、また次回に…



　「次回予告」

ギリシャ神話創世記編　～第2話～　
プロメテウスが知るゼウスの弱味　


　
知性の神プロメテウス対全能の神ゼウスの壮絶な駆け引きによる戦いが始まった。
ゼウスはプロメテウスの弟のエピメテウスに、パンドラという地上で初めての女性を送り込み、さらに、パンドラに、壷を持たせたのである
その壷には・・・




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