配信日時 2018/04/05 22:00

【号外版】第1話 日本誕生~命がけの子作り!!

NPOが青葉区の商店街で運営する~副業・起業の学校~


〇〇〇〇さん
こんばんは、坂佐井です。

号外版は、日本最古の書物、古事記を分かりやすく

お伝えしていきますね。

気軽に読んでくださいね!!




古事記は素敵なファンタジー



神話や聖書の冒頭部分は、あんまりおもしろくない。

初めが肝心ではあるが、いきなり読者に飽きられても

嫌なので、おもしろい部分からいきたいと思う。


まず登場するのは、イザナキ・イザナミという二人の

男女の神です。この二人の神によって、日本は作られ

るんです。どうやって?そりゃあ、男女の神ですから、

交わってですよ(笑)


古事記では神のことを柱といいます。1柱・2柱というの

ですが、私は、もっと人間らしく扱っていきたいので、

1人・2人とします。


混沌とした下界に、国を作ることを命じられ、委任の

印として、天沼矛(あめのぬほこ)を授けられた。


まず2人の神は、天浮橋(あめのうきはし)に立ち、

矛で潮をかきまぜ、引き上げた矛先から、したたる

潮水で、島を作った。


なんのことやら~まあ、そんなもんかと思って下さい(笑)



天沼矛で潮をかきまぜる行為は、男女の性の交わりを

描いているとも言われている。まあ、なんといやらしい~


古代人たちは、性交を神聖な儀式として重んじていた。

子孫繁栄は重要ですから、いやらしいとか言わないで

下さい(自分で言っておいてなんなんですが・・・)


さて、作った島を、オノゴロ島といい、そこで、2人の神は、

交わって島を生んでいくんです。



オノゴロ島は、淡路の絵島ではないかと、言われています。


初めに生んだ島は、あまりいい島ではなかった。

理由は、女であるイザナミが最初に声を出したから

とか・・・

男尊女卑の儒教の思想が、見え隠れしています。


次はうまくいき、初めて生まれた島が淡路島です。

なぜ淡路島なのか・・・

これについては、淡路島周辺の海人たちの創世神話が

朝廷に取り入れられたものといわれている。


さて、調子づいてきた二人は、共に愛し合いながら、

九州・壹岐・隠岐・対馬・四国・佐渡島と生んでいき

ます。そして最後に本州を生んでとりあえず終了。


これを大八島と呼びます。あれっもっと大きな島が

まだないかなあ。そうなんです。この国生みの話しでは、

北海道と沖縄がないんです。



つまり、当時の日本に、沖縄と北海道は含まれていないん

ですね。ちょっとびっくりですよねえ。じゃあ沖縄と北海

道はいつ日本の領土になったんでしょう。


驚くなかれ、なんと、世界に正式に北海道と沖縄が日本の

領土と認められたのは、近代にはいってから、明治時代の

ことなんです。


ですから、大八島に入るわけがないんですよね。

北海道も沖縄も、それぞれに別の歴史があり、神話があるん

です。


さて、話しを古事記に戻そう。

そのあと二人は、大小14の島を生みます・・・


イザナキとイザナミは国生みを終えると、今度は神々を生み

出した。日本が多神教と言われる所以です。


ここでは様々な八百万の神々が生まれていきます。

あえて記載はしません(笑)


まあ、海の神やら川の神やら土の神やらを生むわけです。

合計で35もの神を生みます。

しかし、この激しい出産のときに、悲劇が訪れます。


火の神を生んだときに、イザナミの陰部が大きく火傷して

しまい、それが原因で、イザナミは命を落としてしまうんです。


当然に、嘆き悲しんだのは、夫であるイザナキである。

彼のその悲しみは、怒りへと変わり、火の神を剣で突き刺

した。


火の神は、子供とも解釈できるので、子供殺しになって

しまうが、そこは目をつむって、このときはイザナミを

失ったことの方が大きかったんでしょう。


それからというもの、力の入らないイザナキは、どうしても

愛するイザナミに合いたいという気持ちが募り、ついに、

黄泉の国にイザナミを生き返らせてもらうよう、お願いしに

行くことを決意したのである。


このイザナキの気持ちは、理解できるのではあるまいか。

誰でも愛する人間が亡くなってしまったら、生き返らせたいで

しょう。そんなことができるなら・・・


黄泉の国とは、死者の国ですね。このイザナキの時代は、

黄泉の国にも行けたようです。いい時代ですね。


さて、黄泉の国に向かったイザナキに待ち受けるものとは・・・

今回のお話しはここまでです。また次回をお楽しみに~



=次回予告=

「第2話 日本の最高神、天照大神誕生」

黄泉の国に、死んだイザナミを取り戻しに行ったイザナキは
果たして、イザナミと再会できたのであろうか!
そして、日本の最高神、天照大神が登場します。 




~マメ知識~日本の古典、古事記とは

古事記は、天武天皇の命により、稗田阿礼(ひえだのあれ)

という抜群の記憶力で、語り伝えた「帝紀」「旧辞」を、

太安万侶がまとめたもので、西暦712年に完成した。


「帝紀」「旧辞」とは、古事記以前の書物であり、長い年月を

経るに従って、修正が加わったりして、本来の歴史が失われか

けていた。古事記はそれを調べ直して、再編集したものである。


古事記は、日本書紀の中国を意識した漢文ではなく、日本語

重視の文体で書かれており、物語の色合いが強く、神話に

重点をおきながら、天皇家の歴史を語っています。


収録年代は、聖徳太子の時代の推古天皇までが、収められて

おり、全3巻の長編古典である。



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