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令和8年7月20日(第4529号)
4500日以上発信し続けて思う「AIを使って書く」ことの功罪
株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 2756字/読了時間4分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は、朝から26kmのランニング。
朝8時から走り始めましたが、
すでに30℃近くになっており、尋常じゃなく熱い…。
ペットボトル500mlを3本飲みながら走りました。
その後、子どもと公園で遊んだり、執筆したり、などの日曜日でした。
*
さて、本日のお話です。
最近、AIはもはや「日々触れないことがない」くらい、自分の生活の一部になっています。
そして、もちろん「書く」ことにもAIは活用されています。
今日は、「AIを使って書くこと」について、思うこと書いてみたいと思います。
ストレスなく、発信を楽しみたい方に、多少なりとも参考になれば幸いです。
それでは、どうぞ!
■発信の仕方が、圧倒的に変わった
私自身、AIが持っている力のまだ5%くらいしか使えていないという感覚ですが、
それでも、仕事にはすでに多大なインパクトを与えてくれています。
特に、私のような小規模な会社をやっていると、その恩恵はとても大きいです。
メールを作成する。資料をまとめる。提案書を整える。
そして、このようにnoteやメルマガを書く。あらゆるところに、AIの手が加わるようになりました。
そして、この半年ほどで個人的に最も大きく変わったのが、
「メルマガ(note)の書き方とスピード」です。
何を書くのか。どんな構造にするのか。何を伝えたいのか。そこは自分自身で考えています。
ただ、頭の中で考えたことを言葉にし、それを読める記事にする。
この「思考」と「アウトプット」の間にあった距離が、AIによって圧倒的に短くなりました。
体感としては、3~5倍くらいはアウトプットの量と質が高まった印象です。
■かつてのメルマガの書き方
私はこれまで4500日以上、メールマガジンを書き続け、
途中からはnoteにも投稿してきました。
つまり、10年以上前(もちろんAIなんてまるでない時代から)ずっと書き続けてきて、
「書く」という行為がどう変わってきたのかも体感していると自負しています。
基本的な書き方は、今も昔もそれほど変わっていません。
自分が体験したこと。最近読んだ本。あるいは論文。
そうしたものについて、まず内容をまとめる。
そして最後に、「自分はそこから何を感じたのか」を言葉にする。
ある意味、「経験学習」的な書き方です。
ただ、これまでは文章を「形にする」までに、かなり時間がかかっていました。
理由は、文章の重複を確認する。誤字脱字を直す。「てにをは」を整える。
文章として読みづらいところを書き直す。
こうした作業が、地味ながら、とても時間がかかります。
また、タイピングそのものにも物理的な限界があります。
私はかなり早い段階から音声入力も試していましたが、
最近までは、それほど精度が高くありませんでした。
結局、入力した文章を自分で大量に直さなければならない。
ゆえに、1時間で書ける文章も、2000文字くらいが限度だったように思います。
■AIをかませると、すべてが「爆速」になった
しかし、ここにAIをかませることで、状況が大きく変わりました。
まず、音声入力の精度が格段に上がりました。
(現段階では、個人的にはChatGPTの音声入力が一番相性がよく、よく使っています)
知識の精度や文章表現のチェックも簡単になりました。
何より大きいのは、自分の頭の中にあることを、
多少まとまっていなくても、まずはバーッと喋る。
そして、それをAIに渡して、全体の構造を整える。
これができるようになったことです。
「頭の中にあるものを、文章としてすぐに完成させる」
ことが可能になった、ということです。
たとえば、私は論文を探して読むのが、一つの趣味(?)です。
論文を読んでいると、「これは面白いな」と思うことや、
「これは仕事にもつながりそうだな」と感じることが、いくつも出てきます。
以前であれば、そうした気づきをいったんメモしていました。
そして、少し時間を置いてから、「さて、これを記事にしよう」と、もう一度論文を開き、メモを読み返して、文章にする。
しかし、今はやり方が変わりました。
面白そうな論文を見つけたら、論文を読んで、「職場で試してみたい」と思った瞬間に、
その場で音声入力を使って、感じたことや考えたことを喋ってしまいます。
さらに、AIを使ってまとめた論文の要約と、自分が口述した感想を「ガッチャンコ」します。
それを、普段使っているnoteやメルマガ作成用の型に入れると、記事の下書きの出来上がり。
1本あたり15分くらいで、下書きまで作れるようになりました。
これは、自分にとって非常に大きな変化でした。
(正直、精読とは違うため、粗いものですが、
その後読み直すので初期段階としてはOKだと思っています)
■AI時代こそ、「10割アウトプット」ができる
AIの時代になっても、
「発信が苦手です」「どうやって文章にしたらいいかわかりません」という話を聞くことがあります。
しかし、今は、見聞きし、学んだことを「10割でアウトプット」できる時代になりました。
必ずしも、最初からきれいな文章を書く必要はありません。
拙い言葉でもいいので、自分が思ったことを、とにかく喋ってみて、音声入力してみる。
すると、自分なりの「発信の型」が見つかります。
「体験→気づき→学び」もいいですし、
「本や論文の紹介→要約→自分の感想」でもいいと思います。
自分なりの型が見つかれば、AIの力を借りながら、
そこに自分の思考を流し込んでいくことができます。
そうやって、学んだこと、感じたこと、考えたことを、
できるだけ「10割アウトプット」していく。すると、自分の中に知識のアーカイブが少しずつ蓄積されていきます。
それはやがて、自分自身の「結晶性知能」として積み重なり、
自分だけの武器になっていく。
そんな風に思っています。
■まとめと感想
AIによって、これから世界がどのように変わっていくのか、正直なところ、私にもまったくわかりません。
ただ、少なくとも今の自分にとってAIは、
「自分の頭の中にあるものを、外に出し、
学んだことをとりあえず言葉にし、言葉にすることで学びを深めてくれるツール」
である、とも思っています。
AIは、そんな「思考とアウトプットの循環」を、圧倒的に速くしてくれる存在なのだと思います。
自分の知識を拡張し、これまで見えなかったものを見えるようにして、世界の見え方を少しずつ変えてくれます。
もちろん、全てをAI任せにするのはいただけません。自分の言葉なのか、しっくりくるか、違和感がないか。その部分は、自分がフィルターとして矜持を持つところである、と私は思います。
そこを手放した瞬間、「自分の言葉」ではなくなるからです。この部分は、功罪の「罪」の部分になるのかもしれません。
ただし、それでも「第一歩」を歩みやすくしてくれることにおいて、共同作業をすることは、プラスのほうが大きいのでは、と個人的には感じている次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
※ 本日のメルマガは「note」にも、図表付きでより詳しく掲載しています。
https://note.com/courage_sapuri/n/n1dd0882481f8?app_launch=false
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【編集後記】
◯今月のランニング:161km
【メルマガのご感想について】
メルマガのご感想は、このメールに直接ご返信いただければ紀藤にのみ届きます。
皆さまのメッセージが励みになります!ぜひお気軽にメッセージくださいませ。
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