〇〇〇〇さん
こんにちは、坂佐井です。



ビジネスを継続するには、人脈と学びが大切です。



それ以外にビジネスを継続する方法はないと思っています。



今回は、前にも企画した成功している企業のお話しを少ししたいと思います。



「食堂かど」という小さなお店屋さんは人気があります。



コロナ禍で夜営業のみを行っていた居酒屋などの飲食店が、新規顧客開拓に向け昼営業を始めたケースは少なくないです。



しかし、昼と夜では客側のニーズも異なるため、昼営業を軌道にのせることに苦心する飲食店オーナーも多いです。



そんな中、昼は定食屋とカフェ形態で営業、夜は居酒屋という三毛作スタイルで営業し、10坪16席という店舗規模で合計月商650～700万円を誇るのが、「食堂かど」です。



コシヒカリのいくらのおむすびや肉シュウマイが人気で、自宅に帰るお客さんがターゲット。



メインどおりから一本外れた道にあり、地元の人しか通らないような路地にありますので、分かりやすいように工夫しています。



店内が外から見えやすいように、設計されていて、縁側席などもあります。



通りがかる人が「何だろう」と覗きたくなるように工夫されてるんですね。



時間帯によって、昼はランチのお客様に対応し、昼下がりはカフェになり、夜は帰り道に来てもらうテイクアウト対応しています。



まさに、時間帯によってニーズに合わせた素晴らしい戦略ですね。



塗装とリフォームの会社「竹延」は、建築業界の人手不足解消のために、工夫している会社です。



昔から職人の世界は、先輩の仕事を目で見て覚える教え方でしたが、それだと若い人はやめてしまうことが課題でした。



それを、引退した職人さんが教えることで、人材不足という長年の課題を解消することができたのです。



今では、引退した職人さんがリモートで職人が新人に教える「技ログ」というスマホアプリを作り、動画をアップしたところ、毎年２０人以上が入り８割がやめなくなったそうです。



それが解消の印象がアップして仕事も増えたそうです。



「ねぎびとカンパニー」は１０年前に消費者金融業を辞めて、独立してネギ作り事業で年商２億円を実現した人の話しです。



農業やってみたいと思い、「3年で日本一にならなかったらやめる」決断して始めたら、なんと２年目でネギの作付け面積日本一になりました。



成功の理由は、3年で日本一と目標を決めたことと、全く農業に携わっていない視点がよかったのでしょうか。



「ねぎびとカンパニー」は、味で勝てないなら味の違いの少ない「ネギ」でなら勝負できると、作る野菜も「ネギ」に絞りました。



もちろん味に違いがないといっても、味にもこだわり、糖度20度のおいしいネギを作り、それを営業したんです。



農業の業界では、生産者自体が営業にくるのは珍しいことでしたが、それも畑違いの仕事をしてきたからこその視点ですよね。



「ねぎびとカンパニー」は、農業も売るためには営業が必要ということで、お店を回ったことで、置いてもらえるお店が増えたのです。



60歳以上で起業した人のお話しもしましょう。



株式会社ライフマスターは74歳の社長さんで、なんと64歳で起業したんですね。



事業内容は、売り場の確保でお客様に目立つようにするなどの、メーカーの営業代行サービスです。



家電量販店で店長していた経験者のシニアの人を集めて、店舗の商品陳列のアドバイスすることで、商品の売上がアップします。



目線が途切れず並べることで比較しやすいようにしたり、お会計のところにマッサージチェアを置いたりする工夫で商品が売れます。



中小企業は人手不足なので依頼が殺到しているようで、こうした経験値の高い人を求めてるんですね。



定年後に起業しようとしている人には、とても参考になる会社だと思います。



東京通信は、スマホ向けアプリ開発で24億円を売り上げています。



大手が年間作るゲームは平均15くらいに対し、東京通信は年間850作るんです。



まさに質より量で勝負しています。



質にこだわらないので、3人で数日で1本20万円くらいで、スマホでさくさく遊べる簡単なゲームが主流です。



そのためゲームそのものは無料で、収入は広告収入のみに特化しています。



内容は、3分間ミステリーが多く、正解の前と、正解時に広告が出るようにしています。



広告は1回の配信料が1円からで、1本50万から180万円の売上になるそうです。



ゲームは1本20万くらいですから、まさに利益率もいいですよね(笑）



トッパンホームズは、端っこを持って簡単にはがせるハガキのことを「ポステックス」といいますが、この商品で年間販売数22億通　2240億円を売り上げています。



多分みなさんもご存知ですよね、よくそういう仕組みのハガキが届きますよね。



ポステックスは1枚の紙に印刷して接着しているのですが、特殊な接着剤で完全にくっつかないようにほどほどにくっつく技術を使っています。



ハガキを6グラム以下にするために、1枚当たりの重さを軽くするために、端っこに穴を5個開けて軽量化に成功したんです。



売れる理由としては、今までは個人情報は封筒で送っていましたが、「ポステックス」は、ハガキにおさめることが出来るため、郵便料金が21円も安くなるので売れるんです。



これはまさにアイディアの勝利ですね。



これだけ物が溢れている世の中でも、アイディア次第でいくらでもビジネスはできます。



今日のお話しは、規模感ではなく、どこにニーズがあるのかという視点で読んで頂ければと思います。




●電子書籍「地域密着型」起業のすすめ

2011年1月28日設立のＮＰＯ法人協同労働協会ＯＩＣＨＩは
2021年1月28日で丸１０年を迎えることとなりました。

１０年続けてきたから見える景色があります。
起業してから地道にコミュニティを作り、少しずつ大きくしていくために
何を考えて、何をしてきたのかをお恥ずかしながら、電子書籍にしましたので
興味のある方はぜひ読んでみてください。

なぜ、スキルもが栗面なかったのに起業できたのか？
なぜ、地域でビジネスをするのか？

もう満員電車に乗りたくないと思ったあの時、
資金も資格もコネがなくても、起業を成功させた自分の体験をもとに
「地域密着型」起業のすすめのポイントを紹介します！！


第１章：依存から自立
第２章：志の必要性
第３章：志とビジョンからアイディアを考える
第４章：商品設計の考え方
第５章：収支計画と行動計画
第６章：起業を失敗する人、成功する人
第７章：「まちなかbizあおば」の活用事例
第８章：運は変わるのではなく、変えるもの


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これから、自分のやりたいこと、好きなことで起業したい方はぜひ読んでね！！


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　2. なぜ、志が必要なのか？
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　1. なぜ、マーケティングが必要か？
　2. マーケティングの考え方の大原則とは？
　3. 狙うべき顧客の、しっくりくる決め方とは？

第3回　選ばれる理由の作り方

　1. 成功するための、ポジショニングの決め方とは？
　2. ポジショニングを決める前にしなければいけないこととは？
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第４回　商品設計の考え方

　1. なぜお客様は商品やサービスを買うのか？
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