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令和7年11月15日(第4282号)
「MBTI認定ユーザー」の資格取得をする旅路で思ったこと
株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 2054字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は、日本MBTI協会による
「ベーシックフィードバック基礎講座」なるものを受けていました。
そして、以前から資格取得を試みていた、一般社団法人日本MBTI協会が定める「MBTI認定ユーザー」の資格を取得いたしました。
開催日が少なく日程が合わなかったり、想像以上にテストが厳しくすんなり合格できなかったり、さまざまな規定があったりして、資格取得が遅くなってしまいましたが、何とか取れたことにひとまず安心しております。
そして来週から、MBTIを活用したチームビルディングのセッションを、大学院で同じく同資格を持つ仲間とともに実施することになっています。
さて、今日はそんなMBTIの資格を取得する中で、資格とは全然関係ないのですが、自分自身の特徴を知るきっかけにもなりました。
今日はそんな自分自身の振り返りについて語ってみたいと思います。それではどうぞ。
■心理検査MBTIは厳格である
今回MBTIの資格を取得する中で、最も自分の中で衝撃だったのが「さまざまな性格検査の中で最も厳格であり、ルールが厳しい」ということでした。
(ちなみに、流行っている16パーソナリティーズというものはMBTIとは別のものです)
国際規格に沿った心理検査であるMBTIは、ユングの心理学に基づき60年の歴史があり、20か国の学校・キャリア・企業などで活用されています。
心理検査ということで、専門家が使うツールとしてさまざまな倫理規定が存在しているのが特徴です。
特にその心理検査によって受検者が誤解を受けるような表現を用いないよう、極めて慎重な表現をすることが求められます。
例えば、
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・断定的な物言いはしない
・「〇〇の傾向がある」などで表現する
・特性論のように強弱で「強い・弱い」といった表現を使わない
・「E(外向っぽい)」という言い方をしない
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などなど。
そこには明示されたルールがいくつも存在しているのが特徴です。
そこには、正しく扱うことへの強いこだわりがあり、当然ながら私もそのツールを扱う者として、そのルールに沿ってさまざまな言葉を使うよう心がけていました。
■ルールで「苦しくなる」自分がいる
そして、そんなルールをもとにロールプレイングをやったり、互いにフィードバックをし合ったりとトレーニングを重ねます。
もちろん真剣に向き合うのですが、そのプロセスの胸の奥に感じていたのが「がんじがらめのようで苦しい」という感覚でした。
これは、その組織がどうこうではなく、私自身の傾向の一つでもあると思われます。学校生活でも社会人生活でも、その他でも、自分が苦手だと思うプロセス、必要なルールや「こうあるべき」というカルチャーが色濃く現れる場所に、どうやら自分はアレルギーがあるらしい⋯、と強く自覚した時間でもありました。
ゆえに、そうした色の濃いコミュニティーは避けてきたところがある中で、縁あってそうしたコミュニティに関わるのは、新鮮な体験でもありました。
特にそのツールに関わっているうちは、義務や責任も発生しますので、引き受けますが、やっぱりしんどいと感じる自分がいるな、と。
自分がどういうものを好むのか、どういうやり方が苦手なのかというのは、その世界に身を置いて初めて気づくこともある。
そんなことを思った旅路でした。
■奥深い「タイプ論」という考え方
ちなみに、特性論(ストレングス・ファインダーなど)は行動の強弱で示すためシンプルでわかりやすい一方、MBTIは「質的な違い」であるタイプを重視します。
そのタイプが根となり「行動として表れる」という考え方をするため、まるで木の葉ではなく根っこの部分を見るような難しさがあります。
“自然と自分が感じる世界への関わり方のクセ”や“心の利き手”がタイプである。それを考えると、上記の私の「苦しさ」を、私なりにMBTIの結果を踏まえて考えてみると、こういう事も言えるかもしれません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・Nタイプ(直感)は可能性に惹かれ、同じ場所にとどまっていることが難しい
→ある一つのことをひたすら聞いていくのが苦しい理由かもしれない
・Eタイプ(外向)は意識が外側に向きやすい
→自分自身の内省をずっと繰り返すようなワークが苦しく感じるのかもしれない
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そんなふうに、自分のタイプの傾向がある特定の行動につながっていく。
そのタイプ論の考え方と、ユング心理学を共に学ぶのは新鮮でもありましたし、まだまだ、全然わかっていない気もします。
改めて、これはユングの心理学を自分でも学ばないと、真髄はわからないのだろうと思います。
少しずつ学びを進めたいと思います。
■まとめ
なんだかまとまりがなくなってしまいましたが、「MBTI認定ユーザー」となれました、というご報告(?)でした。
同時に、歴史があり、それを守り厳格に運用しなければいけないという責任も感じたこと、そしてそのルールの中で自分が感じた苦しさ──そんなものも含めて、自分自身を知る旅でもありました。
始めたからには最後まで走り切りたいという思いで取り組みましたが、学びそのものよりも、「あるカルチャーの中での抵抗感や葛藤、息苦しさを強く感じる」という自分の側面にも気づけた時間だったなと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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【編集後記】
◯今月のランニング:138km
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