配信日時 2023/05/20 10:41

100キロマラソンに毎年出場する理由を考えた【カレッジサプリ】

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令和5年5月20日(第3373号)


100キロマラソンに毎年出場する理由を考えた


株式会社カレッジ 紀藤康行
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(本日のお話 1859字/読了時間3分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日金曜日は
外部人事顧問として携わらせて頂いている会社にて
終日、コーチングの実施でした。



さて、本日のお話です。

早いもので気づけば、
明日日曜日が「野辺山ウルトラマラソン」となりました。

今日はマラソンを迎えるにあたって
思うところを、言葉にしてみたいと思います。

(個人的なポエムみたいなものですが
 よろしければご笑覧くださいませ)


タイトルは



【100キロマラソンに毎年出場する理由を考えた】



それでは、どうぞ。



■ウルトラマラソンとは、
42.195kmを超えるマラソンのことです。


特に、100キロに至るものを

通称「ウルトラマラソン」

と呼ぶことが多く、その他には、

・177kmマラソン(制限時間:34時間)
(→3年前に出て、幻覚が見えました)

・263kmマラソン(制限時間:51時間)
(→今年7月出場予定)

・500kmマラソン(制限時間:6日間)
(→謎)

極めつけには、

・1500kmマラソン(制限時間(?)60日間)
(→誰が走るのか???)

なんてものもあります。


下にいくほど、もはや異次元です。。。



■さて、そんなウルトラシリーズの中で

一般的な人が挑戦するのは
100キロくらいまでです。
(それでも珍しいですが)

今回出場する

「野辺山ウルトラマラソン(100km)」
https://www.r-wellness.com/nobeyama/

はその中でも、

ロード(舗装された道)が多い割に、
アップダウンが激しく、

”野辺山を制するものはウルトラを制す”

と言われるようなメジャーな大会です。

参加者は約1700名程度。


しかし、走り終わった後の感動は
言葉にできないものがあります。

スタートは朝5時、
ゴールは19時ですが、
制限時間の最後の5分は、まさにドラマです。



■そんな大会ですが、

私の話をさせていただくと
今回で「5回目」の挑戦になります。


なぜしつく毎年出場するかというと、


”野辺山ウルトラマラソンを10回完走した人に
 『デカフォレスト』という称号が与えられる”


ことを狙っているからです。


というのも、デカフォレストの人は
ゼッケンの色が変わります。

そして、参加者からは崇められます(笑)

興味深いことにデカフォレストには
50代、60代の方、70代の方も
多く存在しています。

これがまた、カッコよいのです。



■10回走リ続けるというのは、
たいへんなことです。

継続的に何かをしようとすると、波があるもの。


そのレースの日が

調子が良いときもあれば、
調子が悪いときもある。

またその周辺で
忙しくて練習できないときもあれば
家庭や仕事が優先されることもある。

また10年の年齢の中で、
自分の身体の衰えを感じることもある、



そうした中で、

”10回完走する『デカフォレスト』”

とは、

10年以上の時の移ろいの中で

一貫して、自らを
一定以上鍛え続けるとコミットすること、

年齢による身体の衰えや
その葛藤や葛藤も受け入れること

1つの目標を長期的に
追い求め続けること

などを体現している、
人のカッコよさ、美しさの象徴のような気がする、

、、、と私は個人的に感じております。



■私も振り返ると、
これまでの大会は完走できてきました。

ただし、

2017年5月21日 タイム:12時間26分 
2018年5月20日 タイム;12時間7分
2019年5月19日 タイム:11時間31分 

(※2020-2021はコロナ禍で中止)

とレベルアップできていたのですが、

2022年5月22日 タイム:13時間32分

と昨年は、急激に記録が落ちてしまいました。


それは練習不足でしかありませんが、
それに影響する要因として、

・子供が生まれた

・大学院で学びを始めた

・その他仕事が忙しかった

などもありました。

また

・身体の回復が遅くなった
(加齢によると思われる)

などの影響も少なからずありました。



■そして今回、

練習の中で
腰を痛めてしまっていること、

身体の回復が遅くなっていること

今年は最高気温25℃と、
過去完走率50%と低かった時以上の
厳しい気候が予測されること

あど不安もいくつもあります。

そして、完走ができるだろうか、、、
という気持ちも当然あります。


しかし、一つのことに
一貫して、出続けることは
基本的に自信のない自分が、

「これは続けている」

と少しだけ誇ることができる、
そんな自分に近づく気がしています。

ゆえに、他の人からみれば
大したことがないとしても、

自分の中ではそうした一貫性を
保ち続けていきたい、

そのために毎年出場しているのかもしれない、、、

そんなことを思っています。



■あんなに辛かったはずなのに

人は不思議なもので
痛みの記憶はほとんど忘れています。

そして、ゴールした瞬間の
あの達成感(開放感)だけが記憶に残っています。


明日は、
大学院で共に学んだ仲間も一緒に走るので、
思い出ができることも嬉しい限り。


後悔なきよう、
そしてデカフォレストに近づけるよう、
完走を目指したいと思います。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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<本日の名言>
真の勇気というものは、
極端な臆病と向こう見ずの中間にいる。

セルバンテス
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【編集後記】
5月の走行距離50キロ。
(あとウルトラマラソンまで1日)
ぶり返してしまったので
もう一度、新富町のゴッドハンドの治療院にいきました。
なんとか、明日は腰が持つと良いのですが、、。


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