第377回
〇〇〇〇さん
こんにちは、坂佐井です。
先週のメルマガでは、年代別のメリットとデメリットのお話しで、30代までお伝えしました。
起業を考える年代によってメリット・デメリットが違うんですね。
前回、10代は起業すると、珍しいので、注目度は高いし、人気もありますので、クラウドファンディングに挑戦すると、たちまち応援者が集まりますね。
しかし、未成年というところで、法人設立や口座開設など、法律上は認められているのに、審査が厳しかったり、システムに反映されないという問題もあります。
20代になると行政も銀行も、積極的に応援する仕組みがありますし、若者ならではの、失敗してもまだやり直せるという、リスクの低減もできます。
反面、20代だとまだまだ人脈もないし、経験もないので、販路開拓や資金集めなどで苦戦する人が多いです。
30代は経験もあり、若さもあるので、経験も体力も一番仕事に適した環境があります。
一見、30代は起業に適した年代に思われますが、デメリットを見ますと、この年代には結婚やそれに伴う家のローンや出産などのライフイベントが多い。
それによって、子供が小さかったりすると、冒険よりも安定を考えてしまう傾向がありますよね。
以上が30代までの前回のおさらいになります。
今回は40代以降を見ていきます。
40代で起業した時のメリット・デメリットは、下記のような理由があります。
<メリット>
・社会的信用力が高まり、他の企業から協力が得やすい
・経済力があるため、自己資金を準備しやすく、融資などの審査が通りやすい
<デメリット>
・起業が失敗して会社員に戻る場合、転職活動がうまくいかないなどリスクが大きい
・健康面での不安を感じやすく、ワークライフバランスの見直しが必要
40代は資金面、経験値面でも若い世代とは比べ物にならない力が蓄えられています。
温めてきた計画を十分に発揮できる年代ですね。
メリットが増える半面、ライフプランに大きく影響するのは30代と同じです。
結婚して家族がいる、自分が家計を支えている、子どもが小さいなどさまざまな環境があるでしょう。
環境に問題点を感じる場合もあるでしょうが、それらが糧になることもあります。
私も起業を考えたのが30代後半で、実際に起業したのは40代です。
そして結婚していて子供もいました。まだ下の子は1歳でした(笑)
奥さんには当然反対をされていましたし、普通なら家族が励みになるのに、家族が負担と思ってしまったことも正直ありました。
それでも独立後の事業計画の話しをして、会社員時代と同じ生活を保証して、半ば無理やり会社を辞めて起業しました(笑)
実は私の周りの40代起業家には、独身や結婚していても子供がいない人が、どんどん会社を辞めて起業していきました。
それが羨ましいと思ったこともありますが、子供にはやりがいをもって楽しく働いている父親の姿を見せたいという思いを種にして、起業に突き進みました!!
今、独立してよかったと思うのは、子供に誇りを持って、楽しく仕事をしているということが言えることです!!
大人が楽しく仕事をしないと、子供も夢が持てませんよね。
さて、最後に50代以降のメリット、デメリットを見ていきましょう。
<メリット>
・定年を決めなければ、会社員以上に長く働くことができる
・シニア向けの補助金や起業セミナーの開催が多く、手厚いサポートが受けられる
<デメリット>
・退職金も含めると自己資金が豊富なため、老後の貯蓄計画も同時に必要となる
・事業継承を検討している場合、後継者育成が必要
50代は起業に必要な知識やノウハウ、人脈等が豊富にそろっている頃です。
社会経験も、他の世代よりも豊かです。起業するにも万全の準備を整えられるでしょう。
どんなビジネスを展開するにしても、引き出しが多く対応できるのも強みです。
ただ、50代は経験があるがゆえにそれらが邪魔をして、ビジネスの妨げになることもあります。
長年積み重ねた社会経験が、柔軟な発想の邪魔をしてしまう可能性もあります。
自身の身体も無理はききづらくなってきますが、親の介護の問題なども出てくる年代です。
しかし、起業する年代として多いのが50代以降の人たちです。
特に人生100年時代となり、年金と退職金では、老後を豊かに生活することが困難になっているんですね。
60歳で定年して年金生活でゆっくり過ごすことができないので、60歳以降も働くことになるのですが、雇用延長しても給料は半減し、上司が元部下という環境になることだってあるのです。
雇用延長を辞めて、違うところで働こうと思っても、60歳という年齢で働くところなんてありません。
60歳以降の人生の生き方を、何も考えずに迎えてしまうと、つまらない余生を送ることになってしまう可能性があるのです。
自分らしい働き方で生きる人生にするには、「起業」は手段としてはいいですよね。
もちろん「起業」も簡単な道ではありません。
それでも、チャレンジする価値は十分にあります。
まちbizは、今後の人生どう生きたいか、主に働き方で悩んでいる人に、自分らしい働き方で生きる人生の実現を目指してほしいということで、作りました。
まちなかbizあおばをオープンして8年目で440の会員数になりました。
そしてコロナ過でオープンしましたまちなかbizみどりは、100の会員登録数になり、今年12月には、まちなかbizつづきもオープンします。
自分の人生を豊かにするために、手遅れにならないうちに、考えてみてはいかがでしょうか!
そして既に起業している人も、しっかり事業を育てて、継続していけるように、みんなで知恵を出し合って、活動していきましょう。
●電子書籍「地域密着型」起業のすすめ
2011年1月28日設立のNPO法人協同労働協会OICHIは
2021年1月28日で丸10年を迎えることとなりました。
10年続けてきたから見える景色があります。
起業してから地道にコミュニティを作り、少しずつ大きくしていくために
何を考えて、何をしてきたのかをお恥ずかしながら、電子書籍にしましたので
興味のある方はぜひ読んでみてください。
なぜ、スキルもが栗面なかったのに起業できたのか?
なぜ、地域でビジネスをするのか?
もう満員電車に乗りたくないと思ったあの時、
資金も資格もコネがなくても、起業を成功させた自分の体験をもとに
「地域密着型」起業のすすめのポイントを紹介します!!
第1章:依存から自立
第2章:志の必要性
第3章:志とビジョンからアイディアを考える
第4章:商品設計の考え方
第5章:収支計画と行動計画
第6章:起業を失敗する人、成功する人
第7章:「まちなかbizあおば」の活用事例
第8章:運は変わるのではなく、変えるもの
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これから、自分のやりたいこと、好きなことで起業したい方はぜひ読んでね!!
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No.17 起業/副業 リスクゼロ、知識、経験を「教える」っという働き方。週末先生、講師とか
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