配信日時 2025/03/04 21:54

素晴らしい講師は「普通のことを、いつも普通にやる」【カレッジサプリ】

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令和7年3月4日(第4026号)


素晴らしい講師は「普通のことを、いつも普通にやる」


株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話  2053字/読了時間3分)


■こんにちは。紀藤です。

昨日は、立教大学のビジネスリーダーシッププログラムの合宿への参加。
その後、午後からは、「講師力強化研修」の実施でした。

研修参加者は、講師歴が長く、ベテラン講師陣の皆様でしたので、研修プログラム自体はその道のプロの方にお願いをし、私はサポートという形でお手伝いさせていただくことになりました。

そんな講師トレーニングの中で、参加者の対話を聞きながら、また研修を横で聞きながら、色々勉強になるなあ・・・とその時間を噛み締めておりました。

本日はそんな「講師力強化研修」からの学びを、共有させていただければと思います。

それでは、どうぞ!



■「事前ニーズの把握」を多面的に行う

「準備が8割」というのは、様々なケースで言われます。そして、研修も同様で、成果に繋がる研修を実施するにあたって、大事なポイントの一つが「事前にニーズの把握」です。

「研修の目標設定」となると、とかく運営側の視点だけで目標設定がされてしまこともありがちです。つまり、現場の目線が反映されていない、ということにもなりかねません。

会社のニーズ、参加者のニーズ、あるいは参加者の上司のニーズなどを集め、その上で目標を考えないと「ソレジャナイ感」が生まれる危険性があります。しかし、結構それが面倒である、ということで現場からの声を聞いていないということも、しばしばあるようす。

今回の研修では、研修参加者へのアンケートを通じて「自分が課題とするテーマ」を聞くことを行われましたが、そうすることで「なぜこの研修のないようなのか?」が腹落ちしやすくなると感じたのでした。普通のことのようですが、「事前に参加者のニーズの把握」を丁寧に行うことの重要性を、改め感じたのでした。(実はできていないこともしばしば・・・、反省です)



■「目的」を言葉に落とし込む

また、成果に繋がる研修のためには「目標設定」も重要です。

ちなみに”目標”の上位には、”目的”がありますが、「そもそも、なぜ何のために研修を行うのか?(=目的)」が明確になっていないこともしばしばです。
これが明確でないと「そのためにどのような知識やスキルが必要なのか?(=目標)」も決まりませんし、巻き込まれる参加者も、「はて、なんでこの研修やるんだっけ?」となってしまいます。でも、こういうパターンって、意外と多い。

ゆえに、「目的を握ること」が重要となります。
たとえば、以下のような点です。

――――――――――――――――――
<目的を言葉にするポイント>
・Why do?(なぜ行われるのか)
・Why me(us)?(なぜ私達なのか?)
・Why now?(なぜ今なのか?)
・What's merit?(メリットは何か?)
――――――――――――――――――ー


しかし、経験豊かな研修講師の方も、いざ「目的を簡潔に説明してみてください」と言われると、実は明確に言葉にすることが難しかったりします。つまり、実は言葉にできるほどクリアに考えられていないこともあるという話。

今一度こうした目的を、「言葉」にして、明確にすることは重要なことだな、とこちらも改めて感じたのでした。



■「逆戻り対策」を考える

さらに、もう一つ重要なのが「逆戻り対策を考える」というものです。

研修内容が納得度が高く、実践への意欲が高まり、打ち込まれたものが行動に移された(=研修転移された)とします。

しかしながら、そうした行動が永続的に実施されるかというと、そんなに単純な話ではありません。一度はアクションされたとしても、忙しくなってできなくなったり、忘れてしまったり、そもそもやる目的を見失ったりと、様々な「逆戻りの可能性」があることが普通です。

ゆえに、「逆戻りの可能性」を予測し、その際に、そうした状況に立たされた時、何を心がけ、行動すべきなのか?どんな支援をもらえれば維持しやすくなるのか?などを考えておく必要があります。

これもまた、考えてみれば当たり前のことかもしれないですが、意外と見落としがちのことなのかもしれません。



■「普通のこと」を「いつも、普通にやる」

さて、今回の「講師力強化研修」に携わりながら、「忙しいことを理由にして、省いていることもあるな…」と、反省する自分に気づきました(お恥ずかしながら)。

そして、それは他のベテランの講師陣も同じだったように見えました。
皆さんの感想から「やってはいるけど、意図して、いつもやっているとは限らない」というコメントがちらほら見られたからです。

たとえば、上記の「Why do?」「Why us?」「What's merit?」などの問いも、「なんとなく」で「それっぽく進めている」、なんてこともあるかもしれません。でも、やっぱり明確に語れないということは、参加者にも明確に伝わるはずもない、というのが事実でしょう。

こうした一見「普通のこと」を、「いつも普通にやる」ことこそが、微差の積み重ねになり、その結果が、誠実で説得力がある研修プログラムとなり、成果に繋がる人材開発・組織開発につながっていくのだろう、そんなことを感じた次第です。

手間がかかるように思いますが、「普通のことを、いつも普通にやる」。それを大切にしていきたい、自戒を込めて、そのように思った次第です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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 【編集後記】
◯強み文献おかわり100本ノック:79本目
◯今月の健康&運動習慣:3月のランニング距離0km

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