〇〇〇〇さん
こんにちは、坂佐井です。



昨日、差別化を図って成功している企業の事例を案内しますとお伝えしましたが、今回はそんな事例を紹介しながら説明していきますね



株式会社カインズは、関東地方を中心に、東日本や東海地方、近畿地方などでホームセンターカインズを展開する企業です。



カインズの差別化は、初心者向けのDIYです。



初心者エリアとプロ向けエリアに分かれていて、約2000アイテムの初心者向けのオリジナル商品があって、順調に売上が上がっているそうです。。



株式会社ストロングハートは、タンパク質ビジネスで成功を収めています。



ストロングハートは、対象をプロテイン商品だけに限定して販売しています。



ストロングバー410円は、一般には高いですが、なんと年間１５万本売れています。



売れている秘訣は、プロテインは、今まで味がいまいちだったり固かったり、味に目的をおいていない分野だったのですが、ストロングバーは、材料を吟味して手作りにすることでふっくらとした食感やおいしさにも追及して成功しました。



ネクストミーツ株式会社は、開業して2か月目で月200万円を売上げているベンチャー企業です。



ネクストミーツは、大豆を使った代替え肉で焼き肉を作ったんです。



食感を似せるためカルビは荒削りな大豆を使い、ハラミは粉末状の大豆を使用しています。



こうした代替え肉、普通のお肉よりコストのかからないタンパク質として、または将来の食糧難に向けた準備として今研究がどんどん進んでいる分野なんですね。



モンブランの沙織は、坪月商３０万以上を実現しているお店です。



京都で女性を虜にするお店として有名です。



１０時開店のお店は、８時から行列になるほどの人気店です。



お客さんの目的は、国産高級栗を使ったモンブランです。



このモンブランの客単価（1800円～2000円）と高いんですが、人気の秘密はやっぱりおいしいんです（笑）



空気を食べている感じのふわふわ感や、モンブランも1ミリと通常のモンブランの４分の1くらい細いんです。



この細さを実現したのは、なんとパスタの機械からヒントを得たそうです！



沙織を経営しているエイムエンタープライズの志賀栄太郎社長は、スィーツ業界は、流行があるが普遍的に売るには定番スィーツに付加価値をつけることがポイントだと話しています。



続いて、かみむら牧場は、焼き肉店です。



坪月商３７万円　月3100万円を実現しています。



成功している理由は、A4和牛の肉が3980円食べ放題が人気なんです



なぜそんな安さで提供できるのかと言いますと、回転ずしと同じように商品をレーンに乗せて運ばれるので、人件費が削減できるから成り立つんですね。



さらにレーンに乗って運ばれるため、非接触で運べるのでコロナ対策にもなって、追い風にもなっています。



どんどんいきますね、続いてはUTO、カシミヤの専門店です。



カシミヤだけのセーターをネットで販売したところ、これが大ヒットしました。



もともと社長さんは、海外の添乗員を４０年前にやっていました旅行代理店です。



添乗員時代、アパレル業界のファッションツアーをしていた縁でニット会社に１０年就職して、その後、独立した畑違いの分野で起業した社長です。



成功の秘訣は、大手に勝つために特色のあるツアーを作っていたそうで、対象をせまいお客さんに絞った尖った企画が成功していました。



その経験をファッション業界でも通用すると思い、なんでもあるお店ではなく、ニット素材に絞ったカシミア専門店にしたそうです。



さらに、そこまでどこもやらないというところまでやる、オーダーメイドの注文店にしました。



型くずれしないように、パーツごとを組み合わせる縫製や仕上げは、手作業にこだわったそうです。



最後は、シャフト株式会社です。



世界で一つだけのオリジナルジグゾーパズルを作る会社で１０年で年商なんと１億円。


前職はなんと教員でした。



子供の写真を使ってジグゾーパズルを作って、大きくなって作ってもらうというコンセプトのジグゾーパズルが、月に1000件の発注が入るほどの人気だそうです。



こだわりは、パズルをはめるときの気持ちよさを追求するため、パズルの厚さにこだわりました。



先生時代のツテで子供たちに厚さを確認してもらったり、フィット感のよい裁断機も本人で作るほどのこだわりよう（笑）



奥さんと二人で運営しています。



さて、何となく成功する理由が分かりましたでしょうか？



昨日のメルマガでも言いましたが、基本となる商品やサービスは普通に見かけるものです。



それを対象を絞ったり、こだわりを追及したり、他の業界からヒントをもらったり、工夫していますよね。



これからは0から世の中にないものから始めるのではなく、世の中にある商品やサービスをいかに、今までと違う工夫でアプローチできるかが、成功に繋がるのではないでしょうか。



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