---------------------------------------------------------------------------
皆さまの1日を5%元気にするビジネス系メルマガ『カレッジサプリ』
---------------------------------------------------------------------------
令和7年3月26日(第4048号)
逆境を生き延びる力「レジリエンス」の伸ばし方
ー読書レビュー『非認知能力』#14
株式会社カレッジ 紀藤康行
---------------------------------------------------------------------------■
このメールは、メールマガジンにご登録頂いた方、名刺交換をさせていただいた方、
研修にご参加頂いた方に配信をしております。
ご不要の場合は大変お手数ですが、メール下部の「配信停止はこちら」より解除くださいますようお願い申し上げます。
(本日のお話 1724字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
先日より「非認知能力」について学べる専門書をご紹介しています。引き続き、本日も読み解いてまいります。
本日取り上げる非認知能力は、”逆境をしなやかに生き延びる力”である『レジリエンス』です。「心のしなやかさ」「立て直していく力」とも表現されるこの力について、早速探求してまいりたいと思います。それではどうぞ!
――――――――――――――――――――
<目次>
レジリエンスとは
レジリエンスを構成するものとは
レジリエンスを伸ばすための介入研究
まとめと感想
――――――――――――――――――――
■レジリエンスとは
レジリエンスとは、”過酷な環境やストレスフルな状況、あるいはトラウマ体験といった逆境に直面した際に、そのショックから回復し、状況に適応していく力を指す概念”(P225)と説明されます。
たとえば、コロナ禍や震災による苦境で生活を立て直していく力、あるいは受験の失敗で悲嘆した中でも別の進路を見出だすことなどがレジリエンスにあたります。以下のような質問で、レジリエンスの高さを調べることができます。
――――――――――――――――――――
・辛いことがあってもすぐに立ち直る傾向がある。
・ストレスの多い出来事から立ち直るのに時間はかからない。
・私は通常、困難な時期をほとんど問題なく乗り越えることができる。
※「短縮版レジリエンス尺度」より
――――――――――――――――――――
ちなみに、レジリエンスの研究においては、”長期的にさらされる過酷な環境における適応力”というよりも「それまで普通に過ごしていた中で何らかの困難に直面した際に立ち直る力」(=V字回復のイメージ)としての回復力に焦点が当てられていることが多いようです。
■レジリエンスを構成するものとは
さて、そんなレジリエンスですが、そもそもその人が持っている「資質」もあれば「獲得した要因」も考えられます。
たとえば「資質」でいえば、”楽観性”という性格特性が高い人は、将来に対して不安を持たず、肯定的な期待を持って行動できることが知られています。これはレジリエンスを高める要因となります。
あるいは「獲得した要因」でいえば、”自己理解”を深め、自分自身の考えや傾向などについて理解を深めることで、立ち直りやすくなる、ということもあるでしょう。
このような要因を含めて、「二次元レジリエンス尺度」という合計7項目の構成要素が提案されています。
(※詳細はnoteに図を示しています)
■レジリエンスを伸ばすための介入研究
ではレジリエンスを促進するために、どのようなことができるのでしょうか。以下、いくつかの介入にあたっての特徴が述べられていました。
一つ目が、「ポジティブ感情」の重視です。
ポジティブな感情は、拡張ー形成理論によって、その後の効果的な思考や行動の拡張につながる(新しいアイデアや関係性を構築しようと思える)ことがわかっています。よってポジティブ感情を多く体験できる行動を促進し、その感情を記録することが、レジリエンスを高めることがわかっています。
2つ目が、「内的資源・外的資源」に注目することです。
内的資源とは、「強み」が含まれます。たとえば、24の性格の強みリストの中で、自分が持っている強みを見つけることで、逆境に陥った時に自分がそうした強みを使って前に進むことができることがわかります。
外的資源とは、「他者のサポート」などです。自分を助けてくれる他者やソーシャル・サポートを認識することで、ストレスや逆境に対する対処が可能であると理解できます。
■まとめと感想
「性格の強み」がレジリエンスを高めることは理解していましたが、改めて非認知能力のレジリエンスの項目で「拡張ー形成理論」や「24の性格の強み」が明確にされ、また実証研究もされていることが触れられており、なんだか嬉しくなりました(強みマニアとして・・・)
また、本章を執筆されている平野先生による「アプリによるレジリエンスの促進」ということで、アプリから「強みコレクション」「回復アイテム」「できたこと日記」などを継続してもらうことで、対象者の自尊心が高まったという研究もたまたま見つけて、実に興味深かったのでご紹介させていただきます。こうした遊び心を持って、使いやすくレジリエンスを高められるとよさそうですね。
https://www.jalsha.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/01/フォーラム116号特集_寄稿.pdf
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
※本日のメルマガは「note」にも、図表付きでより詳しく掲載しています。よろしければぜひご覧ください。
https://note.com/courage_sapuri/n/n200631948a2f
==========================
【編集後記】
◎「ラ・カンパネラ」ピアノ発表会まで・・・あと33日
◎「野辺山ウルトラマラソン100km」まで・・・あと53日
◯強み文献おかわり100本ノック:79本目
◯今月の健康&運動習慣:3月のランニング距離122km
【メルマガのご感想について】
メルマガのご感想は、このメールに直接ご返信いただければ紀藤にのみ届きます。
皆さまのメッセージが励みになります!ぜひお気軽にメッセージくださいませ。
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
メルマガ「カレッジサプリ」公式サイト
https://www.courage-sapuri.jp/
★バックナンバーはこちらから読めます★
https://www.courage-sapuri.jp/backnumber/
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
このメールは、メールマガジンにご登録頂いた方、名刺交換をさせていただいた方、
研修にご参加頂いた方に配信をしております。
ご不要の場合はお手数ですが、メール下部の「配信停止はこちら」より解除くださいますようお願い申し上げます。
【メルマガ登録・解除について】
※メールアドレスの変更について
⇒「現在のメールアドレスの配信停止」→「新アドレスでの登録」にて
ご対応お願い申し上げます。
※メルマガのご登録はこちらから
⇒
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=HSfoIRnMfw
※メルマガの配信停止はこちらから
⇒
https://1lejend.com/stepmail/delf.php?no=HSfoIRnMfw
(もし解除ができない場合は、こちらのメールに解除希望アドレスを送信ください)