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令和7年2月27日(第4021号)
性格検査の「タイプ論」と「特性論」の違いをまとめてみた
株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 2159字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は「ストレングス・ファインダー研修」のプログラムのバージョンアップ版の作成でした。
8年前からやっていると、時代の流れともに、変更が必要なことも増えてきているな、と感じます。
こうした知見を整理するのも楽しいもの。より良いコンテンツにしていきたいと思います。
また夜は8kmのランニングでした。
*
さて、本日のお話です。
本日も引き続き、MBTIのお話です。
MBTIの認定ユーザー資格のコースを受ける前は、タイプ論について懐疑的かつ、斜めに見ていましたが、いろいろと勉強したりする中で、どんどん沼っている自分がいます。
投資する時間が増えるほど、愛着が湧いてくるという単純な話なのかもしれませんが、おそらくそれは「歴史への敬意」なのだと思います。1917年から開発が始まり、100年以上の歴史の風雪に耐えながら、『MBTI』というツールが世の中で使われ続けてきた結果は、そのものに価値がなければ、成し得ません。
そこには、何かしらの秘密があるのだろうな・・・と思ってはいましたが、そのことが、勉強をする中で、少しずつ認識できるようになってきた気がします(まだまだではありますが)。
ということで、先日に引き続き、MBTIをもっと知りたい人のための専門書である『エッセンシャルMBTI』の書籍を引用しつつ、学びを共有させていただきたいと思います。
それでは、どうぞ!
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<目次>
タイプ論と特性論
MBTIと他の性格検査との違い
まとめと感想
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■タイプ論と特性論
性格検査には、大きくタイプ論と特性論があります。
ちなみに、現在の心理学における主流は「特性論」です。
特徴として簡単にまとめると、以下のような違いがあります。
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<特性論>
・イメージは「レーダーチャート」。
・性格の各因子が、大規模なサンプルから抽出し、特定される。
・リッカート5件法などで、「5:大いにあてはまる~1:全く当てはまらない」など”程度”や”強さ”で測定される。
・人の中には、それらの「特性」の因子がどれくらい含まれるのかが表示される。
★検査ツール:ビックファイブ、クリフトン・ストレングス、VIAなど
<タイプ論>
・イメージは「タイプ表」。
・ユングの理論に基づいて、人は生まれもった4つの指標と2つ極で示される8つの指向があると仮定する。
・強制選択方で、2つのどちらかを選ぶ方法で測定される。
・人は、上記の4つの指標に基づき、16タイプに分けられると考える。また、4つの指標における極は対極になっているが、どちらが良い悪いというものではない(外向とする人が、内向が欠如しているという見方はしない)。
★検査ツール:MBTI、エゴグラム
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上記は、私なりに言葉にしてみました(勉強のため)。
ChatGPTにおける専門的な説明も聞いてみました。よろしければ併せてご参照ください。
(こっちのほうが100倍わかりやすい・・・苦笑)
https://chatgpt.com/share/67bf9a24-df40-8010-925c-8c79de304adb
■MBTIと他の性格検査との違い
また、本書の第5章「MBTIの強みと弱み」の章では、MBTIとその他の検査について、その違いが以下のように述べられていました。以下、本書より引用いたします。
(ここから)
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<MBTIと他の性格検査(主に特性論)のアプローチの違い>
・MBTIの指標は、質的に異なる対極のカテゴリーに焦点を当ててている一方、多くの他の検査は、明らかにあるいは暗に、特性論の視点での意味付けをカテゴリーの見方に変換して解釈している。
・MBTIは、主要な検査の中で、唯一、ユングとマイヤーズの理論を反映する、指標感の力動的な相互作用も網羅しそれを支持する研究による多数のエビデンスがある。
・MBTIの各指標における各極は、それ自体が同等に価値のあるもので、それぞれに良し悪しは存在しない。一方、他の検査は、明らかにあるいは案に、一方の極を他方の極より、あるいはその極における連続の値が上の、高い方あるいは多い方を良しとしている。
・MBTIの指標の一方の極は、他方の極の不足あるいは欠如として、明確にあるいは暗に定義されることはない。たとえば、内向は、外向の不足として定義されるのではなく、また、外向も内向の欠如として定義されるものではない。
・8つの指向の定義は中立的で、肯定的に言い表されている。同じ指標のうちの一方が他方より良く表現されることはない。
P131
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(ここまで)
つまり、「特性論」の多くは、強弱により良し悪しが判断されることがある(例えば、ビックファイブの神経症傾向は強いことで様々なネガティブな影響がある、などが示されているなど)一方、「タイプ論」のMBTIは8つの指向に良し悪しはなく、どれも肯定的・中立的であるというのが、最も大きな特徴の一つのようです。
■まとめと感想
本書を読んでいて特に思ったのが「治療」という言葉が、たくさん出てくることです。カップルセラピー、精神的病理、薬物依存などのクライエントなどを想定しているのが興味深いものでした。
そして、カウンセラーがクライアントの表面化している知覚や判断の仕方をMBTIで理解することで、より治療がスムーズになる、そして意識下の部分(潜在的な部分)にもアクセスしやすくなる、というのような記述があったのも興味深いものでした。
資格認定のコースでも「守秘義務」や「クライエントを傷つける可能性」について、幾度となく示唆されてきました。その理由も、ユングの理論や精神的な治療にも活用する背景があることにも見て取れましたし、だからこそ、今流行っている性格タイプのような形でレッテル貼りを助長してしまうことへの強い抵抗感も、そういうことなのだな・・・、と感じてきた次第です。
ユングやフロイトの時代の話も、もっと勉強したくなってきました。
またどこかで書いてみたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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【編集後記】
◯強み文献おかわり100本ノック:79本目
◯今月の健康&運動習慣:2月のランニング距離89km
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