〇〇〇〇さん
こんにちは、坂佐井です。



最近、人とお話しをすると、「老後を見据えて起業を考えないとなあ」という人が増えてきましたね。



昔は起業というと、特別な人しかできないものと思っていたようですが、最近は身近な選択肢にもなっていますね。



それは国がまず副業を容認したり、終身雇用の限界を訴える企業の方向性も、影響があると思いますが、1億総人口サラリーマン社会ではなくなりつつあります。



社会が起業を推進する流れにもなっていますが、そもそも起業を考える人が増えているのはなぜなのでしょうか。



そして起業という選択をすると、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか？



今回はそんなお話しです。



このメルマガ読者には、既に起業している人も多いと思いますが、なぜ起業したのかを、改めて考えて頂いてもいいと思います。



私ははっきりしています。



純粋に、上司の指示を受けて働くことと、満員電車に揺られる生き方を変えたかったからです。



それが人生100年も続けると思うと、ストレスで早死にしてしまうかもと真剣に悩んだからです。



定年過ぎても、何も考えなければ、またその会社で給料下げられた上で、元部下の指示で働くことになってしまいます。



会社を辞めても60歳過ぎで、満足できる働き方が出来るとは思いません。



またどこかに雇われて息子ほどの年下の上司に指示されて時給で生きていく働き方を考えると、耐えられないと思ったんです。



このように思うのは、私だけではありませんし、まちbizで起業している人のほとんどは、そう思って起業したのではないでしょうか？



一生に一度の人生を、自分らしく働いて生きる人生にしたいと思うのは、自然だと思います。



しかし、そうは言っても「起業」するには誰でも生活できるように成功できるわけでもないです。



起業して生活できるようになるのは、全てはあなた次第です。



どれだけ自分を信じられるかだと思います。



起業したい人が増えているというのは、人生100年時代という長寿の時代に年金では生活が出来ないということが背景にあると思います。



そこで老後を楽しく生活するために、自分らしい働き方を考える人が増えてきているのだと思いますが、まちbizでは、若い人の入会も最近は多いです。



つまり、そう思うのは老後を見据えた中高年世代だけではなく、若い人も思っているわけですね。



また女性の起業も増えています。



女性の場合は理由が多彩で、セカンドライフで考える人もいれば、それこそ育児に合わせて、時間で働くことが出来ないから時間に縛られない起業を考える人もいます。



旦那に頼らない自立を考えて起業する人もいます。



まさに今は、属性も年代も関係なく、起業をしたい人が増えています。



起業は誰でもできますが、起業を成功させたいなら、まずは「人脈」です。



それも起業している「人脈」を持つことが大事ですね。



起業したいなら、起業している人と繋がらないと起業は出来ても、継続できないからです。



そのための「人脈」を持つことは大きく、起業が成功している人も実は若者ではなく、中高年が多いのも人脈にあるのです。



昔は起業というと若者の特権のように思う時代もありましたが、今は「起業＝若者の特権」ではありません。



日本の起業時の平均年齢は、日本政策金融公庫が1991年から毎年実施している「新規開業実態調査」によると43.5歳です。



年々平均年齢は上がっていて、起業の中心は実は40代なのです。



29歳以下の起業が5％以下と年々減少している一方で、50歳以上の起業が増加傾向にあり、現在では25％を越えています。



アメリカの国立経済研究所の調査によると、最も成功率が高い年齢は40歳前後という結果でした。



なんで40歳前後の中年起業が成功しているかと言えば「知識・経験がある」のと「人脈がある」からなのです。



IT知識やロジックだけでは動かない、しっかりとした経験で物事を考えて、判断できる中高年が、成功しているんですね。



そして年代によって、起業するメリットとデメリットが違うというデータがあるんです。



明日のメルマガでは、年代ごとのメリットとデメリットについて、お話ししたいと思います。



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