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令和7年2月26日(第4020号)
MBTIを正しく実施するための4ステップ ー『エッセンシャルMBTI』#2
株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 2259字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は研修プログラムの作成など。
また、オンライン研修の環境改善、ピアノの発表会に向けた練習の強化などの理由で
部屋に「防音壁」などをフル装備で設置したのですが、長さが10cm足りないという悲しい自体になってしまいました。適当に切れはしの防音マットで埋めてみた次第。
確認って大事ですね・・・(汗)
*
さて、本日のお話です。
今週末に、MBTIの認定ユーザーの資格試験的なものがあり、MBTIの歴史やら研究や、本や資料で学んでいる今日この頃です。
ちょっと突っ込みたくなるところもあるMBTIですが、個人的にはユングの考え方は好きで、納得感もあり、ゆえに面白く学べております。
今日は、そんな学びの中から、興味深いと思ったお話について、MBTIのライトな専門書である『エッセンシャルMBTI』からの学びを、先日に引き続きご紹介したいと思います。
それでは、どうぞ!
■MBTIの実施のしかた
先日ご紹介の第1章では、「MBTIの歴史や理論」についてお伝えいたしました。
ユングのタイプ論のフレームワークでは、「個人の強みを、エネルギーを得られる生来の指向であり、またその人が使用する中で熟練してきたもの」と定義をしています。逆に弱みは、使うことでエネルギーを消耗する心的態度・心的機能としています。それをMBTIの質問紙や、フィードバックを通じて見つけていきましょう、ということです。
▽▽▽
そんなMBTIでは、「MBTIの実施のしかた」(第2章)について詳しく述べられています。回答者(クライエント)に「MBTIをどのように紹介すると効果的なのか?」「MBTIにおいてどのように回答方法を説明するとよいのか?」「よくある質問は?」など、MBTIの実施をファシリテーションすることを想定としたテーマが並びます。
たとえば、MBTIにおいて、クライエントに伝えることは以下のようなものです。他のアセスメントとの違いや注意点を伝えることで、正しく認識してもらうことを推奨しています。
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<MBTIについて、クライエントに伝えること> ※一部引用
・MBTIは、”あなたが普段どのように情報を収集し、結論を導いているか、健常で自然な心の働きを理解する指標であること
・自分ができることや要求されていることではなく、自分にとって最も自然で、居心地のよい方にそって回答すること。
・MBTIは、スキルや能力を測定するテストではないので、正しい答えも間違った答えも、報告された結果に優劣もないこと
P48より一部引用
――――――――――――――――――――――――――――――――
また、「MBTIは中学1年生以上の読解レベルが求められる(対象は12歳以上)」、「結果について守秘義務を守ること」、「薬物中毒や精神的な病理の状態でどのように対応すべきなのか?」などのインストラクションがありました。(薬物中毒の場合は、受検30日前は中断すべし、など)
他にも、「カップルや家族は、別々にフィードバックをすると、大事な問題や課題を話し合う機会がなくなってしまうため、同時にフィードバックしたほうがよい」なども、丁寧に記載がされています。
これらの内容は、「自己認識の方法、やり方を間違えると、時に人を傷つけたりネガティブな方向に導いてしまうことがある」という観点で、アンテナを立てているものである、と感じました。
■MBTIのフィードバックのしかた
また「MBTIのフィードバックのしかた」(第4章)についても解説がされています。正式なMBTIは、基本的に以下の4つのステップで、回答者のタイプを決めていきます。
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<MBTIのタイプの決め方の4ステップ>
1.MBTIの質問紙への回答が実施され、採点される。「報告されたタイプ」を結果として得る。
2.タイプ論のアプローチや4つの指標について、回答者に検証のための演習もしながら伝え、理解を深めてもらう。
3.回答者は、4つの指標の自分の本来の指向を検証する。
4.どのタイプが最も自分のことを表しているのかを確認し「ベストフィットタイプ」を決める。
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MBTIの質問紙の結果(報告されたタイプ)と、最終的に検証して自分のことを表していると思ったタイプ(ベストフィットタイプ)の一致率は、4つの指標のうち4つ全部は53~83%の一致率、4つの指標のうち3つであれば、90~99%で一致している結果が出ており(Myers et al., 1998)で、ベストフィットタイプを検証する上で、アセスメントがやはり有効になるようです。
▽▽▽
ちなみにとても大事なのが「MBTIの質問紙の結果(報告されたタイプ)」が、即、「自分のことを最も表しているタイプ(ベストフィットタイプ)」とは限らないということです。
またユングとマイヤーズの理論では、誰もが特定の心的態度と心的機能を
そもそも持って生まれてきていると仮定しています。そして、それらのタイプの表現のされ方は、発達の段階で変わるものの、「タイプは生涯を通じて変わらない」という前提に立っています。
では、その生まれ持った「真のタイプ」が何なのかというのは、確実には知り得ないものではあるとしますが、MBTIのタイプ検証の最終ゴールは、「自分のことを表しているというベストフィットタイプに、自己決定に基づいて到達すること」としています。
■まとめと感想
MBTIのアセスメントの紹介方法の例として、「自分を知り、他者を知り、対人関係や自分を生かしたキャリア選択、リーダーシップスタイルの発揮などに活かすことを目的としています」とありましたが、あらゆるアセスメントは、まさに「自己理解」の一点に尽きるのだな、と感じました。
MBTIはユングの「4つの指標で16タイプに分かれる」という仮定に則っているところが、わかりやすい点なので、このあたりは職場でも活用しやすそうですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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【編集後記】
◯強み文献おかわり100本ノック:79本目
◯今月の健康&運動習慣:2月のランニング距離81km
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