〇〇〇〇さん
こんばんは、坂佐井です。



玉那覇さんと聖書のライブ配信をしています
[神話×働き方] 入門1 西欧から学ぶとは？
⇒https://www.youtube.com/watch?v=3kNwsZbTKMk

[神話×働き方] 入門1 西欧から学ぶとは？
神話・歴史に学ぶこれからの働き方と生き方ライブ。

人生１００年時代、どのように生きるか、働くか、次のステージの向かうヒントを神話、歴史、宗教から探っていきます。


さて、では本編にいきます。



西欧の神話・歴史・宗教まとめ読み



アダムとエバなどの神話的部分から始まり、アブラハムから、ソロモンまでの歴史的部分を終え、旧約聖書の中でも、おもしろいお薦めのお話しをしてきた。



前回はイザヤ書の預言のお話しをさせていただいたが、今回はいよいよ最終回である。



旧約聖書の総まとめといこう（笑）

　

ここまで、天地創造からアダムとエバ、カインとアベル、ノアの箱舟、バベルの塔に始まり、アブラハムから、イサク、ヤコブ、ヨセフ、モーセ、ヨシュア、ユダ一族、そしてダビデ、ソロモンと歴史的部分をお話しした。



このあと国は分裂し、聖書の記述も難解になり、詩篇や雅歌などから、預言書がぞろぞろと続いていく・・・


　
旧約聖書の構造をもう少し詳しく述べると、全体は39巻から成っている。



創世記・出エジプト記・レビ記・民数記・申命記までが、モーセ五書でモーセにかかわるものとして、特に重要視されている。



さらにヨシュア記・士師記・ルツ記・サムエル記上下・列王記上下・歴代誌上下と続くが、ここまでがヨシュアからソロモンまでとなる。



さらにさらに、エズラ記・ネヘミヤ記・エステル記・ヨブ記・詩篇・箴言・コヘレトの言葉・雅歌・イザヤ書・エレミヤ書・哀歌・エゼキエル書・ダニエル書・ホセア書・ヨエル書・アモス書・オバデヤ書・ヨナ書・ミカ書ナホム書・ハバクク書・ゼファニヤ書・ハガイ書・ゼカリヤ書・マラキ書となる。



今回、私がお話しさせていただいた内容は、神話的部分をそこそこ触れ、アブラハムからソロモンまでは、詳しく話した。しかしソロモン以降は、ヨナとヨブの話しとイザヤ書を少し話した程度である。



つまり、私が話したことなど、ダイジェストとしても、物足りないだろう。


　
最後に旧約聖書とは、アブラハムのところで話したが、彼は神への忠誠の証として、息子のイサクを生贄として捧げろと、神に言われた。



そのときアブラハムはどうしたかというと、神の命令に逆らわず、息子イサクを本当に、生贄にし、イサクの喉元にナイフを当てたのだ。

　

まさにそこに神の声が聞こえ、実はアブラハムの神への忠誠を試したことを伝えたのだ。結果、アブラハムは神と契約を結んだ。



アブラハムは自らの息子を、捧げ物として、神と契約を結んだ。


　
そして前回イザヤ書のお話しをしたが、イザヤが預言した救世主は、自らの体を捧げ物として、神と新たな契約を結ぶことになる。

　

もちろん、自らの体を捧げたのは、イエス・キリストである。



このイザヤ書の驚くべき預言に、イエスは心動かされたのだろう・・・



旧約聖書とは、自らを犠牲にすることで、神から契約を結ぶ。そしてそれこそが、旧約聖書の宗教観なのである。

　

そしてイエスもまた、自分が犠牲になることだけを考えて、宗教活動をし、ゴルゴダの丘で磔刑となったのだろう。

　

みなさん、いかがだろうか！！



旧約聖書とはまさに奥の深い読み物である。
解釈もまた難解で難しい・・・
　


でも大人として、自分の知識を広げるという意味では、最低限の旧約聖書の知識を持つのは、良いと思う。



でも、旧約聖書を電車などで読んでいる人がいたら、ちょっとひくだろうなあ・・・



だから、私のメルマガを読んで、知っていただければ、いいんではないだろうか（笑）



さて次回は、聖書と双璧をなすといっても過言ではないギリシャ神話について、これも少しではあるがお話ししていきたいと思う。



聖書が一神教の代表的な書物であるなら、ギリシャ神話は多神教の代表的な書物になるだろう。


しかしご安心あれ！
ギリシャ神話は聖書ほど難解ではない。
むしろ、分かりやすく面白い話しが多いし、ひょっとしたら知っている話しもあると思う



恋愛もあれば浮気話など、神話とは思えない話しも多いので、楽しみにしてほしい！



旧約聖書編を今まで読んでいただいて本当にありがとうございました！！



次回から　「ギリシャ神話創世記編」

西欧の原点ともいうべき、ギリシャ神話だが、ここでは、ギリシャ神話の神々について、退屈しない程度に触れていく。
そして、人間社会の関わりと、トロイア戦争へと繋がるエピソードのみを、伝えていくのでお楽しみに




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