〇〇〇〇さん
こんにちは、坂佐井です。



起業して事業を始めると、運営方法や進め方で悩む時があります。



また次にすることがあったり目標があるときはいいですが、打つ手がなくなったりするときに、この先何をすればいいのかとかですね。



一番最近でのことでいうと、コロナ対策じゃないでしょうか。



誰も経験したことのない緊急事態に、経営として何が正しいのかが、経営者の判断で決めなければなりません。



休業するのかしないのか、どこまでリアルイベントを開催するのか、リモートに切り替えた方がいいのか。



このようなときに、サラリーマンなら会社の方針に従えばいいだけなので、思考を働かせなくても問題ありません。



起業家は違います。



進むも止まるも自分で決断しなければならないんです。



その判断によっては、経営が悪化して、生活が出来なくなってしまうこともあるわけです。



その時に何を頼ればいいのか、何を基準に判断をすればいいのか、その指針にできるものが私は「理念」とか「志」になるのかなと思います。



中には占いとかコーチをつけている人はコーチングかもしれません（笑）



「あなたの事業は社会の誰のお役に立ちたいのか」



あなたがお役に立ちたい対象の方が、あなたの行動を見ています。



その対象者が、納得できる行動を心がければ、自ずと道が見えてきます。



何も社会全体にあなたの行動が正しいかどうかの判断を仰ぐ必要はないんですよね。



これは、私が師と仰ぐ、協進印刷の江森社長から教わったことです。



私のようなコミュニティ運営の場合は、様々な意見を持っている人がたくさんいます。



中には180度違う考え方の人同士もいます。



その場合、どちらの人の肩を持つのかではなく、理念や志に立ち返って考えるんです。



ＮＰＯ法人協同労働協会ＯＩＣＨＩの設立趣旨は下記になります



【設立趣旨】



特定非営利活動法人(NPO)「協同労働協会OICHI」は、夢をもって起業を志す起業家だけではなく、 



就職難に悩む学生、勤務先の将来と自分の立場に不安を抱える会社員、働き口のないシニア層など働く環境に不安を抱える多くの方々に対して



それぞれの強みを掛け合わせることによって低リスクでの起業を実現できる「協同起業」「協同労働」を広く、普及・促進するための



プラットフォームを構築しています。



【理念】

日本人の思想の根源、和の精神でモノを生みだす。
出会いの縁を大切に、人脈を生み出す。
和の精神で互いの価値観を認め合い、アイディアを生み出す。
感謝の気持ちを常に持ち、「協同起業」ビジネスを生み出す。



つまり、日本人の持つ強みである、和の中で、助け合いながら協力して、ビジネスを進めていくことになります。



ＮＰＯ法人協同労働協会ＯＩＣＨＩが設立した年は東日本大震災が起きた2011年でした。



日本中が震災で自粛にになっても、理念の通り、対策をしっかりしながら、助け合いながら協力して、ビジネスを進める判断をしたんですね。



お祝い事などのイベントやパーティーは自粛しても当然かもしれませんが、経済活動を止める必要はないという判断です。



当時は電車も電力がないため、半分くらいしか運行していない状態でした。



多くのイベントや交流会などが中止になるなか、私たちは、江森社長のスモールビジネス進化論講演を五反田の会場で決行したんです！！



まだ震災して10日後くらいでした。



当時は30名くらいの参加者が集まってくれて、大変盛り上がったのを思い出しますね。



今はコロナウイルスの問題がありますが、これもまた、理念や志に立ち返って考えることが必要です。



まちなかbizあおばにはまちbizとしての志があります。



それは、「自分らしい働き方で楽しい生き方を実現する社会」です。



日本人の働き方は、はっきりいって楽しくありません。



毎日同じ時間に満員電車に乗って、会社に行き、同じころにまた満員電車に乗って帰る働き方。



全てではありませんが、楽しい働き方が出来たら、ストレスも減らせると私は思っています。



結果、健康にもなり、病院に行く頻度も下がると思います。



多くのストレスが、私は働き方にあると思います。



だから、「まちbiz」が私は必要だと思っています（笑）



このつづきはまた次回に話しますね



●電子書籍「地域密着型」起業のすすめ

2011年1月28日設立のＮＰＯ法人協同労働協会ＯＩＣＨＩは
2021年1月28日で丸１０年を迎えることとなりました。

１０年続けてきたから見える景色があります。
起業してから地道にコミュニティを作り、少しずつ大きくしていくために
何を考えて、何をしてきたのかをお恥ずかしながら、電子書籍にしましたので
興味のある方はぜひ読んでみてください。

なぜ、スキルもが栗面なかったのに起業できたのか？
なぜ、地域でビジネスをするのか？

もう満員電車に乗りたくないと思ったあの時、
資金も資格もコネがなくても、起業を成功させた自分の体験をもとに
「地域密着型」起業のすすめのポイントを紹介します！！


第１章：依存から自立
第２章：志の必要性
第３章：志とビジョンからアイディアを考える
第４章：商品設計の考え方
第５章：収支計画と行動計画
第６章：起業を失敗する人、成功する人
第７章：「まちなかbizあおば」の活用事例
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