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令和7年10月13日(第4249号)
今週の一冊『科学的に証明された すごい習慣大百科 人生が変わるテクニック112個集めました』
株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 2355字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は33kmのランニングでした。
12月以降のフルマラソンに向けて、
前哨戦として近所のフルマラソンレースに申し込みましたが、
35km以上走ると翌日以降の練習に影響がありそう、とのことで途中で終了。
長い目で取り組むことを、今は大事にしたいと思います。
*
さて、本日のお話です。
毎週お届けしている「今週の一冊」ですが、
三連休とのことで昨日に引き続き、今日もまたご紹介させていただきたいと思います。
今回ご紹介の1冊はこちらです。
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『ハーバード、スタンフォード、オックスフォード… 科学的に証明された すごい習慣大百科 人生が変わるテクニック112個集めました』
堀田秀吾 (著)
https://amzn.asia/d/5vxUn2U
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最近、書店でも本当によく並んでいる一冊です。そして、私自身も「習慣」という好きなキーワードがタイトルに入っていたので、思わず手に取ってみました。
「習慣の本」というと、自己啓発系の書籍ではもはや王道で取り上げられるテーマではありますが、多くの方に支持されているこちらの本も、たくさんの魅力が詰まっていると感じました。
ということで、早速中身をご紹介したいと思います。それでは、どうぞ!
■本書の概要
この本は、「習慣化こそが成功・成長の鍵である」という前提のもと、
(1)科学的・実証的な研究に基づいたテクニックを丁寧に集め、
(2)日常生活にすぐさま取り入れられる形にして、
(3)1つのテクニックが見開きで図解つきでわかりやすく説明されている
のが特徴の本です。
著者が「意志力だけで習慣を変えるのは難しい/意志力に頼らない習慣化」こそが可能である、という立場を明確にとっており、、その実践のための”エビデンス(科学的根拠)”に、重きを置いています。
そして具体的には「仕事効率化」「勉強」「健康・ダイエット」「コミュニケーション」「メンタル」「生活」という6つの領域に分けて、合計112個のテクニック・習慣が紹介されており、とても親切で読みやすく取り組みやすい一冊となっています。
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<本書の目次構成>
●PROLOGUE
習慣化に意志力はいらない
●CHAPTER 1:仕事の効率化
例:時計の針を速める、ツァイガルニク効果、if-then プランニング など
●CHAPTER 2:勉強習慣
例:散歩してから勉強、差し込み学習、紙で読む・書く など
●CHAPTER 3:ダイエット・健康習慣
例:おでこをトントンする、食器のサイズを変える、ゆるく続ける運動 など
●CHAPTER 4:コミュニケーション習慣
例:スマホをテーブルに置かない、初頭効果、自己開示 など
●CHAPTER 5:メンタル習慣
例:不安を書き出す、認知的再評価、体を動かす など
●CHAPTER 6:生活(くらし)習慣
例:貯金残高を記録、小さな新しい挑戦、選択肢を3つ用意する など
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■魅力的な3つのポイント
読んでみて、個人的に特徴(魅力的なポイント)を、3つ挙げてみます。
(1)最近のトレンド「科学的×〇〇」の習慣版
最近、ベストセラーとなる本の一つの傾向として、「科学的根拠×何かのテーマ」という組み合わせが多くなっているそうです。たとえば、『科学的根拠で子育て』とか、『科学的根拠に基づく最高の勉強法』なども、ヒット作として書店に並んでいるのをよく目にします。
これは私が通っていた「出版ゼミ」にて学んだ話ではあるのですが、最近はただ「共感」だけでも難しく、かといって「理論的な背景」だけでも難しいそうです。「共感できるし、科学的に説得力もある」本を読者は求め始めている。そんなことを聞いたことがあります。ある意味で、読者もどんどん勉強し、期待値が高まっているのかもしれませんね。
そうした意味で、「科学的根拠」という研究や論文を元にした習慣術、というのは、確かに多くの人の関心を惹くだろうと感じます。そうした言葉が添えられているだけで、「やってみよう」と思う気持ちが裏付けられ、アクションへの一歩を踏み出しやすくなる効果もありそうですね。
(2)超具体的×ベイビーステップでのアクションが豊富
私たちが本を読むことによるメリットというのは、実に様々なものがあります。
たとえば「感情的な体験」です。その本を読んだ体験によって感情が揺さぶられたとか、涙したという感情的体験。自分が浄化されたようなカタルシスのようなものは、小説などで特に多く得られるかもしれません。
また「認知の変化」もあります。ものの見方が変わった、捉え方が変わったという体験も、読書の大きな魅力の一つです。
そして「行動の変容」もそうです。特にビジネス書や実用書に関して言えば、「自分の行動が変わった」という行動面での変化を期待することが多いですし、その変化を体感できれば「いい本だった!」と思えるでしょう。
実用書の中で、その背景や、骨太の理論などを丁寧に解説している本というのは、確かに奥行きがあり、知的な魅力があります。何度も何度も噛み締めて自分の中にじっくりと落とし込んでいくのは、本質に迫る重量感があります。…しかし、一方そうした本は難易度が高いというのも、また事実。
一般向けの実用書の場合、私たちは専門家になりたいわけではなく、「手っ取り早く自分を変えられるヒント」が欲しいわけです(乱暴にいえば、ですが)。
そういう意味でいくと、この本には112個の小さなアクションリストというのが豊富に揃っているというのは、取り組みやすさにつながっています。
何か些細なことでも、一つのことができさえすれば、それは自分を変えるパワフルなアクションになり得ます。
(ちなみに、私は特に、「仕事をするときは、スマホを遠くに置いておく」ということを心がけようと思いました。効果アリです)
(3) イラストがかわいい
最後に、小さいけれど、大きなポイント、意外と侮れないのが、「登場するイラストがかわいい」という点です。この本ではまるっこい、バーバーパパみたいなキャラが毎ページ毎ページ登場してきます。
言ってることは真面目なのですが、肩肘を張らずに「ちょっとやってみようかな」というふうに、私たちの腰を軽くさせる効果があるようにも思います。(ちなみに、イラストにもトレンドがあるらしいです)
■まとめ: 背中を押す「科学的根拠」という言葉
科学的根拠というと、それは信頼性を下支えする、とても大切な言葉です。
しかしながら、本当の意味での科学的根拠となると、それが一つの小さな集団だけではなく、他の集団、国や文化、性別などの属性は背景の違いを超えて、再現性があるものこそが「信頼性が高い」となるものです。
斜に構えて見れば、「科学的根拠っていうけど、それって本当に他の集団でも試したの?」「それって都合の良いところだけ抜き出してきたんじゃないの?」と突っ込むことももちろん可能です。
しかし、この本で伝えたいのは、そういうところではないと思うわけです。
正確性より「わかりやすさ」。信頼性よりも「実用性」。
それぞれ前者も大切にしながら、力の配分を40:60とバランスを持ち、多くの人が受け取りやすいように調整されたのが、こちらの本だと私は思います。
あくまでも112個のアクションの中で、今の自分をちょっとでも前進させるために新しくやってみることを増やすという「きっかけ」を科学的根拠という背中を押す言葉でブーストさせる。個人的にはこれが本書の魅力だと感じました。
今、私自身も取り組んで書いている途中の本も、立ち位置としてはそういったところなのかな、と思いながら拝読させていただいた次第。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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【編集後記】
◯今月のランニング:92km
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