配信日時 2023/06/07 00:44

モルック日本代表から学ぶ「意思決定基準」のお話【カレッジサプリ】

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令和5年6月6日(第3390号)


モルック日本代表から学ぶ「意思決定基準」のお話


株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 1813字/読了時間2分)

■こんにちは。紀藤です。

昨日は3件のアポイント。

また夜は前職の上司の方と
人材開発関連の社長さんたちとの食事会でした。



さて、本日のお話です。

先日の食事会で初めてお会いした、
とある人材開発会社の代表を勤めている方が

「モルック(molkky)」

というスポーツの日本代表とのことで
そのお話が興味深いものでした。

今日はそのお話について
皆様にご共有させていただければと思います。

それではまいりましょう!

タイトルは



【モルック日本代表から学ぶ「意思決定基準」のお話】



それでは、どうぞ。



■『モルック(mollky)』

というスポーツがあります。

私も初めて聞いたのですが、
こんなスポーツだそうです。

(以下、ChatGPTによるまとめ)

***

”モルック(Mölkky)は、フィンランド生まれの屋外投げゲームです。
 このゲームは、2~26人のプレイヤーが競い合います。
 
 木製のピン(番号1から12まで)を立て、
 モルックと呼ばれる投げ棒を使ってピンを倒します。
 
 倒されたピンの数だけではなく、
 倒されたピンの番号によってもポイントが決まります。
 
 最初に50ポイントちょうどを達成したプレイヤーが勝者となります。
 ただし、3回連続でピンを全く倒せなかった場合は失格となります。
 
 モルックは簡単に学べ、あらゆる年齢層で楽しむことができます。”
 
***

とのこと。



■日本での競技人口は300チームほど。

世界大会も開かれているそうです。

体格差や年齢を問わず
参加することができるので、

その方(Sさん)は、
家族ぐるみで、子供と奥さんと
一緒に参加をしている、

と言っていました。


そして、Sさんご家族は
皆が日本代表の上位ランカー(?)
だそうで、かなりの実力者のようす。



■こうした競技は、
様々なことに通ずるもの。


特に人材開発に関わっている人だと
何かと「教訓」につなげてしまいます。
(というような偏見かもですが)


そんな文脈も連想させつつ
こんなお話を聞かせてくれました。


Sさん
「モルックにも、色んな戦略があるんですよね。

 3回相手がミスしたら、
 自分たちの勝ちになるので、
 それを待つというチームもあります。
 
 いわゆる、「ミス待ち」です。」
 
 
「何が正しいかはわからないのですが、
 私たちのチームは判断に迷ったときは、
 
 ”ミス待ちはしない”
 
 ことを意思決定基準にしています。
 
 たとえば50:50くらいで
 どちらを選ぼうかという微妙なときは
 
 ”ミス待ちをするくらいなら
  攻めて負けることを選ぶ”
  
 ことで合意しています」


だそう。



■その意思決定基準を
貫き始めたばかりのときは

「無謀だ」
「セオリーではない」

というような批判もあったそうです。

しかし、その方法をチームで合意をして
一貫してやっていくうちに勝てるようになった、

そしてそれはブレずにやっていることも
ひとつの要因としてあるのかも、、、

そんなお話を教えてくれたのでした。

そして、そのスタンスは
息子さんの教育にも影響しているそうです。

(ミス待ちするくらいなら攻めろ!
 というスタンス)
 
 

■このお話を聞きながら、

この攻めていく姿勢こそが
中長期的に成長を促してくれるものだよなあ、、、
と納得すると共に、


「チームのカルチャーとは
 こういうことなのだよな」


とも感じておりました。

チームのカルチャーとは
目に見えないものがありますが、
このモルック日本代表の話で言えば

『ミス待ちはしない』


という言葉がシンボルのように機能して
チームメンバーの中で
共有されていたことがわかります。


そうすると、

メンバーが判断するときも、
一つの指針ができるし、

もしそれで失敗をしても、
必要以上に落ち込まなくても良い、

という効果も期待できるのでしょう。



■もちろん、

モルックというスポーツの、
ある場面を切り取った話ではありますが、

こうした、

「このときはこうする」
(ミス待ちか攻めるか迷った時は、攻める)

を”言葉として決めておく”ことで
(↑ここがポイント)

不要に悩む・迷うことは
少なくなるのかもしれない、、、

そんなことを思いました。



■仕事でも日常の場面でも

迷いに迷って、結局どちらがいいか
選ぶに選べず、時間が経つことがあります。


ただそのときは、
個人にせよチームにせよ、

まさに「攻める」を大事にすると決めた
日本代表のモルックチームのように


『自分(たち)が大切にしたい
 価値基準はなにか?』
  
 
これを軸として言語化しておくことが
迷いない行動をする上で
必要な一要素であるのだろうな、、、

そんなことを思った次第。



■ランニングも、モルックも、

プライベートの活動から
学べる教訓は色々あるなあ、

などと思った夜でした。
 
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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<本日の名言>

事を成し遂げる秘訣は、一時に、ただ一時をなすにあり。

エイブラハム・リンカーン

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【編集後記】
飛騨高山ウルトラマラソンまであと4日。
(6月の走行距離10キロ)

仕事や会食などで遅くなってしまいました。。。
今週は忙しく、ランニングの時間がほとんどとれなさそう。
体重を少しでも落として、
体幹トレをして代替トレーニングとしたいと思います。



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