配信日時 2026/08/21 18:57

他人に目標を立ててもらうワークショップ 「タニモク」を体験して思ったこと【カレッジサプリ】

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令和8年8月21日(第4560号)


他人に目標を立ててもらうワークショップ
「タニモク」を体験して思ったこと


株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 2234字/読了時間3分)


■こんにちは。紀藤です。

昨日は、ストレングス・ファインダー研修のオンラインでの実施。
また夕方から、あるワークショップに参加してきました。

今日はそのお話をしてみたいと思います。

ワークショップの名は、「タニモク」。

「他人に目標を立ててもらう」という、
なんともユニークなワークショップです。

以前から面白そう!と思っており、
ちょうど体験できる機会があったため、
参加させていただきました。

*他人に目標をたててもらうワークショップ「タニモク」*
↓↓
https://tani-moku.jp/

今日は、その体験から感じたことを
お伝えしてみたいと思います。

それでは、どうぞ!



■「タニモク」とは何か

「タニモク」とは、3〜4人一組で、
参加者同士が目標を立て合うワークショップです。

自分の現状について話し、
ほかの参加者から質問をしてもらう。

そして、話を聞いた相手が、
「もし私があなただったら、こんな目標を立てるかもしれない」と、
自由に目標とアクションを考え、本人にプレゼンします。

自分のことを自分だけで考えていると、
「それは難しい」「今の自分には現実的ではない」と、
慎重なマインドセットになりがち。

しかし、他人は、良い意味で責任がないので、
慎重にならなくてもよいし、
本人の思い込みも飛び越えてくれることがある。

それが新しい選択肢を設けてくれる、
という狙いとのことです。

公式サイトでも、

「自分の発想になかった選択肢が見つかる」
「うっすら考えていることが具体化できる」
「他人の目標を考えることが、自分のヒントにもなる」

といったメリットが紹介されています。

また、マニュアルや進行用資料なども公開されており、
会社の同僚や友人同士でも実施できます。

こうした仕組みを、誰もが活用できる形にしている点も、
素敵だなと思いました。

運営マニュアル&ツールはこちら↓↓
https://tani-moku.jp/manual.html



■実際のワークショップは、どんな感じか

当日は、大学の先生やキャリアコンサルタントなど、
さまざまな方が参加されていました。

ワークは3人一組。
一人あたりの持ち時間は27分でした。

まず3分間で、
「今の自分の状況」を一枚の絵に描いて説明します。

その後の12分間は、
ほかの二人からひたすら質問を受けます。

そして4分間で、それぞれが
「自分がこの人だったら、一年後にどんな目標を立てるか」
「そのために何をするか」を考え、
最後に4分ずつプレゼンするという流れです。

私も、マラソン、出版、仕事など、
現在の自分を表すものを絵に描いてみました。

絵そのものは、なかなかに味わい深い絵になりましたが、
下手な絵であるほど、
周りの人は興味を持ってくれるものです。


…そして、描いた絵を眺めていて、
ふと気づいたことがありました。

それは、家族が、紙の右下に小さく追いやられていたことでした。

もちろん、家族を大切にしていないつもりはありませんが、
絵にしてみると、「今の自分の頭の中」が、
思った以上に正直に表れているようにも感じられるのでした。

なんか、ごめんなさい…(汗)



■自分では選ばなかった目標

そんな私の話を聞いて、同じグループの方から、
いくつかの目標を提案していただきました。

ある方からは、

「もっとスピードを緩めてみてはどうですか。
 今はまだ通過点にすぎないと考えて、少しゆるりと進んでみるのもよいのでは」

また、別の方からは、

「今進めている本だけではなく、
 もう一冊、別の書籍を出版してみるのはどうでしょう」

というアイデアもいただきました。

言われてみれば、どちらも頭をかすめたことが
まったくなかったわけではありません。

しかし、自分一人で考えていると、
現実性や優先順位を考えて、
検討対象にすらしなかったアイデアです。

それを他人から堂々と提案されると、
不思議と一つの可能性として見えてきます。

自分の中にうっすらと存在していた考えを、
他人がすくい上げ、
言葉にして返してくれたように感じました。



■「タニモク」を体験して感じた3つのこと

一つ目は、自分のことを真剣に考えてもらえる贅沢さです。

自分以外の誰かが話をじっくりと聞き、
「もし自分がこの人だったら」と真剣に考えてくれる。
これは、考えてみれば、とてもありがたい時間です。


二つ目は、他人の人生を考えること自体が、ギフトになることです。

目標を提案する側も、相手の立場に立ちながら、
自分の価値観や物事の捉え方を持ち込みます。

相手の人生に自分なりの視点を差し出す。

これは、お互いの人生に小さなギフトを
渡し合うような時間なのかもしれません。


三つ目は、自分のバイアスから距離を置けることです。

人は、自分のものの見方から、なかなか離れられません。

自分のことを考えるときほど、
過去の経験や思い込み、役割意識に縛られてしまいます。

だからこそ、他人の視点を借りて、
自分が無意識にかけている眼鏡を、
ほんの少し外してもらうことが刺激になるのだろうと思います。

自分のことは、自分が一番よく知っているものですが、
自分の可能性については、案外、
他人のほうが自由に想像できることもあるのかな、と。

大学院の仲間やランニング仲間、
あるいは久しぶりに会う旧友など、
近しいけれど直接的な利害関係がない人と行ってみても、
面白い対話になりそうです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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【編集後記】
◯今月のランニング:231km

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