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令和8年8月21日(第4560号)
他人に目標を立ててもらうワークショップ
「タニモク」を体験して思ったこと
株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 2234字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は、ストレングス・ファインダー研修のオンラインでの実施。
また夕方から、あるワークショップに参加してきました。
今日はそのお話をしてみたいと思います。
ワークショップの名は、「タニモク」。
「他人に目標を立ててもらう」という、
なんともユニークなワークショップです。
以前から面白そう!と思っており、
ちょうど体験できる機会があったため、
参加させていただきました。
*他人に目標をたててもらうワークショップ「タニモク」*
↓↓
https://tani-moku.jp/
今日は、その体験から感じたことを
お伝えしてみたいと思います。
それでは、どうぞ!
■「タニモク」とは何か
「タニモク」とは、3〜4人一組で、
参加者同士が目標を立て合うワークショップです。
自分の現状について話し、
ほかの参加者から質問をしてもらう。
そして、話を聞いた相手が、
「もし私があなただったら、こんな目標を立てるかもしれない」と、
自由に目標とアクションを考え、本人にプレゼンします。
自分のことを自分だけで考えていると、
「それは難しい」「今の自分には現実的ではない」と、
慎重なマインドセットになりがち。
しかし、他人は、良い意味で責任がないので、
慎重にならなくてもよいし、
本人の思い込みも飛び越えてくれることがある。
それが新しい選択肢を設けてくれる、
という狙いとのことです。
公式サイトでも、
「自分の発想になかった選択肢が見つかる」
「うっすら考えていることが具体化できる」
「他人の目標を考えることが、自分のヒントにもなる」
といったメリットが紹介されています。
また、マニュアルや進行用資料なども公開されており、
会社の同僚や友人同士でも実施できます。
こうした仕組みを、誰もが活用できる形にしている点も、
素敵だなと思いました。
運営マニュアル&ツールはこちら↓↓
https://tani-moku.jp/manual.html
■実際のワークショップは、どんな感じか
当日は、大学の先生やキャリアコンサルタントなど、
さまざまな方が参加されていました。
ワークは3人一組。
一人あたりの持ち時間は27分でした。
まず3分間で、
「今の自分の状況」を一枚の絵に描いて説明します。
その後の12分間は、
ほかの二人からひたすら質問を受けます。
そして4分間で、それぞれが
「自分がこの人だったら、一年後にどんな目標を立てるか」
「そのために何をするか」を考え、
最後に4分ずつプレゼンするという流れです。
私も、マラソン、出版、仕事など、
現在の自分を表すものを絵に描いてみました。
絵そのものは、なかなかに味わい深い絵になりましたが、
下手な絵であるほど、
周りの人は興味を持ってくれるものです。
…そして、描いた絵を眺めていて、
ふと気づいたことがありました。
それは、家族が、紙の右下に小さく追いやられていたことでした。
もちろん、家族を大切にしていないつもりはありませんが、
絵にしてみると、「今の自分の頭の中」が、
思った以上に正直に表れているようにも感じられるのでした。
なんか、ごめんなさい…(汗)
■自分では選ばなかった目標
そんな私の話を聞いて、同じグループの方から、
いくつかの目標を提案していただきました。
ある方からは、
「もっとスピードを緩めてみてはどうですか。
今はまだ通過点にすぎないと考えて、少しゆるりと進んでみるのもよいのでは」
また、別の方からは、
「今進めている本だけではなく、
もう一冊、別の書籍を出版してみるのはどうでしょう」
というアイデアもいただきました。
言われてみれば、どちらも頭をかすめたことが
まったくなかったわけではありません。
しかし、自分一人で考えていると、
現実性や優先順位を考えて、
検討対象にすらしなかったアイデアです。
それを他人から堂々と提案されると、
不思議と一つの可能性として見えてきます。
自分の中にうっすらと存在していた考えを、
他人がすくい上げ、
言葉にして返してくれたように感じました。
■「タニモク」を体験して感じた3つのこと
一つ目は、自分のことを真剣に考えてもらえる贅沢さです。
自分以外の誰かが話をじっくりと聞き、
「もし自分がこの人だったら」と真剣に考えてくれる。
これは、考えてみれば、とてもありがたい時間です。
二つ目は、他人の人生を考えること自体が、ギフトになることです。
目標を提案する側も、相手の立場に立ちながら、
自分の価値観や物事の捉え方を持ち込みます。
相手の人生に自分なりの視点を差し出す。
これは、お互いの人生に小さなギフトを
渡し合うような時間なのかもしれません。
三つ目は、自分のバイアスから距離を置けることです。
人は、自分のものの見方から、なかなか離れられません。
自分のことを考えるときほど、
過去の経験や思い込み、役割意識に縛られてしまいます。
だからこそ、他人の視点を借りて、
自分が無意識にかけている眼鏡を、
ほんの少し外してもらうことが刺激になるのだろうと思います。
自分のことは、自分が一番よく知っているものですが、
自分の可能性については、案外、
他人のほうが自由に想像できることもあるのかな、と。
大学院の仲間やランニング仲間、
あるいは久しぶりに会う旧友など、
近しいけれど直接的な利害関係がない人と行ってみても、
面白い対話になりそうです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
※ 本日のメルマガは「note」にも、図表付きでより詳しく掲載しています。
https://note.com/courage_sapuri/n/n0aac41adaa81?app_launch=false
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【編集後記】
◯今月のランニング:231km
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