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令和8年6月21日(第4500号)
今週の一冊『今さら聞けない睡眠の超基本』
株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 2154字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
本日で、メルマガ4500号!
なんだか、もうただの通過点でしかありませんが、
とはいえ、キリ番はょっとだけ嬉しいものです。
さて、昨日土曜日は、友人からのお誘いで
かの大谷翔平選手も訪れるという江戸前寿司のお店にて
(超ローカルです。しかもお高くない)、
色んな変わった人があつまるお食事会に参加してまいりました。
教育系のインフルエンサーとして数十万人のフォロワーを持たれている方や、
様々な有名なプロダクトの開発に関わられていた方、
あるいは「煮たまご」の愛が深すぎて、煮たまごだけの本を一冊出した人(!)、
通訳を生業にされており、通訳について研究をされている博士後期の学生
人材・組織系の研究員の方…などなど、
面白い方がたくさんいらっしゃって、話が面白すぎる時間でした。
何かしら、自分なりのポリシーを持たれている方のお話は
なんとも惹き込まれるものがあります。
自分ももっともっと尖らせていきたいし、
学ぶこと、できることがあるだろうなと思った時間でした。
皆さま、ありがとうございました!
*
さて、本日のお話です。
毎週日曜日は、最近読んだ本から一冊をご紹介する「今週の一冊」のコーナーです。
今回ご紹介するのは、睡眠研究の第一人者として知られる柳沢正史教授が監修された、「睡眠の入門書」であり「睡眠のヒントの総集編」でもある素晴らしき実用書です。
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『快眠法の前に 今さら聞けない 睡眠の超基本』
柳沢 正史 (著)
https://amzn.asia/d/0fce1DN9
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これまでも睡眠に関する本は何冊も読んできましたし、実際にマットレスを買い替えたり、ウェアラブルウォッチで睡眠を計測したりと、いろいろ試してきました。
それでも、寝つきが良い日もあれば、夜中に起きてしまう日もある。「睡眠は大事」とわかっていても、常に絶好調を維持するのはなかなか難しいもの。
しかし、365日、死ぬまでずっと、必ず行う「眠る」という行為については、どれだけ考えても考えすぎることはない。
日本人の必修科目にすべきでは…そんな風にすら思っています。
(むしろ、こんなに毎日身近にあるのに、真剣に考えないほうが不思議なくらいです…)
今回は、改めて睡眠の基礎を学び直したいと思い、本書を手に取りました。
結果、めちゃくちゃわかりやすいし、改めて睡眠の科学の全体像がわかるとても素晴らしい一冊でした。
ということで、ポイントを見てまいりましょう!
■睡眠は「気合い」ではなく科学である
本書の良いところは、睡眠についての情報を感覚論ではなく、科学ベースで非常にわかりやすく整理してくれている点です。
「レム睡眠・ノンレム睡眠」といった一度は聞いたことがあるであろう基本的な話から、睡眠を司る細胞やホルモンレベルの話、さらには「良い睡眠とは何か」という定義まで、図解を交えて丁寧に説明されています。
世の中には睡眠に関する情報があふれていますが、意外と誤解も多いものです。
たとえば、
・ショートスリーパーは本当にいるのか?
(=ちなみに、実際は数千人に1人。ショートスリーパーと自称している人は、ただの寝不足である笑)
・睡眠時間は長ければ長いほどいいのか?
(=そういうわけでもない。おおよそ7時間を境に長すぎてもデメリットが起こりうる)
・昼寝はどれくらいならいいのか?
(20分まで。また午後2時以降にとるのはNG。夜眠れなくなる)
など、誰もが考えたことがあるような疑問に対して、かなり明快に答えてくれます。
「なんとなく良さそう」で判断するのではなく、科学的に正しい知識を持つこと。
それだけでも、睡眠との付き合い方は大きく変わるのだと感じます。
■年齢によって睡眠の最適解は違う
個人的に特に印象に残ったのは、「睡眠と年齢の関係」です。
最近、大学生からの質問で
「早起きが苦手です。どうすれば早起きできますか?」
と丁度聞かれました。
ふと思えば、私も、高校生や大学生の頃はどうしても夜型になりがちでした。
深夜から朝方に眠って、昼まで眠ることもしばしば。
「明日は休みだ仕事もない、早起きなんかしなくてもいい、キミと昼まで眠れそう」(bySMAP SHAKE)
的なノリで(私の場合、1人でしたが汗)、20代の週末はいつもすごしていました。
ただ、これも睡眠の科学を見ると、単純に「10代後半~20代は、生物学的に夜型になってしまう」のだそうです。
つまり、思春期や若年層にとって、朝早く起きる生活そのものがかなり負荷の高いものだということ。
大人の感覚で「早く寝なさい」とか「朝はもっとシャキッとしなさい」と言ってしまいがちですが、そもそも身体の仕組みが違うわけです。
たまに、新入社員が「朝寝坊をする」というのは、単純に気合の問題だけではない、という話かもしれません。
また、子どもと接する立場としても非常に重要な視点だと感じました。
■睡眠改善は、「小さな工夫」の積み重ねである
本書には、すぐに実践できる具体的な知識も多く紹介されています。
たとえば、こんなものです。
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・昼寝は午後2時以降は避ける。
・自分の適正睡眠時間を知るには、4日連続で眠るだけ眠って測る。
・夏の寝室温度は24〜26℃が目安。
・スマホはブルーライト以上に「刺激のある内容」が問題。
・日本の部屋は明るすぎるので、夜は少し暗めが良い。
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などなど。
たとえば、夜のスマホに関する話では、ブルーライトばかりが悪者にされがちですが、今はかなりカットされている機種も多いので、そんなに気にする必要はないということ。
それよりも問題なのは、頭を興奮させる双方向的な情報に触れることであると。
睡眠を整えるとは、単に「早く寝る」ことではなく、眠れる状態を丁寧につくることなのだと思いました。
■良い睡眠は、良い人生の土台になる
睡眠は、健康だけでなく、生産性、集中力、学習効率、感情の安定にも深く関わっています。
言い換えれば、睡眠が崩れると、仕事も人間関係も、日々の幸福感さえ少しずつ崩れていきます。
逆に、睡眠が整うだけで、人生全体が底上げされるとも言えます。
だからこそ、睡眠改善に取り組むことは、単なる健康管理ではなく、自分の人生を整えることそのものなのかもしれません。
私自身も、睡眠についてはある程度気をつけてきたつもりでしたが、まだ改善できる余地がたくさんあると感じました。
少しずつ環境を調整しながら、自分にとってのベストな睡眠を探していきたい。
そんなことを改めて思わせてくれる一冊でした。
睡眠に悩みがある方はもちろん、「なんとなく日中のパフォーマンスが上がらない」という方にも、とてもおすすめできる一冊です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
※ 本日のメルマガは「note」にも、図表付きでより詳しく掲載しています。
https://note.com/courage_sapuri/n/n05ac3f028df2?app_launch=false
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【編集後記】
◯今月のランニング:142km
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