配信日時 2024/02/07 18:39

「息切れしたとき」は休めばよい【カレッジサプリ】

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令和6年2月7日(第3635号)


「息切れしたとき」は休めばよい


株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 1543字/読了時間3分)


■こんにちは。紀藤です。

昨日は終日、外部人事パートナーとして
関わらせていただいている会社様へのコーチング、コンサルティングでした。

また夕方からは、1件のエグゼクティブコーチング。



さて、本日のお話です。

「強み論文100本ノック」を続けておりますが、
やや優良な論文の収集が追いつかなくなっております。

この週末に再度収集したいと思いますので、
一旦今日は、箸休めてきに「休息」について思うことがありましたので
コラム的に記述してみたいと思います。

(タイトル的にご興味がない方はお読み飛ばしただければ幸いです)

それでは早速まいりましょう!

タイトルは


【「息切れしたとき」は休めばよい】


それでは、どうぞ。


■「人生はマラソンのようだ」

このたとえは、ランニングをする人のためだけではないように思います。

「人生はなんだかんだ長距離の旅路である」と思う人もたぶん少なくなく、その中には山あり谷ありの物語があるもの…と感じる人もやはり少なくない気がします。ゆえに、人生はマラソンに例えられるのかな、と。

さて、そんな中では「時に疲れてしまう」ことも起こりえます。

私自身、なんだか色々詰まってくると「息切れしてきた感」を覚えて、ふうちょっとここらで一息したいばい、となることがあります。色々やると楽しいけど、やや息が上がることも少なくありません。

よって、ということで、今日は「息切れを感じる私が、息切れという状態を見つめて、息切れの対処方法を考えてみる」という記事を書いてみよう、と思いました。よろしければお付き合い下さいませ。



■「息切れする」とはどういう状態か

さて、「息切れ」とは、一体何で、どのようなときの起こるのでしょうか?

ちなみに「息切れ」とは「呼吸をするのに努力を要して、不快感を自覚する状態」だそうです。様々な要因が、一般社団法人呼吸器学会のサイトで語られていましたが、ちょっとマニアックすぎるので深掘りしません(汗)

ここでは、引き続きマラソンを例として、考えてみたいと思います。

ランニングの場合、負荷が一定量を超えたところで”息が切れる”事が起こります。理論的にいえば「AT(Anaerobic Threshold:無酸素性作業閾値)」を超えた状態、つなわち「有酸素運動から無酸素運動に変わる強度」の負荷をかけたときに、”息が上がる(息切れする)”ようになっていきます。

軽くジョギングしているときは、別に息は上がらないけど、ペースを上げると、息が上がってきてゼエハアなります。あの状態です。あれが「AT超え」です。

「ランニングの練習」の場合、”息切れする”くらい負荷を高めれば、ランニング能力が鍛えられていきます。心拍が高まるレベルではしる。あるいは脚が疲れるくらい自分にとっての長い距離を走る。さすればマラソンをより速く走れるようになります。

日常生活全般でも、やることやストレスの「強度」✕「頻度」が一定の負荷以上になり、それが持続すると、「息切れした」状態になるのでしょう。

その状態は、自らを磨いている状態や鍛えている状態かもしれません。一生懸命生きていたら、時に「息切れする」のです。



■息切れが続いたら「負荷を減らす」こと

さて、ではこうした「息切れした」状態になったとき、どうすればよいのでしょうか。

これまた、ランニングで考えると「負荷を減らす」事が大事です。
負荷を無限にかければ、無制限に能力が伸びるかと行ったら、そんなことはありません。トレーニングには「オーバーリーチ」と呼ばれるものがあります。これは負荷をかけすぎていて、回復が間に合っていない状態を指します。この状態だと、走ってもすぐに息切れしてしまい、長続きしません。「負荷をかける」→「休んで回復させる」→「強くなる」。これを繰り返して、能力の上昇サイクルが回っていくのです。

同様に、もし「自分が疲れたな」という状態が続く、「よく息切れすると感じる」ならば、「やや自分に負荷をかけすぎなのかもしれない」とも考えられます。

それがどういう理由にせよ、息が切れるでやってきた自分は、認めてあげたいもの。その上で、息が切れてしんどさが高まってきたら、ちょっと休んで、ちょっと歩けばよいのでしょう。

ウルトラマラソンでも、みんな走りながら、コンビニでちょっとおにぎりでも食べたり、なんなら銭湯でお風呂に使って、走りたくなったら走ったりして、なんだかんだで完走する人もたくさんいます。

走ることは大変です。ずっと走り続けることはもっと大変です。
たまには、お腹が痛くなることもあるし、脚が痛くなる。機械ですらメンテナンスが必要であるのと同じように、心を持つ我々人間は、より繊細なメンテナンスが必要なのでしょう。



■息切れしたら、歩けばよい。

脚を止めないことは大事ですが、それは休まないことではありません。

そんなことを自分自身に言い聞かせたくなった今日この頃。自分で勝手に予定を詰めて忙しくしているだけですが(苦笑)、ゆとりを持って生活していきたいな、と思った次第です。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

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<本日の名言>

休息する時間がなければ、継続できない。

オウィディウス(古代ローマの哲学者・詩人)
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【編集後記】
強み論文、100本ノックプロジェクト。
現在、61本目です。
あと39本。

<今月の健康&運動習慣>
・2月のランニング距離:22.5km

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