〇〇〇〇さん
こんばんは、坂佐井です。
号外版は、日本最古の書物、古事記を分かりやすくお伝えしていきますね。
気軽に読んでくださいね!!
古事記は素敵なファンタジー
神話や聖書の冒頭部分は、あんまりおもしろくない。
初めが肝心ではあるが、いきなり読者に飽きられても嫌なので、おもしろい部分からいきたいと思う。
まず登場するのは、イザナキ・イザナミという二人の男女の神です。
この二人の神によって、日本は作られるんです。
どうやって?そりゃあ、男女の神ですから、交わってですよ(笑)
古事記では神のことを柱といいます。1柱・2柱というのだが、私は、もっと人間らしく扱っていきたいので、1人・2人とする。
混沌とした下界に、国を作ることを命じられ、委任の印として、天沼矛(あめのぬほこ)を授けられた。
まず2人の神は、天浮橋(あめのうきはし)に立ち、矛で潮をかきまぜ、引き上げた矛先から、したたる潮水で、島を作った。
なんのことやら~まあ、そんなもんかと思って下さい(笑)
天沼矛で潮をかきまぜる行為は、男女の性の交わりを描いているとも言われている。まあ、なんといやらしい~
古代人たちは、性交を神聖な儀式として重んじていた。
子孫繁栄は重要ですから、いやらしいとか言わないで下さい(自分で言っておいてなんなんですが・・・)
さて、作った島を、オノゴロ島といい、そこで、2人の神は、交わって島を生んでいく。
オノゴロ島は、淡路の絵島ではないかと、言われている。
初めに生んだ島は、あまりいい島ではなかった。
理由は、女であるイザナミが最初に声を出したからとか・・・
男尊女卑の儒教の思想が、見え隠れしている。
次はうまくいき、初めて生まれた島が淡路島だ。
なぜ淡路島なのか・・・
これについては、淡路島周辺の海人たちの創世神話が朝廷に取り入れられたものといわれている。
さて、調子づいてきた二人は、共に愛し合いながら、九州・壹岐・隠岐・対馬・四国・佐渡島と生んでいく。そして最後に本州を生んでとりあえず終了。
これを大八島と呼びます。あれっもっと大きな島がまだないかなあ。
そうなのだ。
この国生みの話しでは、北海道と沖縄がないのだ。
つまり、当時の日本に、沖縄と北海道は含まれていないのである。
ちょっとびっくりですよねえ。
じゃあ沖縄と北海道はいつ日本の領土になったのだろう。
驚くなかれ、なんと、世界に正式に北海道と沖縄が日本の領土と認められたのは、近代にはいってから、明治時代のことなのである。
だから、大八島に入るわけがない。
北海道も沖縄も、それぞれに別の歴史があり、神話があるのだ。
さて、話しを古事記に戻そう。
そのあと二人は、大小14の島を生む・・・
イザナキとイザナミは国生みを終えると、今度は神々を生み出した。
日本が多神教と言われる所以である。
ここでは様々な八百万の神々が生まれていく。
あえて記載はしない(笑)
まあ、海の神やら川の神やら土の神やらを生むわけだ。
合計で35もの神を生む。
しかし、この激しい出産のときに、悲劇が訪れる。
火の神を生んだときに、イザナミの陰部が大きく火傷してしまい、それが原因で、イザナミは命を落としてしまうのである。
当然に、嘆き悲しんだのは、夫であるイザナキである。
彼のその悲しみは、怒りへと変わり、火の神を剣で突き刺した。
火の神は、子供とも解釈できるので、子供殺しになってしまうが、そこは目をつむって、このときはイザナミを失ったことの方が大きかったのだろう。
それからというもの、力の入らないイザナキは、どうしても愛するイザナミに合いたいという気持ちが募り、ついに、黄泉の国にイザナミを生き返らせてもらうよう、お願いしに行くことを決意したのである。
このイザナキの気持ちは、理解できるのではあるまいか。
誰でも愛する人間が亡くなってしまったら、生き返らせたいだろう。そんなことができるなら・・・
黄泉の国とは、死者の国である。
このイザナキの時代は、黄泉の国にも行けたようである。いい時代だ。
さて、黄泉の国に向かったイザナキに待ち受けるものとは・・・
今回のお話しはここまで。また次回をお楽しみに~
【「古事記の基本1」日本神話のはじまりイザナミ イザナギ編】
たまナビ・アカデミーチャンネルで動画を配信しました
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https://www.youtube.com/watch?v=jBiJqsjTBkY&list=PLLeXrdHZigLXfhZmwgfG6kgXI09-lzxSt
=次回予告=
「第2話 日本の最高神、天照大神誕生」
黄泉の国に、死んだイザナミを取り戻しに行ったイザナキは
果たして、イザナミと再会できたのであろうか!
そして、日本の最高神、天照大神が登場します。
~マメ知識~日本の古典、古事記とは
古事記は、天武天皇の命により、稗田阿礼(ひえだのあれ)という抜群の記憶力で、語り伝えた「帝紀」「旧辞」を、太安万侶がまとめたもので、西暦712年に完成した。
「帝紀」「旧辞」とは、古事記以前の書物であり、長い年月を経るに従って、修正が加わったりして、本来の歴史が失われかけていた。古事記はそれを調べ直して、再編集したものである。
古事記は、日本書紀の中国を意識した漢文ではなく、日本語重視の文体で書かれており、物語の色合いが強く、神話に重点をおきながら、天皇家の歴史を語っている。
収録年代は、聖徳太子の時代の推古天皇までが、収められており、全3巻の長編古典である。
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