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令和8年6月20日(第4499号)
テスラの自動運転で、山梨まで行ってみて思ったこと
株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 2656字/読了時間4分)
■こんにちは。紀藤です。
先日、10秒ダッシュ✕9本と、
ジャンピングスクワットをやったため、
筋肉痛で歩くのが大変辛くなっております。
30km走っても筋肉痛にはならないのに、
違う動きをすると、一気に体が悲鳴をあげるというのは、
やはり短距離と長距離は、全く違う体の使い方をしているのだな、としみじみ感じております。
体って奥深い。
*
さて、本日のお話です。
今日はゆるっとした個人的なお話をしてみたいと思います。
先日、友人がこんな話をしていました。
「テスラに乗って、東京から山梨までほぼハンドルを握らずに移動した」
とのこと。
私は車にあまり馴染みがない人なので、よくわからなかったのですが、
直感的には、正直、半信半疑でした。
自動運転といっても、日本ではまだ整備されていないし、
海外でもまだまだ道半ばじゃないのか、と思っていたからというのもあります。
ただ調べてみると、アメリカではすでにバリバリ自動運転で動いていることがYoutubeでも上っていたりして、
高速道路の追い越しや、事故時の障害物回避まで実装されていて驚きました…。
「人間が運転するより安全だ」という声まであると知って、これはさすがに気になるな、と。
「テスラは、動くスマフォな感じだよね」
この言葉が頭に残っていたので、ボロボロの軽自動車しか保有したことがない、
「自動車弱者」の私が、なんとなくカッコいい響きの「EV」、そして黒船的な(?)テスラにチャレンジすることにしてみました。
今日は、そんなテスラの試乗体験、さらにテスラを2日間レンタカーしてみて、
東京から山梨まで走ってみた体験を書いてみたいと思います。
車好きの人にとっては当たり前の話かもしれませんが・・・。
よろしければお付き合いくださいませ。
それでは、どうぞ!
■テスラの試乗で、個人的に驚いた3つのこと
まず、近くのテスラショールームで無料試乗をさせてもらいました。
(繰り返しますが、私は「自動車弱者」です。
なので当たり前の話をしていたらすみません…!)
場所は、有楽町。東京都内だと、色んなところで「試乗」の予約ができます。
特に今は、EVの減税で、国からも東京都からも補助金が出るので、相当安く変えるのも追い風になっているようです。
さて、私も「試乗」のために有楽町の交通会館にいくと、早速、テスラの「モデル3」という小型のモデルに乗ってみました。
(「モデルY」というのがSUBタイプで、こちらのほうが人気らしい)
その中で、「へ―!」と思ったことを書いてみたいと思います。
◯1.中央に座する大型ディスプレイ
まず、乗り込んで最初に目に飛び込んできたのが、真ん中に鎮座するiPadのような大きな「ディスプレイ」です。
ここに、歩行者・自動車などの周囲の環境が立体的に映し出され「未来感」が満載です。
ここをタッチすると、空いているスペースに駐車をしてくれたり、車線変更の際は、注意すべきところのカメラがズームされたりします。
また「P(パーキング)」もディスプレイタッチですし、あらゆる操作がここで完結されます。
(日本応援団としては悔しいですが、めっちゃ進んでる…!と思わざるを得ませんでした)
◯2.ブレーキペダルがない
次に驚いたのが、「操作のシンプルさ」です。具体的には、テスラはワンペダルで運転できる設計になっていて、ブレーキがありません。アクセルのみ。
アクセルを踏めば加速し、離せばブレーキがかかる。
踏み間違いの事故がそもそも起きにくい設計になっています。直感的に操作できるので、すぐに慣れます。
一応隣にあるブレーキ的なものも補助的に使えますが、基本必要ありません。
◯3.EVの加速感が素晴らしい
EVならではの、あの滑らかな加速感は素晴らしい。
「ああ、これは確かに気持ちいい」と素直に思いました。
そして何より驚いたのが、360度カメラによる周囲認識の精度です。
歩行者や車が立体的にディスプレイに映し出され、その動きまでリアルタイムで予測している感じがあります。
まさに近未来。「動くスマートフォン」という表現の意味が、そこで体感として腑に落ちたのでした。
■テスラを「レンタル」して山梨へ言ってみた
試乗だけでは飽き足らず、実際に長距離移動をしてみたくなりました。
東京から富士急ハイランドあたりまでです。
テスラには1日単位でレンタルできるサービスがあり(約14,000円ほど)、それを使って東京から山梨まで走ってみることにしました。
(レンタルはLINEで全部完結です。これもなんだか超デジタル…。鍵はスマフォのアプリになるので、近づくと勝手に開きます。便利)
さて、ずっと乗っていたらどうなのか?
特に、気になっていたのは以下の3点です。
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1.バッテリーはどれくらい持つのか
2.途中の充電はどのくらいかかるのか
3.自動運転支援の機能感は、トヨタなどと何が違うのか
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まあ、調べればわかるのですが、「体験してみるのが大事!」ということで。
◯疑問1:バッテリーはどれくらい持つのか?
実際に走ってみると、東京から山梨(約180km)の移動で、充電残量80%スタートから、到着時にはおよそ40%台になっていました。ちょうど半分ほど消費した計算です。
バッテリーを充電できるスポットは、山梨でもちょいちょいあるので、特に困る印象はありません。
ただ、ふらっと寄る、ということはできないのは、ストレスと言えばストレスです。
◯疑問2:充電はどれくらいかかるのか?
次に、充電ですが80%程度まで充電するのにかかった時間は20〜30分ほど。
早いか遅いかというと、「まあ、コーヒーを飲んで一息つけばちょうどいい」くらいの感覚です。…ただ正直、ちょっと面倒です。20~30分でも長く感じました。
自宅に充電設備がなければ、毎回この手間が発生するわけで、その点はまだ少しハードルだなと感じました。充電スポットがもっと増えれば、ずっと使いやすくなりそうです。
◯疑問3: 自動運転の実力やいかに?
さて、肝心の自動運転(厳密には「運転支援モード」)ですが、これが高速道路での体験が特に印象的でした。
ボタン一つでオートパイロットが起動し、高速道路では車線の中央をほぼ完璧にキープしながら走り続ける。
信号も認識していて、赤信号になると画面上に表示される。
日本の法規制上、自動でのブレーキはかかりませんでしたが、「認識している」という事実だけでも、かなり驚きます。
山道に入ると、なだらかなカーブであれば問題なく追従してくれました。
カメラで車線の幅を把握しているためか、意外に曲がれます。
ただ、急カーブになると話が変わってきます。
直前までスピードを落とさないまま突入しようとするので、「これは自分でブレーキを踏むべき場面だ」と判断して介入することが何度かありました。「もしかしたら直前でうまくやるのかもしれないけれど、ちょっと怖い」という感覚です。
あくまで直線や緩やかなカーブが得意な技術で、複雑な地形はまだ人間の判断が必要だと感じました。
■まとめ:これからが楽しみ
まだまだ、ハンドルを握り続ける必要があるし、長距離移動では腰も痛くなります。
「完全に任せて車内で読書や仕事ができる」という段階には、日本ではまだ至っていなさそうです。
でも、完全自動運転が来る未来は、確信しました。
そしてもう一つ、今回の体験で強く感じたことは、「テスラは車の形をしたソフトウェア」ということです。
これまで「車」といえば、エンジンやボディなどハードウェアが主役でしたが、でもテスラはアプリのアップデートによって、車の性能や機能が継続的に進化していく。スマートフォンと同じ発想が、車に持ち込まれていることがよくわかりました。
今後のテスラの動向、そして日本のメーカーの追い上げも(ここは頑張ってほしい…!)目が離せないと感じた、面白い体験でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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【編集後記】
◯今月のランニング:124km
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