配信日時 2019/06/17 22:00

第129回 どうしたら出来るかを考えることが大事


〇〇〇〇さん
こんばんは、坂佐井です。



私が起業を考えたときに、参考にした人がい
ます。



それがオムロンの創業者の立石一真氏です。
立石さんは高卒です(笑)



実は創業者は学歴や世間常識の逆を行って
いる人が多いんです(笑)



シャープの創業者早川徳次さんは、小学校
4年で中退していますし、三洋電機の創業者
の井植歳男さんは、中学校卒です。



この井植さんはあの松下幸之助の奥様の弟
なんですね。



井植さんは、義兄の松下幸之助さんには適わ
ないと思っていたそうです。



その理由が松下幸之助さんが小卒だからなん
です。



自分より3年早く社会に出ている義兄には、
一生追いつけないから適わないと言っている
んですね(笑)



3年間の学校生活で脳細胞を破壊されたとま
で言っています(笑)



さて今回の立石さんの話しに戻しますが、
立石さんは、49歳で今のオムロンを創業し
て5000億円の会社に育て上げるんですが
これは並大抵のことではないですよね。



と同時に49歳で創業して成功されている話
しは、私としてはとても勇気をもらえます!



因みに私は今48歳です(笑)



立石さんは早い時期からピータードラッガー
の研究をして、サイバネーションの本を読ん
で、機械にできることは機械に任せ、人間し
かできないことを人間がやる考え方を社是
にしました。



立石さんの功績について、話しを進めます。
知っている人もいると思いますが・・・



例えば駅ですが、駅にある自動改札機や自動
券売機は、立石さんの考案で作られてます。



従来は人間がやっていたものを、なんとか
機械化できないかということで、裏面に磁気
を入れたテープを考案して、自動改札機、
パッセンジャーゲートの仕組みを世界で初め
て作ったわけです。



当時私は自動改札機は衝撃を受けましたよ。
それまで切符切りの駅員に切符を切って
入場していましたから、改札で渋滞してい
ましたよね。



それがなくなりましたからね(笑)



また従来はお客が「たまプラーザ」というと
その値段を覚えている駅員が切符を出して
いたのですが、今は自動券売機にコインを
入れるだけでいいですね。



機械が出来ることは機械がやればいい。
そのような考えで生まれたシステムですね。



もっと古くは昔は信号も人が手信号で車の
流れを作っていたんですが、立石さんは、
交差点における車の流れを制御する仕組み
を考えました。



面で交通量を計り、交通量の横、縦の動き
を常に最適化させる一種のフィードバック
システムです。



このシステムによって、交通警官が中央で
笛を鳴らしている状況から、自動的な信号
に変えていくことを可能にしたんですね。



これも世界初で社会的貢献度は非常に大き
いと思います。



まだあります



いま高速道路を走っていますと、御殿場ま
で60分とか表示されていますよね。



あれは昔は渋滞10キロとかという表示
だったのを覚えていますか?



立石さんは、渋滞何キロなんて情報が欲し
いのではなく、目的地までどのくらいかか
るのかを知りたいわけで、その開発に着手
しました。



今では「何分」という表示になりましたよ
ね。これも立石さんのおかげなんですね!



立石さんは一般にいわれる優秀な人たちを
あまり評価していませんでした。



例えば自動券売機を開発するときに、優秀
な彼らは出来ない理由ばかりを並び立てる
からです。



偽札を入れられたらどうするとか、できな
い理由を見つけることにおいては秀才なん
です(笑)



実はここが学校の秀才と起業の秀才の違い
なんだと立石さんは言っています。



彼らはなぜ出来ないかの説明は秀才ではあ
りますが、その説明がほしいのではなく、
どうしたらできるのかを考えなければ、
前へは進みません。



なぜできないかを説明するのがうまい人は
そこから先を考えなくなってしまうそうで
す。



起業家は、どうやったら出来るのかを考え
る発想を持つことが大切なんですね。



文明文化も、できない理由を考えるのでは
なく、どうしたら出来るのかを考える人た
ちがいたから、発展したのです。



私もそのような文明文化の発展に貢献でき
るような、立石さんのような考え方をもっ
て、社会に貢献したいと思ったんです(笑)



もうずいぶん昔のことですが・・・



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