〇〇〇〇さん
こんにちは、坂佐井です。
さて昨日は、会員コミュニティを法人化にして運営することのお話しをしました。
そこでどの法人にするのが適しているのか、議論の末にNPO法人にすることを決めました。
しかしそのタイミングで労働者協同組合が法人化するという情報が入ってきたのです。
さて労働者協同組合という法人がどういう法人なのか?
労働者協同組合とは、組合員が全員出資して、全員で労働して、得た利益を分配するという仕組みの法人です。
ポイントは、会社員の悩みの一つである上下関係のない組織形態なんです。
NPO法人に決めた理由は、全員が社長だからでした。
NPO法人の決定権は基本、総会で議決して決定していきますので、会社組織のような上下関係の中で決定する組織とは違います。
会員組織に向いているという面もありますが、基本は全員が社長になれる組織形態が、実現できるからNPO法人にしたのです。
しかしNPO法人も結局は理事長という肩書を持つ役職が必要となり、誰かが形上でもトップの役割を担う必要があります。
正確には登記上では理事しかいませんが、多くのNPO法人は、理事長を置いています。
労働者協同組合は、出資額を平等にすれば、全員が平等に協議に加わって、決定していくことができるんです。
また、これはあとで知ったことですが、経営者も労働者としての権利を持ちますので、雇用保険や労災にも入れるというメリットもあるのです。
しかし残念ながら、労働者協同組合は、すぐにできる法人ではないことがわかったため、当初の通り、NPO法人を設立することにしたのです。
さて、起業するときに、個人事業主で始めるのか、法人設立をした方がいいのか、悩んでいる人はいませんか?
何れは法人にしたいと思っても、いつ法人にした方がいいのか、自分の場合はどちらがいいのか、頭を悩ます人も多いのではないかと思います。
よく言われますのが、年商が1000万円になり、消費税を納める規模になったときに、考えるというのが多いですね。
結局はお金の支出がどれだけ抑えられるのかが、一つの判断基準になるのかと思います。
例えば始めたばかりで売上も見込めないのに、法人を設立しても、お金が出ていくだけですよね。
個人事業主でしたら、開業届を出すだけで費用はかかりませんが、株式会社を資本金0円で設立したとしても、設立費用に20万円くらいかかります。
反面、法人にするメリットは、社会的な信用が高くなりますので、企業との取引も成功しやすくなったり、融資を受けやすくなったり、年200万以上の利益だと法人の方が税金が安くなります。
その他、自宅家賃を最大8割経費にできたり、赤字の繰り越しが10年間できたりというメリットがあります。
個人だと信用が低いので企業との取引が出来ない場合が出てきたり、仕事面で不利になる可能性があります。
個人は、節税のメリットが少なく、またその手法も少ないです。
その代わり、赤字の場合は法人は7万円支払うのに対し、個人は払う必要がありません。
こうした特に税制面において、個人でいくのか、法人でいくのかを決めた方がいいんですね。
税制面について詳しく知りたい場合は、税理士さんなどのプロのアドバイザーさんに聞いてください。
そして個人と法人の大きな違いは、やっぱり「責任」ではないでしょうかね。
法人を作った以上は、簡単にやめるわけにはいきません。
前述しましたが、法人は社会的信用が高いので、その信用で取引するわけですが、その信用の理由が継続性です。
簡単にやめないだろうという信用が個人より法人の方があるんです。
それがすぐにやめてしまったら、意味がありませんよね。
つまり法人を作る以上は、そのときの盛り上がりや気分で簡単に作ってしまってはならないんです。
私がNPO法人を作ったときも、簡単にやめることは許されない、その覚悟を自分に何回も聞きました(笑)
一緒に作った2人がいなくなっても、私は一人NPO法人協同労働協会OICHIを今でも続けているんです。
おかげさまで、今では新しい仲間と一緒に活動を続けて10年になりました!!
10年間、続く法人は6.3%ともいわれているんですが、私はその6.3%の法人を続けることのできた一人になれたのです。
私は個人事業主でも開業届を出したからには、続けることが責任だと思っています。
何も法人だから続ける、個人なら続けなくてもいいということではありません。
続けていくことが、あなた自身の信用になりますし、1人でもあなたを必要とするお客様がいるなら、続ける覚悟を持つことです。
さて、NPO法人を作ることを決めた私は、早速設立に向けて、組織作りに着手していくことになります。
このつづきはまた次回に話しますね
●電子書籍「地域密着型」起業のすすめ
2011年1月28日設立のNPO法人協同労働協会OICHIは
2021年1月28日で丸10年を迎えることとなりました。
10年続けてきたから見える景色があります。
起業してから地道にコミュニティを作り、少しずつ大きくしていくために
何を考えて、何をしてきたのかをお恥ずかしながら、電子書籍にしましたので
興味のある方はぜひ読んでみてください。
なぜ、スキルもが栗面なかったのに起業できたのか?
なぜ、地域でビジネスをするのか?
もう満員電車に乗りたくないと思ったあの時、
資金も資格もコネがなくても、起業を成功させた自分の体験をもとに
「地域密着型」起業のすすめのポイントを紹介します!!
第1章:依存から自立
第2章:志の必要性
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第4章:商品設計の考え方
第5章:収支計画と行動計画
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