〇〇〇〇さん
こんばんは、坂佐井です。



今回はヤマハの創業者の川上源一郎さんから
起業の成功事例を見てみましょう。



川上さんは、破天荒ともいえそうな行動力を
発揮した起業家の一人です（笑）



川上さんは戦後のアメリカを実際に目のあた
りにして、事業アイディアのいくつかをつか
みました。



空襲の焼け跡がまだ残る日本と違い、戦勝国
のアメリカに単身乗り込んで見た光景で、
関心を引いたのは、アメリカ人がけっこう
遊んでいることでした。



敗戦国日本がまだ、生活もままならない時期
にアメリカでは生活を楽しんでいました。



そのギャップの大きさに驚きつつも、川上さ
んは日本がいずれ復興して豊かになれば、
レジャー産業が大きくなる時代が来ると確信
し、そのときの受け皿になるような事業を
始めようと思ったのです。



当時の日本は余暇どころか、衣食住にもまだ
事欠くような時期でした。



そんなときに、川上さんはピアノの製造を
始めるんですね（笑）



もともとヤマハは木琴や風琴、オルガンを
作っていたんですが、徐々にピアノに軸足を
移していくんです。



やがてはアーチェリーなどのスポーツ関連に
進出し、バイクにたどり着くんですね。



当初のヤマハはレースで勝利はおろか完走
すらできない状態が続いていました。



しかしヤマハは屈辱をバネに改良に改良を
重ね、そのわずか数年後には、ホンダと競
って世界のオートバイのチャンピオンにな
ってしまうのです。



つまり川上さんは、あらゆるもにたいして
常に興味を持ち、何かを自分の中に感じと
ろうとする。そして、自身の目で見て感じ
たことを、実際に自分で形あるものに作り
あげようとする。



もし、自分が感じたようにうまく形づくれ
なかったら、できるまで何度でもそれを
やり直すのです。



そして何より先見の明がありました。



手前みそですが、私もグローバル化につき
進んだ時代に、日本の家族的経営である
年功序列や終身雇用制度が崩壊し、実力主
義になっていく中で、会社を辞めて起業す
る人は増えると思いました。



AIの発達などで、ここまで働き方が変わる
とは思いませんでしたが、働き方は変わっ
ていくだろうとは思っていました。



起業の波は更に今後も大きくなると思って
います。



さて、最後に、ヤマハの創業者の川上源一
郎さんも、高校を卒業しているだけで、
大学へは行ってません。



ただ大学へは行きませんでしたが、
「孫子」は熟読していたことを最後に
付け加えておきます（笑）






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