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令和8年4月2日(第4421号)
「4日間サバイバルする夢」を、夢分析して思ったこと
ーユング心理学入門・番外編ー
株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 2456字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は4月1日。入社式でフレッシュなスーツに身を包んだ人が多く、
なんだか春だなあ、と感じた1日でした。
*
さて、本日のお話です。
先日より続けております「ユング心理学入門」の解説について、本日も続けてまいります。
今日は、個人的な実践のお話です。
第5章で「夢分析の行い方」を読んでから、夢についての意識が変わりました。
正直、「夢占い」みたいなものは、何とでも言えるやんけ、とあまり信じていませんでした。
しかし、フロイトが1900年に「夢とは、ある(抑圧された)願望の(偽装した)充足である」と述べた心理学の歴史から始まり、
本書において「夢は意識と無意識の相互作用を持つもの」「現実と非現実の境を歩み、コンプレックスの表出もされるもの」「夢による浄化作用がある」など、
真剣な夢分析への歴史があることを知り、俄然興味が湧いてきました。
自分が無意識で感じていること。
抑圧されている願望。
果たして、それは何なのだろうか⋯?
夢に現れる「心像や象徴(シンボル)」も、ある程度蓄積されているようす。そんなことを踏めて、最近見たインパクトがあった夢を、生成AIに「夢分析」してもらったのでした。
そうしたところ、割と腹落ちをすることがあったので、今日はそのお話をしてみたいと思います。
個人的かつ、また自分の夢を開示するという謎ブログですが、「自己理解」の一つの参考例として、よろしければゆるりとお読みながしいただければ幸いです。
それでは、どうぞ。
■4日間、サバイバルする夢
先日、こんな夢を見ました。個人的にドキドキする類の夢です。
先日お伝えした、ユング心理学の「夢の構造」に従ってお伝えしていきます。
(こんな内容を開示するのもどうかと思いますが⋯汗)
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⑴起(場面の提示)
・自分はサバイバルが必要な場所にいる
・4日間の期間の中で、誰かが自分たちを殺しに来る設定になっている
・周囲には複数の人がいる
・生き残るか殺されるかの状況に置かれている
⑵承(その発展)
・1日目、2日目と周囲の誰かが殺されていく
・自分も一度殺されるが、なぜか復活する
・最後の日だけは、あるルートを覚えないと助からないことを知る
・しかし「どうせ最後は死ぬかもしれない」と思い、欲望のままに行動する
・女性が、背を向けて料理をしながらその場にいる
⑶転(クライマックス)
・サバイバルの期間(試合のような期間)が終わる
・自分はそこから抜け出すために行動しようとする
・生き残るためのルートを覚えているかどうかが重要な状況
⑷結(問題の解決)
・自分はそこから抜け出そうとして行動している
・しかし、実際に逃げ切れたかどうかは分からない
・抜け出そうとしている途中で夢が終わる
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ちなみに、この日は冬用の布団では暑すぎたようで、寝汗をかいていました。
夢研究だと、体温が高い時は、追いかけられる・殺される・戦う・逃げるなどの夢を見やすいそうです。
その理由は、「身体が興奮状態なので、脳がサバイバル系の夢を作るから」というシンプルな話だそう。
■心理学的な観点から「夢分析」をしてください
この内容について、「ユングの夢分析の視点で、この内容を読み解いてください」と聞いてみました。
その結果、「夢分析は正解があるものではないので、一概には言えませんが⋯」という前置きの上で、このように返ってきました。
◯1. サバイバル・殺される・復活する
まず、今回のテーマの「サバイバル&殺される」というのもよくあるパターンだそうです。解説のポイントはこんな感じでした。
・かなり典型的な「生存・競争・試練」の夢である。
・環境の変化、プレッシャー、評価される状況、生き残らなければならない感覚がある時に見やすい
・自分は試されている、生き残るルールを理解する必要がある、と感じている可能性がある(ルートを覚えないと助からない)
◯2. 「どうせ死ぬんだから」という行動
夢の中で、「どうせ死ぬんだから」と現実ではありえないほどに傍若無人に振る舞う様子がでてきましたが、これもいくつかのキーワードが挙げられていました。
・衝動、抑圧されている欲求、社会的役割から解放された自分、責任を背負っていない自分、倫理や役割を外した本能的な自分などを意味する
・役割や責任などではなく、好き勝手に生きたい自分を表している可能性
・生命力、エネルギー、衝動や生きる力を象徴する
とのこと。「ユング心理学入門」でも、夢分析の中で、「百姓として平和な毎日を送っている農民が、戦争で第一線で戦士として戦う夢」「超現実的なリアリストが自由奔放に好き勝手やる夢」などには、その人の無意識にある部分を補完している、とも表現されていましたが、そのように読み解くようです。
◯3. 女性が背を向けて料理している
「背を向けている人」や「料理をする」という行為にも象徴があるそうです。たとえばこのような内容であるとのこと。
・背を向けている人=理解されていないと感じている、罪悪感、見られていない安心、見られている不安、現実の自分
・料理=生活・日常・家庭・安心・現実・維持 などを表す
・アニマ(男性の中の女性的側面)として、日常に背を向けている可能性(アニマは後日解説します)
これを「もう死ぬんだから」と掛け合わせると、「本能・衝動の自分 VS 現実・責任の世界の対比になっている」という分析になったのでした。
■「見えない世界を見ようとする」ことも大切
前提として、自分の脳がこれらの劇を作り出しているわけで、そこに意味を見出そうとすると、「確かに、そう言われると、なんだかそんな気もしてくる」という感覚になりました。
というのも、仕事でも「これからどうしていこうか」と立ち止まるタイミングであること、また自分自身の成長の鈍化なども感じていることを、現在自覚しているからです。
一方、それはランニングでガンガン追い込んでいるせいかもしれないし、最近みたゾンビ映画のせいかもしれないし(笑)、また別の理由もあるかもしれません。
そこにどういう意味を見出すのか、そしてそれをどのように現実世界に調整していくのかは、厳密には専門家との対話などが必要になるのだろうとは思います。
しかし、人は無意識に抑圧されたものがある、という立場に立ったとき、またこころの深い部分があると考えたとき、こうした「夢に現れた願い」みたいなものにも、アンテナを立てることは大事なことでもあるのだろうな、そんなことを思った次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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【編集後記】
◯今月のランニング:18km
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