--------------------------------------------------------------------------
皆さまの1日を5%元気にするビジネス系メルマガ『カレッジサプリ』
---------------------------------------------------------------------------
令和5年10月3日(第3509号)
ウェルビーイングには、やっぱり「運動」が一番である?!
株式会社カレッジ 紀藤康行
---------------------------------------------------------------------------
【メルマガ「カレッジサプリ」
ぜひお友達にも教えてあげてください(ご登録はこちら↓↓)】
https://www.courage-sapuri.jp/
------------------------------------------------------------------------------------
◎本メールマガジン(カレッジサプリ)は、
外資系教育会社を経て、
人材開発・組織開発の会社を経営する著者が、
世界の名著や理論、体験談を元にした
「人生にちょっと役立つ考え方」を通じて、
------------------------------------------------
皆さまの1日を5%元気にする
------------------------------------------------
ことを目的とし、3500日以上にわたって毎日お届けしている、
500社3000名以上が購読するビジネスメルマガです。
熟読するも読み流すも、ご自由な形でご活用下さい。
★紀藤康行プロフィール
https://www.courage-sapuri.jp/profile/
※本メールマガジンは、お名刺交換をさせていただいた方、
またご登録頂いた方にお送りしております。
メルマガの解除については、お手数ですが、
以下URLよりご希望のアドレスをご入力くださいませ。
https://goo.gl/forms/EnIBQnDwPbyjh6D62
--------------------------------------------------------------------------
(本日のお話 2002字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は1件のアポイント。
その他、研修の企画やプログラムの開発でした。
ランニングをするつもりが
やや体調が優れない気がしてできず。
しかし、
「ランニングを定期的にいないから
体調が悪い気がする」
という方が、適切な気がする今日この頃です。
*
さて、本日のお話です。
ここ数週間、ちょっと
体が絶好調とは言い難いな…
と思った時、ふとランニングの距離を
振り返ってみました。
すると、今年の1年の走行距離が
こんな感じでした。
1月 73km
2月 103km
3月 200km
4月 202km
5月 156km(うち100kmマラソン出場を含む)
6月 195km(うち100kmマラソン出場を含む)
7月 326km(うち263kmマラソン出場を含む)
8月 64km
9月 38km
こう見てみると、
7月の263kmマラソンに向けて、
走行距離をぐぐっと高めていますが、
そこが終わってからというもの、
ふしゅるる・・・と、走行距離が下がっています。
(目標がなくなると、一気にやらなくなるという
よろしくない傾向があります)
*
そして、ランニングの量が減ると、
「個人的な自己効力感」
もやや低下しているようにも
感じるのでした。
今日はそんなランニングにまつわる健康ネタを
つらつらと書いてみたいと思います。
それでは早速まいりましょう!
タイトルは
【ウェルビーイングには、やっぱり「運動」が一番である?!】
それでは、どうぞ。
■先日のアポイントの際のお話。
「色々と大変なことはあるけど、
運動してよく寝るのが一番効く」
というような内容で話があがり、
実に共感をしていました。
最近、企業の中で
”従業員のウェルビーイングへの取り組み”
が重要視されているところもありますが、
”よく動いて、
夜はしっかり眠る”
こうしたシンプルなことが
実は一番「幸福度(ウェルビーイング)」に
重要なのではないだろうか、、、
そんな話を思ったのでした。
■ちなみに、
ウェルビーイングに関する論文、
・『Well-Being 研究に関する展望と課題』
アニーシャ(2020)
によると、
ウェルビーイングの規定要因には、
大きく以下の4つがあるとしています。
(ここから)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<ウェルビーイングの規定要因>
(1)金銭的経済的状況
・収入が高くなるに連れて人生の評価は高くなるが、
ある程度収入が得られたら、その後は人生評価が高くならないとしている
(kehaneman&Deaton,2010)
・一方、低収入は、離婚、健康障害、孤独などの不幸に関連する
感情的な痛みを悪化させる
*
(2)文化的差異
・文化差は存在するとしても小さなものである。
文化差が存在するが、同時に共通性もある。
格差、政治的抑圧、税制、民主化、自由などの幸せな社会については
まだ研究が必要である(大石・小宮,2012)
*
(3)生活環境
・結婚生活は人生の満足度に反応を与えるが、
その後はベースラインに戻ってくる傾向がある。
(個人差があるが)
・失業・心身障害などの人生の出来事の場合には、
長期的に主観的ウェルビーイング(SWB)も低くなる結果があった。
*
(4)遺伝的要因および環境的要因
・ウェルビーイングに影響している遺伝的要因は
平均で32~41%である。
・また主観的ウェルビーイングの60~70%は
環境的要因に起因するとしている。
(Diener,2018)
・一方、主観的ウェルビーイングの増減には、
”多くの制御可能な要素”が存在している。
※その一つとして、本論文の著者らは、
「個人の現実的楽観主義(意志・しなやかさ・未来志向=レジリエンス)」がある
と挙げており、エクササイズでコントロール可能とする。
※参考:アニーシャ(2020)『Well-Being 研究に関する展望と課題』.教育学論集 72: 179–93.
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(ここまで)
とのこと。
■要は、
・主観的ウェルビーイングには
いくつもの要素があるが、
変えられないものと変えられるものがある
ということ、そして
「ウェルビーイングの中で
変えられる要素に注目することが重要」
としています。
■ここで、
少し前に見た記事、
『Well-beingの根幹要素「運動」』
小島 玲子(丸井グループ 取締役上席執行役員CWO(Chief Well-being Officer) ウェルビーイング推進部長 専属産業医)
https://project.nikkeibp.co.jp/ESG/atcl/column/00014/110100013/?P=2
の記事を見てみると、
「運動が脳を修復し、また
有酸素運動には、強力な抗不安作用がある」
とし、丸井グループ全体で
管理職全体でレジリエンスプログラムとして
運動をしている様子が紹介されています。
■そして卑近ながら冒頭の
私の個人的な定期的なランニングと
気持ちのリセットの主観的な感覚、
を比較してみると、
・「金銭的経済状況」も簡単には変えられない
・「文化的差異」も簡単には変えられない
・「生活環境」も簡単には変えられない
そして、仕事にも関係する
「ジョブ・クラフティング」すら
仕事に関わるので他者との相互関係があるので
文脈によっては簡単ではないかもしれない、
とすると、
「やっぱりランニングが一番お手頃」
で、ストレスに対する抵抗感を高め、
日々の気持ちよさを高める行動といえるのかもしれない、
とも思ったのでした。
■結論、運動はめっちゃ大事、ということ
(結局ココ。苦笑)
やらなくてもすぐには困らないけど、
”なんだかイマイチ調子が上がらない”
という感じになってくる気がします。
毎日は瞬間の積み重ね。
ただ、それを快適な瞬間にできるよう
自分自身もメンテナンスし続けていきたいな、
そんな事を思った次第です。
数年久しぶりに、
フルマラソンのレース申し込もうかな、
と思いました。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
=========================
<本日の名言>
運動と節制は、老境になっても、
何らかの若い力を維持し得る
マルクス・トゥッリウス・キケロ
==========================
【編集後記】
昨晩、子供(2歳)の絵本の遊び相手しながら
聞くだけだけのセミナーに参加をしていたら、
気づかずマイクがオンになっていたようでした。
「はしごしゃ~」「しょうぼうしゃ~」
と私(紀藤)が発言していたのが全部流れていたようで
めちゃくちゃ恥ずかしかったです(ご迷惑をおかけしました)。
なれないスマホでのZOOM参加は、
気をつけようと思いました。
10月のランニング距離:0km
開脚ストレッチ:連続0回
【メルマガのご感想について】
メルマガのご感想は、このメールに直接ご返信いただければ紀藤にのみ届きます。
皆さまのメッセージが励みになります!ぜひお気軽にメッセージくださいませ。
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
メルマガ「カレッジサプリ」公式サイト
https://www.courage-sapuri.jp/
★バックナンバーはこちらから読めます★
https://www.courage-sapuri.jp/backnumber/
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
【メルマガ登録・解除について】
※メールアドレスの変更について
⇒「現在のメールアドレスの配信停止」→「新アドレスでの登録」にて
ご対応お願い申し上げます。
※メルマガのご登録はこちらから
⇒
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=HSfoIRnMfw
※メルマガの配信停止はこちらから
⇒
https://1lejend.com/stepmail/delf.php?no=HSfoIRnMfw