配信日時 2020/07/26 22:00

第244回 自分の給料を決めよう


〇〇〇〇さん
こんばんは、坂佐井です。



さて、いよいよ事業計画について話しをしますね。



事業計画書とは何か、簡単に言うと、何のためにどのような事業をしようとしているのか、どのようなアイデアを持っているのか!



そうしたことを、書き出しながらひらめいたことや、売上目標や今後の流れや企業の周りの環境はどのようになっているのかを、頭の中で思い描くだけでなく実際に書き出して可視化し、自分の思考を整理するものです。



つまり、これまで志やペルソナ、商品設計の話しをさせていただきましたが、実はそれをまとめていくと事業計画書になるんですね



そして今回は事業計画の核の部分、売上目標や今後の流れを数値化していくお話しです。



しかし今日は、事業計画書を自分で作る自信がなくても、これなら簡単だという計画書の作り方になります(笑)



事業計画書を作るもう一つの目的は「ビジネスが本当に軌道に乗ることができるか」を確認するものでもあります。



いい案が思いついても実際に数字化してみたら、全然生活できないなんてことになったらやっても意味がないですよね。



・経費がどれくらいかかるか
・売上がどれだけ上がるか



売上-経費=利益というのを表を作り、売上-経費がマイナスになれば赤字になり、儲かりません。



赤字になる事業ならプランを見直すことが必要になります。



ビジネスが本当に軌道に乗ることができるかは、自分が生活するための「給料」が作れる事業にならなければなりません。



まず売上目標を数値化して3年後、5年後の流れを数字で表すということですが、最初に決めるのは表題にあります「自分の給料」を決めることです。



実は自分の給料を決めずにとりあえず初めてみようと言う人が大変多いです(笑)



起業というのは、お金を稼ぐための手段であるにもかかわらず、自分がいくら稼ぎたいのかを明確にしている人が少ないんです。



将来的には年収1千万にするとか、将来こうなりたいという数字を掲げる人も、初めにいくらの給料をもらいたいのかを決めてない人が多いんですね(笑)



ですので起業家になるのであれば、まず給料を決めましょう!!



そこで簡単でいいので、自分が給料を作るためにはいくら売上があればよいのかを考えます。



たまに「売上=給料」と思っている人がいますが、それは大きな間違いです。



簡単な図式で表すと「給料」=「売上-仕入れ-経費」です。



上記の図式を見れば一目瞭然ですが、売上を給料と考えたら、あなたは給料から仕入れや経費を払う形になり、あなたが実際に生活に必要とするお金はもっと減ってしまいます。



減るどころからマイナスかもしれませんよ。



物販をやっている人なら、自分で作る人であっても、部材などの仕入れがかかります。



サービス業は仕入れがなくても、事業するための経費は発生しますよね。



売るために必要なチラシや告知などの「広告宣伝費」



リアル集客で交流会などで宣伝しに行ったり法人会に入るなどの場合は「諸会費」



打合せや会場に行くならその場所までに行く「旅費交通費」



またこちらで打合せを用意するなら「会議費」



手土産や接待も用意するなら「交際費」



会計などを税理士にお願いするなら「支払い報酬」



会計など自分でするにしても電話代やインターネットや郵便配達料など「通信費」はかかります。



物販している人なら「荷造運賃 」



その他諸々の「雑費」も発生します。



少なくても事業するということは、仕入れがないサービス業であってもいろいろと経費は発生するということを頭に入れておきましょう。



こうした仕入れや経費を考えて「自分の給料」を足した数字が「売上」になります。



例えば、あなたが健康系のビジネス(健康セミナー・消耗品販売・サークル運営)をしていたとして、一か月にかかる経費が下記のような場合



・広告宣伝費(チラシ3万・WEB5万・ポスティング1万・ネット広告1万)
・会議費(セミナールーム代2,000円/2H)
・諸会費(交流会団体費5,000円/月)
・旅費交通費(往復500円)
・消耗品(梱包代300円)
・雑費(コピー代・領収書・封筒・ペンなど1,000円)



これだけでかかる経費は10万を越えます。



あなたが給料30万を欲しいなら、45万くらいの売上が必要になるんですね。



45万作るために、健康セミナーはいくらの金額で何人集めればいいのか、消耗品はいくら仕入れていくら売ればいいのか、サークルは何人入ってもらえればいいのかが分かってきますよね。



そうすると、自分が何をしなければならないのかが分かりますし、そうして、数字を作っていくんですね。



もちろん最初に体力があるなら、初月から45万にならなくても、半年後に給料をもらえれば大丈夫でしたら、半年後に45万になる計画を立てればいいですね。



逆に45万円が難しいなら「経費」を見直して40万円で給料が30万円もらえることを考えるということもできますよね。



いずれにしても、数字を掴んで現実を知ることが事業計画書を作る一歩と考えてくださいね。



それにはまずあなたがいくら「給料」をもらいたいのかを考えることが大事なことなんです。



因みに私の場合は、まずサラリーマン時代の給料を目標設定しました。



おかげさまで今はその目標は達成しましたがそれも、そのための目標や計画を立てたことがよかったと思っています。



ぜひ、あなたの事業計画を作ってみてください。



もし、今がその時だという人は、協同起業塾で作ることも検討してみてくださいね。




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起業は自分の好きなことだけに打ち込めば上手くいくわけではないですよね。



経営者として、知らなければならないことや学ばなければならないこと。
数字を把握したり、その意味を学んだり、経営・マーケティング・財務・法務・労務マネジメント・会計などなど、現役の経営者から、しっかりと学びましょう。



そして、起業家としての未来の不安を、協同起業塾で打ち破っていきましょう!!



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講師はCSR認定企業の経営者江森克治社長です!!



江森塾長は横浜市の事業仕訳に携わった経験があります。



横浜市の事業仕訳をした人から、直接事業計画書を一緒に作っていくわけです!



江森塾長が事業継続の柱にしている考え方がCSRです。



CSRとは、企業の社会的責任という意味になります。



社会的責任とは、地域の役に立つ企業になることで、社会に必要と思われ、結果、継続した企業に育っていくという考え方になります。



これからは企業だけではなく、個人事業主も、そのような考え方を持つ必要性があると思っています。



一度CSR認定企業経営者のもとで、集中して文字と数字で事業を整理してみて下さい。



足りないことは何か?足りないことを埋めるにはどんな考えが必要なのか?



トコトン自分の大好きなビジネスについて考えましょう。



自分のビジネスをみんなで考えてもらえるワークはとても楽しく、ワクワクしますよ!!



急がば回れではありませんが、しっかりご自分のビジネスを見つめることも必要です。



悩むよりまずはしっかりと事業計画を作り、経営を学び、継続できる事業モデルを江森塾長と共に作りましょう。



◆協同起業塾のカリキュラム予定


毎回月曜日

1回 8月31日 オリエンテーション当事者の時代私とは?(プチ内観)

2回 9月14日 企業理念策定

3回 9月28日 事業のタネ

4回 10月12日 事業計画の計画事業計画について価値と計画のマッチング

5回 10月26日 事業計画の計画事業計画書について事業概要計画書

6回 11月09日 想定財務諸表の作成

7回 11月30日 想定財務諸表の作成2

8回 12月07日 志を立てる志のココロミ

9回 12月~1月 プレゼンテーション志の発表

10回 1月30日(土) ビジネスアワード

研修旅行 2月20日(土)~21日(日)予定※日程は変わる可能性があります



協同起業塾の受講料について

一般受講料 228.400円(税込) 全9回の講義


融資や補助金などで事業計画書をフルサポートで代行をお願いした場合、一般的に14万5千円~25万5千円くらいです。



協同起業塾の受講費は228.400円(税込)ですが、融資目的ではなく、自分が生きていくために必要な事業計画書を作ります。



OICHI会員ですと 146.500円(税込)約38%OFFになります。
これは融資のフルサポートより安いです。



更に起業支援センターまちなかbizあおば会員になりますと、プランごとに大幅割引となります。


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年に一度の協同起業塾となります。
この期間に受講を逃すと来年までありません!!



計画が1年遅れてしまうということになりますので、事業を興したい計画がある人や事業継続に悩みがある人、これまで読んできて、興味あります方は、是非ご検討下さいね。



真剣に事業の立ち上げや継続的発展を志している人に限りますので、宜しくお願いします!!



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 2. 商品・サービスを買う前の顧客心理とは?
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