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令和8年8月27日(第4566号)
「ひとり博士プロジェクト」が教えてくれたこと
―新しい世界を開いてくれるのは、いつも「人」である―
株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 2552字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨晩、大学院を修了した仲間たちとの
「ひとり博士プロジェクト」の食事会がありました。
このプロジェクトは、博士課程にすでに進んでいる人も、
そうではない人も含めて、「自分なりに探究したいテーマを持つ人が集まる場」です。
学会への申込みや、博士課程を検討するプロセスを共有し、
お互いにフィードバックをしたり、
進捗を聞き合ったりすることで、刺激を与え合う。
そんな情報共有を、定期的に行っています。
先日も夕方から夜にかけて3時間あまり、
大学院の異なる期の修了生たちと話をしました。
それが実に楽しく、学び合える時間でした。
今日は、個人的な話ですが、
こうした「学びの場」がいかに重要かを改めて痛感した、というお話です。
ゆるりとお読みいただければ幸いです。
それでは、どうぞ!
■「ひとり博士プロジェクト」の始まり
そもそもの始まりは、
「博士課程ではない人も、気軽に学会で発表してみようぜ」
というノリで始まったようです。
私も途中でジョインさせていただきました。
それが3回、4回と続くうちに、
なぜかメンバーも少しずつ増えていきました。
まさか、こんなに需要があるとは(笑)。
面白いのが、
参加メンバーの皆さんの動きが目まぐるしいこと。
実際に博士課程への出願を決めた人もいれば、
探索する中でまったく違う分野に興味を持った人もいます。
転職をした人もいて、それぞれのキャリアが変わっていく様子を
見られるのも、ものすごく刺激的。
また、そそれぞれが活躍する分野も、
学校教育、産業保健、作業療法、マネジメント、法律……と、
実にさまざまです。
そこで何が起こっているのかを聞くのも、
実に面白いです。
私もこのプロジェクトを通じて、2つの学会に所属し、
ポスター発表に挑戦する機会へとつながりました。
新しい世界を開いてくれるのは、
いつも「人」だなと感じます。
■「学びのコミュニティ」という貴重すぎる場
こうした場は「好奇心」と「熱意」を刺激されます。
また、「学ぶこと」がいかに人生を豊かにしてくれるかも
思い出させてくれます。
たとえば、島根県では今、どのような教育の動きが起こっているのか。
作業療法の分野では、何が注目されているのか。
AIによって職場復帰はどう変わっていくのか。
文化人類学や社会学では、どのような研究が行われているのか。
人生も正午を迎えると、
なんとなく「巡航モード」になってしまう場合も、
人によってはあるかもしれません。
ただ、社会にはいろいろな人や場所があります。
違う領域で頑張っている人の話を聞くと、
自分がいかに一つの世界で生きているのかを感じます。
自分が経験したことのない世界を、
人の話を通じて少しだけ知る。
ほんのわずかかもしれませんが、自分の視野が広がり、
世界の見え方が変わっていく体験がプライスレスです。
また、社会で何か一歩でも前に進めようとしている人の話を聞くと、
「自分も何かやっていきたいな」という、
熱意の伝播のようなものを感じるのです。
■「フィードバック」という共通言語
もう一つありがたいのが、
皆さんから「フィードバック」をもらえることです。
私はこれから、
初めてのポスター発表に向けて準備をしています。
メンバーの中には学会発表を経験した人もいれば、
組織行動について専門的な知見を持つ人もいます。
その皆さんに発表内容を見てもらい、
どのようなところに疑問を感じるのか、意見をもらえる。
それ自体が、ものすごく貴重な機会です。
また、私が数年前から言い続けている博士課程についても、
研究計画書を出す際に何を意識すればよいのかなど、
経験に基づいた意見をもらうことができます。
こうした情報は、インターネットで検索すれば
簡単に出てくるものではありません。
人が経験の中で持っていること。
そして、普段は表に出てこないであろう情報を聞ける場は、
いくらお金を払っても得られないような、
実に贅沢な場だと思うのでした。
■これからの自分を考えてみた
そして、大学院を修了してからずっと頭の中にある
「博士後期課程への挑戦」についても、
改めて考えさせられました。
強み本の出版に一区切りがついてから、
実際に声に出して動いていこうと思っていましたが、
自分の中の気持ちを改めて確認する時間にもなりました。
出版も、一度リセットしてからの最初の区切りが、
そろそろ見えてきそうです。
そこで、博士後期課程への挑戦についても、
少しずつ動き出していきたいと思います。
自分が一つの領域でやっていくのであれば、
まだ探究されていないことを、
何か一つでも形にして残したいですし、
まだブラックボックスになっている部分を、
自分なりに深掘りしていきたいと、改めて思った次第です。
人は、人に刺激を受けるもの。
そして新しい世界も、機会も、熱意も、
やはり「人」が運んできてくれるのだと思います。
「ひとり博士プロジェクト」と名したものの、
結局一人では何もできないな…、
と感じた時間でもありました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
追伸:
私が修了した、素敵な仲間たちの集う
「立教大学大学院リーダーシップ開発コース(LDC)」の説明会が9月19日に行われます。
ご興味がある方は、ぜひ参加してみてください。
https://ldc.rikkyo.ac.jp/news/2026/0722-2/
※ 本日のメルマガは「note」にも、図表付きでより詳しく掲載しています。
https://note.com/courage_sapuri/n/ne8351eb6a571?app_launch=false
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【編集後記】
◯今月のランニング:283km
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