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令和7年8月26日(第4201号)
新しい挑戦の際には「小さな勝ちグセ」をつけることが大事だよね、という話
株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 2058字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は、終日、研修の実施でした。
また夕方から、出版社の編集者とのアポイント。
夜からは、12kmのランニングでした。
*
さて、本日のお話です。
ふと思えば、最近ランニングの話ばかりしてしまっております。
…とはいいつつ、なんだかんだ言って、ランニングという肉体に負荷をかける練習から学べることは、めちゃくちゃ多いです。
今日は「勝ちグセをつけることが大事だよね」というテーマで、
日々のランニング練習からの教訓をお伝えしてみたいと思います。
体育会系の話で恐縮ですが(内容的にも実際にも)
よろしければお付き合いいただければ幸いです。
それではどうぞ!
■サブスリーという高み
約1ヵ月ほど前から、趣味のランニングで自己ベストを更新しようと練習を始めました。
その中で目指しているのが「サブスリー」という目標です。ランナーの上位3%に入る大変高い目標です。私の実力からすると、無謀とも言える挑戦ですが、自分自身の限界に挑む価値があると感じていたり。目標を言うのはタダなので、宣言するだけしてみました。
…とはいえ、その実際、「サブ3」の練習メニューに挑もうとすると、まったく到達できない自分に気づかされます。
たとえば「1kmを4分ペースで5km走れること」「1kmを4分12~13秒で10km走れること」などが一つの基準とされています。
しかしこういった基準に向かって練習を試みるのですが、肉体的な要因(心肺と筋持久力)、何よりメンタル的なブロックが重なり、思うようにペースを引き上げきれていない自分に気づくのでした。
■「自分の弱さ」を知る
特に練習を始めてから気づいたのが、
「自分はスピードを上げる練習が著しく苦手である」
という事実でした。
私の最大心拍数は182ほどです。ランニング理論では、最大心拍数の90%、つまり164付近で走る練習を行うと、心肺機能の強化に効果的だとされています。
ところが私の場合、その遥か手前、心拍数158あたりで「これ以上は無理…」と怖さを感じてしまい、急にブレーキがかかる感覚になります。
言い訳をすると100kmなどのウルトラマラソンを主戦場にしてきたため、長時間低めの心拍数で淡々と走ることには慣れているものの、「急激に心拍数を上げる」練習には不慣れで、その副作用が表れているのかもしれません(やっぱり言い訳ですけど)。
そして「今日は5kmを4分5秒ペースで走ろう」と思っても、最後までやり切れなかったりすることが起きてしまう。その結果「自分は、今日もまた勝てなかった…」というメンタル的な“負けの記憶”が刻まれてしまうことです。
そうなると、「負けるのは当たり前」と心のどこかで思ってしまい、さらに心肺を追い込む練習に粘りがなくなってしまうのです。
■ChatGPT「サブ3達成コーチ」に相談する
「この流れはよくない…」と思い、こうした状況と悩みを、いつも相談に乗ってくれるChatGPTの「サブ3達成コーチ」と称して作成したプロジェクトに話してみたところ、こんなアドバイスが返ってきました。
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紀藤さんの場合は、絶対に最後までやり切れる練習に設定することが大事です。そして余力があったら最後でもうひと頑張り自分を追い込んでみる、というふうに設定することで、「勝ち癖」のメンタルがついてくるはずです。
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とのこと。
確かに、自分は「勝率が五分五分」あるいは「40%くらいしかない」ようなハードな練習を設定していました。
その状態でトライして、負けてしまう。たしかに、「ハードな練習に取り組んだ」という意味では前向きな評価もできるかもしれませんが、「やりきれなかった」という“負け癖”がついてしまうのは、精神的に大きなマイナスとなるわけです。
ChatGPTのアドバイスでは「成功率30%で全然できなかった練習を繰り返すより、成功率80〜90%のメニューを確実にこなして『勝ちグセ』をつける」ほうが重要である、ということ。肉体的な練習効果だけでなく、「やりきった」というメンタル面での効果も大きい。
ChatGPTのこの一言が、私のトレーニングの捉え方を変えるきっかけになったように思い、先日は「確実にできる練習をクリアする」ことに切り替えて、少しだけ前進する感覚を覚えたのでした。
■まとめ:まずは「勝ちグセ」をつける
この話からの教訓は、
「新しいことに挑戦するときこそ、「勝ちグセ」をつけて、自分を“プラスの流れ”にのせていくリズムが大事である」
ということ。
「もっと成果を出したい」「もっと高みを目指したい」という気持ちはあります。でもその気持ちが先走って、できなかった現実とぶつかったとき、「自分はやっぱり無理だ」とあきらめてしまうとしたら、それが一番のリスクです。
結局、コツコツ積み重ねることこそが重要。
だからこそ、ベビーステップでいいので、確実に達成できる小さなアクションを重ねること。そして少しずつ、負荷を上げていくこと。
その重ね方は1ずつかもしれません。
でも、1が10になり、10が100になるように、小さな雪だるまは、いつか大きな雪だるまになることを目指し、明日もまた練習を重ねようと思った次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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【編集後記】
◯今月のランニング:249km
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