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令和7年12月18日(第4315号)
お互いが大切にしているものを理解し合ったときに、チームとなる
株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 2043文字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
私事ですが、昨日は、43歳の誕生日でした。(自分でパチパチパチ笑)
夜まで予定ありだったので、特にお祝いなどの余白もありませんでしたが、
今年も良い1年にしたいなと思った次第です。
出版予定の書籍の完成も含めて、お役に立てるよう、頑張ります!
*
さて、本日のお話です。
先日、ある4ヶ月ほどにわたる研修プロジェクトが終了いたしました。
色々と予想しないこともあり、個人的にとても印象深く、またこうしたプロジェクトに関われたことをありがたく思う時間でもありました。
そして、そのプロセスから思ったことは、「お互いが大切にしているものを理解し合ったときに、チームとなる」ということでした。
あくまでも、私個人としての感想です。
ということで、今日はそのお話について、皆さまに思うところを共有させていただきます。それでは、どうぞ!
■ひとりひとりと関われる研修は、とても楽しい
冒頭からちょっと脱線ですが、研修などの介入には色んなパターンがあります。
私の会社(株式会社カレッジ)が関わらせていただくものは、リーダーシップとかチームビルディングとかスポット的なテーマの介入で、半日や1日研修でやらせていただくものも、割と多めです。
しかし、1日で30人の研修となると、どうしてもファシリテーションをすることで手一杯になり、一人ひとりの内側で何が起こっているのか?までは見ることができません。出来る限り、参加者の近くに行きたいと思いますが、なかなか難しいのも正直なところ。
そんな中で、個人的に好きな介入が「少人数✕長期間にわたるプロジェクト型の研修」が、大変楽しいものです。なぜならば、一人ひとりの顔が見えるから。その人の生きてきた来し方、現在の葛藤、未来への期待と不安…。様々な心の奥にあるものが見えるたび、「応援したい」という気持ちが盛り上がってきます。
そして、今回のプロジェクトも、まさにそんなものでした。
■全員がリーダーシップを発揮する「シェアド・リーダーシップ」
今回のテーマは「シェアド・リーダーシップ」でした。
ある会社のチーム10数名が、権限によらず、それぞれが貢献できるようにリーダーシップを発揮することを目的とします。
そのために、一人ひとりのありたい姿や共有ビジョンを「レゴ」を使って作成し、対話をしたり。また、一人ひとりがLeadership Circle Profile(360°アセスメント)を行うことで、自分自身の強みと課題を認識したり。そして、それらのプロセスで、これまで実はあまり知らなかったお互いのことを理解したり。
そんな風に、個人個人のリーダーシップをテーマにしつつも、チームビルディングのような形で、プロジェクトは進んでいきました。
参加者の皆さまが、ものすごく聡明な人が多く(理系の博士の方々など)、深すぎる質問に答えに迷う場面もありつつも、ゆえに表面的ではない時間になりました。
大学院の信頼する仲間と2名でファシリテーションをする形で進められたのも、実に楽しく、有益な時間であり、そんな時間を過ごすことができたと感じます。
■「お互いの大切にしているもの」を理解し合ったときに、チームとなる
そして、プロジェクトの最後に、感想を一人ずつ語られたとき。
その場面で、こんなコメントがあったのが、印象的でした。
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色んなお話をしたけれど、「自分がこだわっていること」をわかってもらえたのが、良かったなって思います。
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別に,抑揚をつけるわけでもなく、淡々と語られている一節でしたが、私には、その言葉が重量を持って感じられました。
一緒に働くことはあっても、それぞれの人が、何を大切にして働いているかを語り合う場面は、そうそうありません。
でも、「ワークショップ」という特殊な環境で、普段の言動の奥にあるものを語ることで「なぜその人が、そのような行動をしているのか」を理解し合うことになります。
多くの場合、そこにはその人の「正義」「こだわり」、あるいは「誇り」のようなものがある。その一粒一粒に焦点をあてると、どれもが納得できる、一本筋の通った物語があるようにも感じられるのです。
そして、それらを差し出して、受け取って、理解をされた、と感じられるそのプロセスが、自分をチームの一部だと感じさせるということがあるのではないか…そんなふうに思います。
■まとめ
「チーム」とは、(1)共通の目標があり、(2)相互作用をする集団、とされます。ただ集まった人々をグループと呼ぶことに対し、その2点が異なるとされています。
その中で「相互作用をする」ために、お互いが影響を受け合う必要があります。影響を受けるためには、相手のことを、尊重し、その存在を認める必要があるのではないでしょうか。
「対話」とは「氷山の下の部分の『思考・感情・価値観』などを語ることだ」などと言われますが、一見無機質な言葉の裏側にある、お互いを理解するプロセスを通じて、相互作用が生まれる土台が整うのだろう、そんなことを感じたプロジェクトでした。
一つのプロセスが終わった若干の寂しさを感じつつ、「対話ってやっぱり大事なんだなあ」と思いますし、そのための場を作ることが、こうした外部支援者の一つの役割のようにも思います。
まだまだ自分自身の伸びしろも感じる時間でした。ということで、もっともっと勉強して、知識もスキルも高めていきたいと思った次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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【編集後記】
◯今月のランニング:129km
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